2009年5月1日(金)
おはようございます。
今日から5月です。
麻生首相の支持率がこのところ上がっているそうです。
かつて20%を割り込み「スペインの失業率とどっちが高い?」なんて陰口を叩かれて
いましたが、現在は30%を超えているとか・・・・・。
最近1ヶ月は海外でのトップ会談も多く、そのたびに英語を頻繁に<駆使し
「日本語は ダメだけど、英語は任せておけ」とばかり、にこにこして
話す姿がTVに映し出されます。
確かに日本の歴代首相のなかでも英語で堂々と渡り合える首相はそう
いなかったのも事実です。
その中でも、故宮澤首相は語学堪能で英語と仏語はともに
冗談が言えるほどうまかったそうです。
しかし、宮澤さんがそれらの言葉を使っている姿はあまり、記憶にありません。
そう言えば昔からよく言いますよね、「能ある鷹は何とかを隠す」と・・・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- クライスラーが連邦破産法11条の適用申請をし、再建を目指すとオバマ大統領が発表。
- ドル円は悪材料の割にはドル堅調で、一時99円ちょうどまでドル高に。
- NY株式市場も同様に、エクソンモービルの第一四半期決算が予想以上に悪かったにも かかわらず堅調で、大引けはマ17ドル安。
- 4月シカゴ購買部協会景気指数 →40.1(市場予想を大幅に上回る)
- 週間失業保険申請件数 →63.1万件(市場予想より減少)
- 3月個人消費 →マイナス0.2%
- FRBは今月4日に発表予定であったストレステストとの結果発表を延期すると 発表。発表日については1日にも判明する予定。
| ドル/円 | 98.04 〜 99.00 |
| ユーロ/円 | 129.74〜 131.26 |
| NYダウ | −17.61 → 8,168.12ドル |
| GOLD | −9.30 → 891.20 |
| WTI | +0.15 → 51.12ドル |
| 米10年国債 | +0.011 → 3.119% |
本日の注目点
- 日 3月失業率
- 米 4月ミシガン大学消費者信頼感指数
- 米 4月ISM製造業景況指数
米ビッグスリーの一角「クイライスラー」が日本の民事再生法にあたる連邦破破産法11条
の適用申請を行い破綻しました。
オバマ大統領は30日昼過ぎに会見をおこない、「これは破たんではなく、クラースラー再生の
ためのステップだ。」と国民に動揺することのないよう呼びかけました。
これだけ大きな材料でしたが、為替市場も米株式市場もきわめて冷静な動きで、むしろ「当然」との
受けとめ方が支配的でした。
ドル円はすでに「破たん」の一報が伝えられた昨日午後でもドル高円安が続き、NYでは一時
99円までドルが買い戻されています。
「破たん」か「再建」か不透明な状況が続くより、はっきりさせた上で再生できる方が将来的には
プラスであるという判断のようです。
さてドル円は円全面安の中、緩やかなドル高が続き、休日前に95円台半ばを試した状況から
一変しています。
悪材料出尽くしと、米景気回復へのかすかな明かりが見えてきたことが最大の理由になるでしょうか、
ドルは堅調に推移してきています。
また、日米とも株式市場がしっかりとしており、今年1−2月にように、株式市場が崩れドルが売られる
というパターンが観られなくなっこともドル堅調の理由として挙がられます。
昨日のNY株式市場もエクソンモービルの1−3月期の純利益が58%の減益だったことで、資源エネルギー
セクターは大きく売られましたが、悪材料のわりには前日比17ドル安としっかりでした。
四半期決算を大方終えた米企業は「S&P500採用銘柄」の69%は業績がプラスだったという
データも報告されています。
テクニカルを観てみますと、先週末に97円50銭を割り込み、トレンドラインを下抜けしましたが、
99円を記録したことで、今度はそのラインを上抜けしています。
98円60銭あたりには、これも重要な200日移動平均線が来ており、現在この抵抗線と交わって
抜けるのか、抜け切れずに跳ね返されるのか戦いを演じているところで、重要な位置にいます。
今回の金融危機でいち早く対応策を実施し、大量の公的資金を投入し、金融システム維持に
努め、同時に景気刺激策を迅速に進めて来た米国にようやく景気回復への道のりが開けてきたようです。
先日のFOMCでは経済縮小のペースが弱まったとの認識を示し、昨日発表のシカゴPMIでは
市場予想を5ポイントも上回る大幅高でした。
大手証券会社リーマンブラザーズが破たんし、ビッグスリーの一角クライスラーもその姿を
消すことになった金融危機。
まさに100年に一度の危機といえますが、多くの犠牲を払って、今ようやく峠を越えた感もあります。
今後世界的に景気回復が緩やかに進めば、ファンダメンタルズを忠実に反映した相場展開に
なるのか、今後の動きを観たいと思います。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 4/2 | トリシェECB総裁 | 「今回の金利が最低ではない。利下げは可能だ。」政策金利を引き下げた後での記者会見で。 | ユーロドル1.33台→1.34台後半へ。
| 4/5 |
ガイトナー財務長官 |
GMの再建問題について「相当なリストラが必要。」CBSテレビのインタビューで。 |
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| 4/5 |
GMヘンダーソンCEO |
「必要であれば破産法を活用した再建策をとる。」と改めて強調。CNNテレビのインタビューで。 |
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| 4/6 |
投資家ジョージソロス |
「米経済は年内に回復しない。」「ドルの基軸通貨としての役割が将来、IMFの特別引き出し権(SDR)にとって代わられる可能性がある。」ロイターフィナンシャルテレビに答えて。 |
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| 4/8 |
FOMC議事録(3月17日ー18日分) |
「参加者は、暗い景気見通しはさらに下振れリスクが支配的との認識を表明。雇用減や生産減に伴い、消費が圧迫されていることから,負の循環がもたされる可能性がある。」と記述。 |
ドル円100円台前半→99円台前半まで下落。
| 4/8 |
グリーンスパン前FRB議長 |
「住宅価格が下げ止まるまで景気後退は続く。」「経済統計の速報値はマイナス幅が縮小している。」シカゴでの講演で。 |
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| 4/9 |
ホーニング カンザスシティー連銀総裁 |
「ストレステスト対象の19行は当局によるストレステストの審査で、更なる政府の介入が必要と判断される銀行はほとんどないだろうと考えている。」オクラハマ州での講演で。 |
株式市場での金融株急騰に大きく影響。
| 4/10 |
オバマ大統領 |
「米経済はなお厳しい緊張下にある。」としつつ「米経済にはかすかな希望の光も見え始めている。」財務長官、FRB議長との金融安定策協議後の会見で。 |
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| 4/14 |
バーナンキFRB議長 |
住宅や消費の回復を挙げ「景気の急激な悪化が減速している可能性を示す兆候がみられる。」「私は米米経済については基本的に楽観的だ。」ジヨージア州での講演で。 |
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| 4/14 |
サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 |
ここ数週間の米経済指標について「リセッションの深刻さが緩和されつつある可能性を示唆している。」ブルームバーグのインタビューに答えて。 |
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| 4/15 |
ウェーバー独連銀総裁 |
「ECBは5月初旬の定例理事会で非伝統的な金融政策を決定するだろう。」「政策金利の1%未満への引き下げには批判的だ。」ハンブルグでの講演で。 |
ユーロドル1.32台半ば→1.31台半ばへ
| 4/20 |
トリシェECB総裁 |
「異例の措置を次回5月7日の定例理事会で説明する。」「(金利の下げ幅については)非常に限定的だ。」日経新聞とのインタビューで。 |
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| 4/19 |
サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長 |
「真っ暗だった経済指標は混在するようになってきた。」「(米経済は)持続的な回復につながる潜在力はある。」NBCテレビの番組で。 |
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| 4/21 |
ガイトナー財務長官 |
「大多数の銀行は規制機関が求める十分な資金レベルを超える資金を保有している。」「クレジット市場に解凍の兆しがあり、信頼回復を示す指標がある。」ジヨージア州での講演で。 |
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