今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年4月28日(火)




おはようございます。

普通の会社員は昨日、今日は当然仕事です。

しかし、先週の土曜日のニュースでは「大型連休が今日から始まり各地に向かう・・・」

と、まだ始まっていないGWの道路や鉄道の込み具合を伝えていました。

今年は「高速代1000円」効果もあり高速道路は大渋滞しそうです。

ETCで料金所を入ったものの、出口では「ETC専用」の出口だけは長い行列

なんてことも考えられます。

そこで週刊新潮に裏ワザが掲載されていました。

それによると、ETCで料金所を通過さえしていれば、出口では

「一般」の窓口でETCを提示すれば、ETC料金が適用されるとか。

本当かどうか試してみたいと思いますが、ちょっと勇気がいるかも

しれません。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はアジア欧州の流れを受け、前日と同じレベルで推移い、終日小動き。
  • NYダウが下げ基調だったことで、一時96円50を割り込み43銭まで 円高が進んだものの勢いはなく、96円70近辺で引け。
  • 円以外の通貨に対してはドルが堅調で。対ユーロでは1.30前半まで ドル高ユーロ安に。1.3039の55日移移動平均線を割り込んだことで 弾みがついたとの指摘も。一時1.2998を示現。
  • GMは追加リストラ策の詳細を発表し、株式市場ではこれが好感され GM株は約20%の値上がり。
  • 豚インフルエンザの影響でメキシコペソは急落、6か月ぶりの安値に。

ドル/円96.43 〜 96.89
ユーロ/円125,65〜 127.17
NYダウ −51.29 → 8,025.00ドル
GOLD −5.90 →  908.20
WTI −1.41 →  50.14ドル
米10年国債−0.076 → 2.914%


本日の注目点

                       
  • 日   3月大型小売店販売額     
  • 日   3月小売業販売額     
  • 欧   独4月消費者物価指数 
  • 欧   1−3月期決算発表 →独ダイムラー     
  • 米   4月S&Pケースシラー住宅価格指数
  • 米   4月消費者信頼感指数
  • 米   4月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米   FOMC(29日まで)                               

ドル円はじりじりと値を下げています。

この展開はここ数日続いていますが、過熱感もなくドルブル派にとって厄介かもしれません。

最近のパターンは、朝方日経平均株価が上昇するにつれてドルが買われ、上昇幅が縮小するにつれ

売られるというパターンです。

昨日も朝方日経平均が120円ほど上昇したことでドル円は97円12銭まで買われました。

しかし、小高かった日経平均が上げ幅を縮小し、マイナスに転じるにつれドルは下落、96円台

での取引となり、この点では依然として株式市場との関連性は強いと言えます。

ただこれまでの円高局面と異なるのは、海外市場で更なる円買いが入らないことです。

昨日も東京市場で96円50をテストしたものの、欧州では小動き、NYで50を割り込みましたが

すぐに跳ね返され96円70近辺で引けています。

先週末からテクニカルでは重要なサポート水準を割り込み、ドル売りが加速しそうな雰囲気は

ありましたが、市場がそう反応しないというのはやはり「円」に対していまいち信頼性に欠ける

ということでしょうか。

しかし、そうは言っても市場のセンチメントはドル売り円買いに傾いているのが現状です。



昨日のNY市場では重要な経済指標の発表もなく、話題は「自動車」と「豚」でした。

豚インフルエンザでNYダウが下げるなど経済にも影響が出始め、ブルームバーグNY市長は

「感染を防ぐため全力を尽くす。」と異例のコメントを発表しました。

自動車問題ではGMが追加リストラ策の詳細を発表しています。

それによると、

?債務の9割程度を株式と交換する。

?代表的なブランド「ポンティアック」の廃止。

?ディーラーの数を2010年までに42%削減。

?6工場を閉鎖。

などで、とりわけ債務の9割の株式交換が受け入れられられなければ破たんの可能性が

高まるとヘンダーソンCEOは厳しい口調で述べていました。

今後銀行などの大口債権者がどのような対応をするのか注目されますが、銀行にとっても

株式との交換は将来のリスクを意味し、厳しい決断を迫られます。

またもう一方のクライスラーは全米自動車労組(UAW)と労務コストの削減で合意した
ものの依然予断を許さず、伊フィアットとの提携は米財務省をも巻き込んで最終段階に来ているようです。



さて、今夜はNYでケースシラーの住宅価格など重要指標が多く発表されます。

ユーロドルが1.30割れ目前でややドル高傾向ですが、ユーロ円のストップロスを巻き込んで、

円高ユーロ安が市場に持ち込まれているようです。

ユーロ円も足元、売りシグナルが出ていますが、125円キープかどうかが今後の相場観のポイント

になりそうです。

<出典 Bloomberg>

<出典 Bloomberg>


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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
4/2 トリシェECB総裁 「今回の金利が最低ではない。利下げは可能だ。」政策金利を引き下げた後での記者会見で。 ユーロドル1.33台→1.34台後半へ。
4/5 ガイトナー財務長官 GMの再建問題について「相当なリストラが必要。」CBSテレビのインタビューで。  -----
4/5 GMヘンダーソンCEO 「必要であれば破産法を活用した再建策をとる。」と改めて強調。CNNテレビのインタビューで。  -----
4/6 投資家ジョージソロス 「米経済は年内に回復しない。」「ドルの基軸通貨としての役割が将来、IMFの特別引き出し権(SDR)にとって代わられる可能性がある。」ロイターフィナンシャルテレビに答えて。  -----
4/8 FOMC議事録(3月17日ー18日分) 「参加者は、暗い景気見通しはさらに下振れリスクが支配的との認識を表明。雇用減や生産減に伴い、消費が圧迫されていることから,負の循環がもたされる可能性がある。」と記述。 ドル円100円台前半→99円台前半まで下落。
4/8 グリーンスパン前FRB議長 「住宅価格が下げ止まるまで景気後退は続く。」「経済統計の速報値はマイナス幅が縮小している。」シカゴでの講演で。  -----
4/9 ホーニング カンザスシティー連銀総裁 「ストレステスト対象の19行は当局によるストレステストの審査で、更なる政府の介入が必要と判断される銀行はほとんどないだろうと考えている。」オクラハマ州での講演で。  株式市場での金融株急騰に大きく影響。
4/10 オバマ大統領 「米経済はなお厳しい緊張下にある。」としつつ「米経済にはかすかな希望の光も見え始めている。」財務長官、FRB議長との金融安定策協議後の会見で。  -----
4/14 バーナンキFRB議長 住宅や消費の回復を挙げ「景気の急激な悪化が減速している可能性を示す兆候がみられる。」「私は米米経済については基本的に楽観的だ。」ジヨージア州での講演で。  -----
4/14 サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 ここ数週間の米経済指標について「リセッションの深刻さが緩和されつつある可能性を示唆している。」ブルームバーグのインタビューに答えて。  -----
4/15 ウェーバー独連銀総裁 「ECBは5月初旬の定例理事会で非伝統的な金融政策を決定するだろう。」「政策金利の1%未満への引き下げには批判的だ。」ハンブルグでの講演で。 ユーロドル1.32台半ば→1.31台半ばへ
4/20 トリシェECB総裁 「異例の措置を次回5月7日の定例理事会で説明する。」「(金利の下げ幅については)非常に限定的だ。」日経新聞とのインタビューで。 -----
4/19 サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 「真っ暗だった経済指標は混在するようになってきた。」「(米経済は)持続的な回復につながる潜在力はある。」NBCテレビの番組で。  -----
4/21 ガイトナー財務長官 「大多数の銀行は規制機関が求める十分な資金レベルを超える資金を保有している。」「クレジット市場に解凍の兆しがあり、信頼回復を示す指標がある。」ジヨージア州での講演で。  -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和