2009年4月23日(木)
おはようございます。
昨日の新聞に小さな記事で「外務省3年間でワインを1800本輸入」とありました。
私は個人的にワインが好きで以前から「外務省とワイン」の関係に
興味を持っていました。
外務省の佐藤優氏(現在、外務省起訴求職事務官の肩書)が5〜6年程目前に
月刊現代誌にそのことを詳しく寄稿していました。
それによりますと、東京港区飯倉にある外務省「飯倉公館」地下には
1万本くらいのワインが貯蔵されており、ボルドーの5大シャトーはもちろん、
中にはあの「ロマネコンティ」も何本かあるとか。
しかも、国として輸入していることから、関税かかからなく、
激安とのこと。
飯倉公館はもちろん国賓級の外国からの訪問客をもてなす場所ですが、
外務省の幹部ももちろん頻繁に出席しています。
「今日は俺が出席するから、シャトーペトリュウスを出せ」なんて
ことは間違ってもないと思いますが・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 朝方米株式市場の軟化を受けてドル円は97円台での取引。日本の3月貿易収支が2は月連続で 黒字だったこともあり、円は97円57銭までドル安が進む。
- その後、株式市場の上昇のにつれ98円前半までドルが買い進まれたものの勢いはなく、98せんを挟む レベルで取引終了。
- モルガンスタンレーが1−3月期の決算は1億8千万ドルの赤字だったと発表。米大手6金融グループで 唯一の赤字決算だったことで金融機関の収益環境は依然厳しいことが確認された格好。
- 2月の米連邦住宅金融庁(FHFA)住宅価格紙数→前月比+0.7%
- 米政府は5月4日に予定されていたストレステストの結果を24日から開示すると発表。
- IMFは2009年の世界経済の見通しを1月時点の+0.5%からー1.3%に下方修正。
| ドル/円 | 97.57 〜 98.33 |
| ユーロ/円 | 126.21〜 128.12 |
| NYダウ | ー82.99 → 7,886.57ドル |
| GOLD | +9.80 → 892.50 |
| WTI | +2.34 → 48.85ドル |
| 米10年国債 | +0.04 → 2.938% |
本日の注目点
- 欧 ユーロ圏2月経常収支
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 3月中古住宅販売件数
IMFが今年度の世界の成長率の見通しを下方修正しました。
金融市場の安定化に当初見込み以上の時間がかかるなか、世界的なリセッションはより深刻化し、
回復ペースもより遅くなるとの見通しを示しました。
その中で、日本の成長率はマイナス6.2%と先進国の中で最もマイナス幅が大きいと
見られています。
日本のプラス成長への道のりが極めて遠いことが世界的に認識された格好です。
円は昨日のNYで97円半ばを記録したことで、200日移動平均線を下抜けした模様です。
これで次の焦点は1月21日の87円10からのトレンドラインを下抜けできるかどうか
にかかっています。
ドル円単体でみると、このところ値幅も小さくなってきており、上値は重たいものの
一気に95円を目指す勢いも感じ取れません。
上述のように、日本のファンダメンタルズからすると大きく円を買っていく理由も
見つけにくいと思いますが、昨日発表された3月の日本の貿易収支が2か月連続で
黒字だったことも、NYでの円買いに繋がった部分もあり市場は材料探しに
苦労しているというところでしょうか。
テクニカルで比較的読みやすいのはユーロ円かと思います。
日足でみると、100日移動平均線を大きく下抜けし、一目の「遅行スパン」もローソクに
かかってきました。
また、「MACD]もゼロの軸に交わってきており、再び126円台に下落すると
「売りシグナル」が点灯しそうで。
今日明日の動きを注目したいと思います。
米大手行に対するストレステストの結果が明日から開示されると伝えられました。
多くの銀行は公的資金の追加注入は不要と思われますが、
昨日四半期決算を発表したモルガンスタンレーのように、依然として収益回復が遅れて
いる金融機関もあり、予断を許しません。
今回の決算で大幅な黒字幅を確保した金融機関も時価会計制度の緩和で、いわゆる
「お化粧」による収益のかさ上げが指摘されており、今後同様な収益を確保できるのか
どうかはかなり不透明です。
住宅ローン以外の貸付が大量に焦げ付いているとの報道もあり、次回の4−6月期
決算で本当の「実力」が試されるといえます。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF) 2009年1月分(PDF) 2009年2月分(PDF) 2009年3月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4/2 | トリシェECB総裁 | 「今回の金利が最低ではない。利下げは可能だ。」政策金利を引き下げた後での記者会見で。 | ユーロドル1.33台→1.34台後半へ。
| 4/5 |
ガイトナー財務長官 |
GMの再建問題について「相当なリストラが必要。」CBSテレビのインタビューで。 |
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| 4/5 |
GMヘンダーソンCEO |
「必要であれば破産法を活用した再建策をとる。」と改めて強調。CNNテレビのインタビューで。 |
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| 4/6 |
投資家ジョージソロス |
「米経済は年内に回復しない。」「ドルの基軸通貨としての役割が将来、IMFの特別引き出し権(SDR)にとって代わられる可能性がある。」ロイターフィナンシャルテレビに答えて。 |
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| 4/8 |
FOMC議事録(3月17日ー18日分) |
「参加者は、暗い景気見通しはさらに下振れリスクが支配的との認識を表明。雇用減や生産減に伴い、消費が圧迫されていることから,負の循環がもたされる可能性がある。」と記述。 |
ドル円100円台前半→99円台前半まで下落。
| 4/8 |
グリーンスパン前FRB議長 |
「住宅価格が下げ止まるまで景気後退は続く。」「経済統計の速報値はマイナス幅が縮小している。」シカゴでの講演で。 |
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| 4/9 |
ホーニング カンザスシティー連銀総裁 |
「ストレステスト対象の19行は当局によるストレステストの審査で、更なる政府の介入が必要と判断される銀行はほとんどないだろうと考えている。」オクラハマ州での講演で。 |
株式市場での金融株急騰に大きく影響。
| 4/10 |
オバマ大統領 |
「米経済はなお厳しい緊張下にある。」としつつ「米経済にはかすかな希望の光も見え始めている。」財務長官、FRB議長との金融安定策協議後の会見で。 |
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| 4/14 |
バーナンキFRB議長 |
住宅や消費の回復を挙げ「景気の急激な悪化が減速している可能性を示す兆候がみられる。」「私は米米経済については基本的に楽観的だ。」ジヨージア州での講演で。 |
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| 4/14 |
サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 |
ここ数週間の米経済指標について「リセッションの深刻さが緩和されつつある可能性を示唆している。」ブルームバーグのインタビューに答えて。 |
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| 4/15 |
ウェーバー独連銀総裁 |
「ECBは5月初旬の定例理事会で非伝統的な金融政策を決定するだろう。」「政策金利の1%未満への引き下げには批判的だ。」ハンブルグでの講演で。 |
ユーロドル1.32台半ば→1.31台半ばへ
| 4/17 |
スイス国立銀行総裁 |
「デフレ懸念がある限り、為替介入を含む非伝統的な金融緩和手法を続ける。」
一部メディアが伝える。 |
ドルスイス1.14台→1.16台へ。
| 4/19 |
サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 |
「真っ暗だった経済指標は混在するようになってきた。」「(米経済は)持続的な回復につながる潜在力はある。」NBCテレビの番組で。 |
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| 4/20 |
トリシェECB総裁 |
「異例の措置を次回5月7日の定例理事会で説明する。」「(金利の下げ幅については)非常に限定的だ。」日経新聞とのインタビューで。 |
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| 4/21 |
ガイトナー財務長官 |
「大多数の銀行は規制機関が求める十分な資金レベルを超える資金を保有している。」「クレジット市場に解凍の兆しがあり、信頼回復を示す指標がある。」ジヨージア州での講演で。 |
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