今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年5月8日(金)




おはようございます。

ユニクロは障害者雇用率が非常に高いことで有名です。

昨年、厚生労働省が、従業員5000人以上の大企業の

障害者雇用率ランキング(2008年6月現在)をまとめ発表しました。

それによるとユニクロは8.06%で法定雇用率の1.8%を

大きく上回っています。

同社は3年連続で障害者雇用率トップだそうです。

常用労働者数1万1千人のうち、約700人の障害者が働いていて、

重度障害者は二人分とカウントするため、約890人とみなして

雇用率が算定されています。

同社によると、仕事内容は入荷した商品をサイズや色別に分類、

陳列する作業や、店舗の清掃などで、「1店舗1人以上」が目標だそうです。

現在総店舗の約9割で障害者が働いているといいますから驚きです。

小売衣料販売の分野では圧倒的な勝ち組の同社は、

障害者雇用率の分野でも圧勝です。

これだけ多くの障害者を雇用していると、もはや彼らは完全な

戦力になっていることでしょう。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州〜NY市場

  • ユーロが対ドルで1カ月ぶりの高値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が
    通貨価値を損なうほど大胆な量的緩和策の導入を見送ったことが背景。
  • 債券は、大幅下落。新規失業保険申請件数が予想外の減少となったことに
    圧迫された。
  • イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を据え置く一方、
    資産購入計画の拡大を発表。これを受けポンドは下落した。
  • ガイトナー米財務長官が、ストレステストの結果、対象19行のうち
    支払不能リスクが認められる銀行は1つもないとの見方を示したことなどを受け、
    銀行株は一時買いが優勢となった。

ドル/円98.41 〜 99.27
ユーロ/円1.3306 〜 1.3390
NYダウ ‐102.43 → 8409.85ドル
GOLD +4.50 → 915.50ドル
WTI+0.37 → 56.71
米10年国債3.3397%


本日の注目点

                                                                                     
時間 指標内容 予想 前回結果
時間未定 3月独貿易収支 +80億ユーロ +89億ユーロ
19:00 3月独鉱工業生産(前月比) -1.5% -2.9%
21:30 4月米雇用統計        
   非農業部門雇用者数 -59.5万人 -66.3万人
   失業率 8.9% 8.5%
23:00 3月米卸売在庫 -1.0% -1.5%
                             
昨日の注目されていた、欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表ですが

予想通りの0.25%の 引き下げとなり、通貨統合後最低となる1%としました。

またユーロ圏の景気悪化を阻止するため、金融機関が発行するカバードボンドの

購入に約600億ユーロ(800億ドル)を充てる計画を発表しています。

そしてもう一つの注目点だった、「通貨価値を損なうほど大胆な量的緩和策の

導入を見送ったこと」を背景 にユーロが買われた状況となりました。
 
考えられたことは、ECBの 動きとして量的緩和策が限定的な規模の債券購入に

とどまったことは、相場に影響を与えたと見られます。

これ以上の動きがあれば“ユーロ売り”が発生してい たとも考えられたと思います。

それは、他の国が量的緩和策を打って短期的ではありましたが通貨の圧迫となった

事実もありましたのでそれが避けられたと認識 をしているものかと思います。


また、イングランド銀行(英中央銀行)については、政策金利を据え置く一方、

資産購入計画の拡大を発表し、これを受け、ポンドは全面的に下落しています。


今朝方の米ストレステスト(健全性審査)結果については市場はほぼ織り込んで

いたため大きな動きには繋がっていません。

心配されていた個別行で資金不足等の事態ですが、優先株から普通株への転換などで

資本不足の解消が可能なようです。

結果的には、ストレステストの発表は市場に安心感を与えることができたのでは

ないでしょうか。

そのような意味では、米当局も思惑通りの反応だったのではないでしょうか。


さてここからの相場ですが一応今晩の雇用統計があります。

反応は、よほどの数字が出てこなければ反応薄とみます。

ここまでの発表等を受け、市場には安心感が生まれかけています。

為替相場としては、リスクのことを考えるとドル買いやユーロ買いよりも資源国、

新興国の買いが優勢になると感じています。

テクニカル面からでは、“ユーロドル”は1.3470付近が一つのレジスタンスと見ており

1.3500台に乗せてくると安定感も出てくるのかもしれません。

またユーロ円を見ても132.80付近にレジスタンスが存在するようでこのレベルを

注目しています。

“ドル円”については、底堅く、頭が重くという動きが継続てきになっていますが

目先も100円が一つの目安となると思っています。

そう考えると安易に円安と考えるのは、なかなか難しいところで今のところは、

“資源国/ドル”などの通貨の動きに注目をしています。

2009年4月(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
5/4 バーナンキFRB議長  住宅市場について「底入れの兆候がいくつか出ている。」とし、景気については「今年遅くに上向くと期待し続けている。」と発言。(議会での証言で) ややドル高に。
5/6 ガイトナー財務長官 「審査結果はすべてを考慮すると、安心感を与えるものになると思う。」「19行の中で支払不能リスクのある銀行はない。」と発言。(PBS放送のインタヴュー番組で) -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和