2009年6月5日(金)
おはようございます。
足利事件の「冤罪」が確定しました。
菅家さんは最高裁で無期懲役が決まっていたものがDNA鑑定で
一致しないことから刑の執行を停止しました。
この事件がおきた頃から「DNA鑑定」が捜査の決め手に使われ始めた
そうですが、当時は1/800くらいの確立で同じDNAを持つ人が他に
いる可能性があったそうですが、それが今や、4兆数千分の1だそうです。
つまり、「この地球上に1人」しかいないことを証明できるわけです。
記者会見で菅家さんは「人生を返して欲しい」と言っていました。
国はどうやって菅家さんに賠償するのでしょうか。
時計の針を逆戻りさせることはさせることは出来ません。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 週間失業保険申請件数が62万1千件と3週連続の改善をみせ、米雇用市場回復 への期待感から、ドル、株式ともに堅調。
- ドル円は97円目前まで上昇したものの、97円に台に載せる勢いもなく 終始96円台での取引。
- この日のNY株式市場は大手地銀の格付け引き上げなどがあり、金融セクターが 堅調。また、ゴールドマンが原油価格は年末までに85ドルまで上昇するとの見方 を発表したこともあり石油関連株も上昇。
- 米小売り最大手のウォルマートが年内に2万2千人を雇用するとのニュースも 株式市場にプラスに作用。
- 英ポンドは朝方ブラウン首相の辞任のうわさに急落し、一時1.61割れまで下落。
- BOE,ECBともに政策金利の据え置きを決定。
- ECBのトリシェ総裁は定例理事会後に記者会見し、今年度の経済成長率が
マイナス4.6%の見通しと述べ、下方修正に言及。
ドル/円 96.15 〜 96.98 ユーロ/円 136.10 〜 137.37 NYダウ +74.96 → 8,750.24ドル GOLD +16.70 → 982.30 WTI +2.69 → 68.81ドル 米10年国債 +0.178 → 3.716%
本日の注目点
- 米 5月雇用統計
ドル円はこのところ95〜96円のレンジを中心に小康状態が続いています。
昨日のNYでも一時96円98銭までドル高が進みましたが、97円台載せには至りませんでした。
この水準は日足の200日移動平均線と交差する点でもあり、一目の「雲」に入っていることで
抜けにくいところではあります。
しかし、同時に「雲」の下限に沿ってドル円はじりじり上値を試しているようにも見えます。
ドルは円以外の主要通貨ではドル安傾向が続いていますが、ここでドル高に転換するような
ことがあれば、円ももう一段売られる可能性があります。
そのきっかけは、やはりユーロドルということになります。
テクニカルでは依然としてユーロ高ドル安を示唆していますが、昨日のトリシェ総裁の
記者会見でもユーロ圏の経済成長率は下方修正されており、明るさの見え始めた米国との差が
明確になりつつあります。
さらなる金融緩和については独のメルケル首相が否定的な見方を表明していますが、
今後の経済指標次第ではECBによるもう一段の利下げの可能性も残っています。
一方で、ユーロ高がさらに続くようだと景気回復に水をさすことから、大幅なユーロ高は
懸念されます。
事実昨日は、ユーロ圏財務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相)が一段のユーロ高に
懸念を示したと伝わり、ユーロの上値は押さえられました。
ECBは今後難しいかじ取りを余儀なくされることになりそうです。
4日、英格付け会社のフィッチレーティングスは米国と英国の最上級格付け「AAA」には
経済成長を促すことのできる両国の能力と、過去に適切な措置をとってきた実績の裏付けがあるとの
見解を示しました。
先月には米国が最上級格付けを失うのではという懸念からドルが下落する局面もありましたが、
雇用にやや明るさの見えてきた米国が「AAA」を失う可能性は低く、いずれ米長期金利も
下落に向かうだろうと観ています。
本日は5月の米雇用統計が発表されます。
市場の予想は非農業部門雇用者数がマイナス52万人、失業率は9.2%と観ています。
個人的には雇用の改善が進んでいると予想していますが、どうでしょう。
2009年4月(PDF) 2009年5月(PDF)
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 5/4 バーナンキFRB議長 住宅市場について「底入れの兆候がいくつか出ている。」とし、景気については「今年遅くに上向くと期待し続けている。」と発言。(議会での証言で) ややドル高に。 5/6 ガイトナー財務長官 「審査結果はすべてを考慮すると、安心感を与えるものになると思う。」「19行の中で支払不能リスクのある銀行はない。」と発言。(PBS放送のインタヴュー番組で) ----- 5/7 ガイトナー財務長官 「金融機関は追加資本を民間から調達することに合理的な自身を持っているようだ。」ストレステストの結果発表後の記者会見で。 ----- 5/8 ラッカー、 リッチモンド連銀総裁 「住宅や個人消費の安定が続けば、年末までに経済成長はプラスになる。」講演で ----- 5/11 ヘンダーソンGMCEO 「破産申請の確立が従来の想定に比べ高まった。」同社の電話会議に中で。 ----- 5/12 グリーンスパンFRB前議長 「米住宅市場は回復に向かう寸前である可能性があり、金融市場の改善の持続が極めて容易に見て取れる。」「企業が相次ぎ資本を調達しており、調達額は予定額をはるかに上回っている。」ワシントンでの全米不動産業者協会で講演。 ----- 5/13 ガイトナー財務長官 「金融システムの調整のかなりの部分を終えた。」講演で。 ----- 5/14 ヘンダーソンCEO(GM) 破産法適用の申請は現時点で「蓋然(がいぜん)性が高い。」と、これまでの発言から一歩踏み込んだ認識を示した。(ブルームバーグとのインタヴューで) ----- 5/18 杉本財務事務次官 「相場の過度の変動は経済金融の安定に対して悪影響を及ぼし、好ましくない。」と会見で発言。 ドル円95円前半 →96円台に。円全面安に。 5/19 スターン、ミネアポリス連銀総裁 「信用市場は過去数カ月間に全般に改善した。」「景気後退はあと数カ月続く可能性は高いが、来年中ごろまでに健全な成長に戻る。」ミネソタ州での講演で。 ----- 5/20 ガイトナー財務長官 [「金融システムが落ち着き始めている兆候がある。」「良い兆候はあるが、金融機能の修復には時間がかかる。」と上院で証言。 ----- 5/22 与謝野財務金融経済財政担当大臣 「現時点で為替介入することは考えていない。」と表明。 94円台前半での動きから、一時93円85銭までドル安円高に。 5/25 ウェーバー独連銀総裁 「いくらか改善はみられるものの、危機終了を宣言するにはまだ早い。」フィンランドのテレビ局とのインタヴューで。 -----
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



