2009年6月8日(月)
おはようございます。
日本郵政社長の続投を巡って鳩山郵政大臣と西川社長との熱い戦いが
続いています。
麻生さんが続投に傾いたら、鳩山氏は総務大臣として「許可権限を行使する。」と
息巻いており、
「(かんぽの宿という)国民共有の財産をこんなふうに(ずさんに)扱った者を
残すか残さないかに関して責任を負っている。いい加減にしたら国民に申し訳なく、街を歩けない」と
反論しており、一方西川氏は「道半ばで、まだやらなければならないことがある。」と、
こちらも一歩も引かない構えです。
われわれ庶民には辞めようが続投しようが、関係ありません。
重要なことは国民の財産である「かんぽの宿」が適正な価格で売却され、
そのプロセスがガラス張りであることです。
どちらもメンツにこだわっており、
「辞任」が最大の争点になってきました。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 5月の雇用統計発表を受けてドル全面高。
- 非農業部門雇用者数は▼34万5千人、失業率は9.4%との発表を受け、 ドル円は大きく上昇、一時98円90銭と1ヶ月振りのドル高に。
- ドルは対ユーロでも買われ、1.42から1.39台へユーロが急落。
- 非農業部門の雇用者数は事前の予想が▼52万人だったこともあり、この予想を 大きく下回ったことで、このところ改善傾向が見え始めた米景気先行きに 雇用の面でおおきなサプライズ。
- ドルが買われたことで上昇が続いていた金、原油などの商品が売られ、NYダウは 高値で引け。
- 5月小売売上高 →▼4.6%
ドル/円 96.75 〜 98.90 ユーロ/円 136.26 〜 139.22 NYダウ +12.89 → 8,763.13ドル GOLD −19.70 → 962.60 WTI −0.37 → 68.44ドル 米10年国債 +0.12 → 3.83%
本日の注目点
- 日 景気ウオッチャー 調査
- 米 NYダウ30種平均の銘柄入れ替え。 GMとシティーが除外され、トラベラーとシスコシステムズは新規に採用。
先週末のNY市場では雇用統計の数字に大きなサプライズがありました。
先週金曜の朝のコメントでも「やや改善の可能性があるのでは。」と書きましたが、
非農業部門の雇用者数が市場予想を18万人近く改善したことには驚きでした。
失業率は9.4%と、こちらは事前予想より悪化しましたが、市場参加者は
雇用者数のマイナス幅縮小に着目したようです。
5日、バイデン米副大統領は雇用減少が鈍化したことで。「景気が持ち直す明る兆し」
との見解を示すと同時に、米政権が雇用拡大に向けた財政支出を今後数カ月に
加速する方針も表明しています。
このところ95〜96円近辺で小動きだったドル円はこの日の指標発表を受けて上値を
テスト、一時99円を伺う水準までドル高が進みました。
この結果93円台が遠のき、今月中にも100円が視野に入ってくることも考えられます。
再び95−100円のレンジに戻りました。一気に100円を超えることはないにしても、
「次のドル買い材料」には100円も見えてくるのではと考えます。
輸出企業の予約の取り遅れもあり、上値にはドル売り円買いの実需が控えていると
思われますが、それらをこなしながらドルのじり高傾向が強まると予想します。
ドルは対ユーロでも大幅に上昇しました。
先週末には1.42台前半までユーロ高ドル安が進みましたが、このところのユーロロングが
積み上がっていたこともあり、雇用統計で一気に1.4の大台割れまでユーロが下落しました。
雇用、消費に明るい兆しが見え始めた米景気ですが、残すはケースシラーなどの「住宅価格」です。
この部分で改善をみせるようなら、米景気の年後半までの景気底入れと2010年度のプラス成長
へのシナリオも現実のものになってきそうです。
一部エコノミストの間では、今回の雇用統計の改善を受けて「年内にも利上げ」との声も上がって
きています。
米長期金利は3.8%台と昨年10月の水準まで債券安(金利上昇)が進んでいます。
今週10日には10年債、11日には30年債の入札が控えていますが、目先、この入札の
行方が注目されるところです。
現状では米経済の底割れ懸念は大きく後退したものの、まだ予断を許しません。
米金融当局者たちの政策が「景気底割れ回避」から「インフレ懸念」へ移行するには
今後かなりの時間を必要とするものの、「チームオバマ」の効果はじわじわと
噴き出していることも事実です。
2009年4月(PDF)
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 6/4 トリシェECB総裁 ECBの政策金利は現時点では「適正」と述べ、ユーロ圏の経済成長率は「今年末にかけてはマイナス幅が大きく縮小する。」との見通しを示す。(定例理事会後の記者会見で) -----
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