今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年4月20日(月)




おはようございます。

当社はJR東京駅の近くにあることから、私は通勤に東京駅地下ホームを

利用しています。

長いエスカレーターは二列で上り下りでき

左側がエスカレーターを歩かない人が並んでおり、右側が追い抜き用なのはご存じの

通りです。(関西では異なるようですが)

今朝気がついたことですが、エスカレーターのゴムの手すりがブルーで

光っている樹脂の覆われ輝いていました。

そこに目立つよう白い大きな文字で「「手すりにおつかまりください」と

印刷されていました。

エスカレーターと一緒に動いていますから電光掲示板のようです。

その文章と文章との間に黄色で「抗菌」と印刷されていました。

なるほど「安心してつかまって下さい。」というメッセージだと思いますが、

いいアイデアですね。

これでケガをする人が一人でも減れば、「座布団一枚」もんですね。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 週末ということもあり、為替はポジション調整の域を出ず終始小動き。
  • その中でユーロは来日中のトリシェECB総裁のユーロ相場に関する発言や、ユーロ圏の 一段の金融緩和の思惑などで対ドル、円で売りが優勢となりユーロ円は2週間ぶりにの 128円84銭までユーロ安が進んだ。
  • ドル円は一時98円後半までドルが売られたものの、NYダウがマイナスからプラスに転じたこともあり 99円台前半で取引終了。
  • 注目のシティーグループの第一四半期決算は6四半期ぶりに黒字を確保。しかし株式市場では シティーの株は前日比約9%安と大幅に反落。
  • 4月ミシガン大学消費者信頼感指数 →61.9(予想を上回る)
  • 金は続落し870ドルを割り込む。

ドル/円98.71 〜 99.44
ユーロ/円128.84〜 129.78
NYダウ +5.90 → 8,131.33ドル
GOLD −11.90 →  867.90ドル
WTI +0.35 →  50.33ドル
米10年国債+0.07 → 2.832%


本日の注目点

                       
  • 米09年1−3月期決算 →バンクオブアメリカ、IBM                   

ドル円については明確な方向感が見つけにくいなか、ユーロの下落基調が見えてきそうな

展開です。

来日中のトリシェ総裁は日経新聞とのインタビューで「異例の措置を来月の理事会で説明する。」と

明言しています。

今月初旬のECB理事会では、市場は「0.5%の利下げ確実」と読んでいましたが、小幅な

0.25%の利下げにとどめ次回への余地を残した格好でした。

5月の理事会では「残りの0.25%の利下げ」と「非伝統的な金融政策」である量的緩和に

踏み切る可能性が高まったと言えます。

実際にはどの国のどの債権を買い取ることになるのか現段階では不透明ですが、

実施となれば、3月にFRBが行った時と同様、長期金利が急低下することは必至でしょう。

今回のトリシェ総裁の発言はやや唐突の感もありますが、実は先週もECBの他の理事が

同様な発言をしております。

15日(水)にドイツ連銀のウェーバー総裁が非伝統的な金融政策について触れています。

本ページ下の「Whats going on ]をご参照ください。

つまり、ECB内部では既に議論が尽くされていると、みて取れないことはありません。



これまで1.30−1.35のレンジでの動きが長く方向感がつかめませんでしたが、

1.30台前半をテストしたことで、テクニカル的にはローソク足が100日移動平均線を上から

割り込んできました。

現在「一目の雲の中」を下方向に進んでいるように見えますが1.30を割り込むかどうかに

注目しています。

またユーロ円も128円台を示現したことで2月以来の21日移動平均線を下抜けしています。

5月7日のECB理事会に向けてユーロ売りのポジションを構築したいものです。



今週は住宅関連指標が多く発表されます

先週の住宅着工件数がその前の月のプラスからマイナスに転じたこともあり、

一旦底入れしたかに見えた住宅市況が再び下落基調に戻るのか注目されます。

24日週末にはG7も予定されています。

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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
4/2 トリシェECB総裁 「今回の金利が最低ではない。利下げは可能だ。」政策金利を引き下げた後での記者会見で。 ユーロドル1.33台→1.34台後半へ。
4/5 ガイトナー財務長官 GMの再建問題について「相当なリストラが必要。」CBSテレビのインタビューで。  -----
4/5 GMヘンダーソンCEO 「必要であれば破産法を活用した再建策をとる。」と改めて強調。CNNテレビのインタビューで。  -----
4/6 投資家ジョージソロス 「米経済は年内に回復しない。」「ドルの基軸通貨としての役割が将来、IMFの特別引き出し権(SDR)にとって代わられる可能性がある。」ロイターフィナンシャルテレビに答えて。  -----
4/8 FOMC議事録(3月17日ー18日分) 「参加者は、暗い景気見通しはさらに下振れリスクが支配的との認識を表明。雇用減や生産減に伴い、消費が圧迫されていることから,負の循環がもたされる可能性がある。」と記述。 ドル円100円台前半→99円台前半まで下落。
4/8 グリーンスパン前FRB議長 「住宅価格が下げ止まるまで景気後退は続く。」「経済統計の速報値はマイナス幅が縮小している。」シカゴでの講演で。  -----
4/9 ホーニング カンザスシティー連銀総裁 「ストレステスト対象の19行は当局によるストレステストの審査で、更なる政府の介入が必要と判断される銀行はほとんどないだろうと考えている。」オクラハマ州での講演で。  株式市場での金融株急騰に大きく影響。
4/10 オバマ大統領 「米経済はなお厳しい緊張下にある。」としつつ「米経済にはかすかな希望の光も見え始めている。」財務長官、FRB議長との金融安定策協議後の会見で。  -----
4/14 バーナンキFRB議長 住宅や消費の回復を挙げ「景気の急激な悪化が減速している可能性を示す兆候がみられる。」「私は米米経済については基本的に楽観的だ。」ジヨージア州での講演で。  -----
4/14 サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 ここ数週間の米経済指標について「リセッションの深刻さが緩和されつつある可能性を示唆している。」ブルームバーグのインタビューに答えて。  -----
4/15 ウェーバー独連銀総裁 「ECBは5月初旬の定例理事会で非伝統的な金融政策を決定するだろう。」「政策金利の1%未満への引き下げには批判的だ。」ハンブルグでの講演で。 ユーロドル1.32台半ば→1.31台半ばへ
4/17 スイス国立銀行総裁 「デフレ懸念がある限り、為替介入を含む非伝統的な金融緩和手法を続ける。」一部メディアが伝える。 ドルスイス1.14台→1.16台へ。
4/20 トリシェECB総裁 「異例の措置を次回5月7日の定例理事会で説明する。」「(金利の下げ幅については)非常に限定的だ。」日経新聞とのインタビューで。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和