2009年6月11日(木)
おはようございます。
友人から聞いた話の受け売りですが、今から80年ほど前、
米自動車メーカーのフォードのショーウィンドウには3種類のタイプの車が
展示されていたそうです。
「木炭車」「ガソリン車」として「電気自動車」です。
そんな昔から「電気自動車」は作られていたわけです。
では、なぜその後日の目を見ずにガソリン車が主流になったのでしょうか?
それは電気自動車の心臓部である長時間使えるバッテリーが
作られていなかったからです。
先週三菱自動車が「アイミーブ」の量産を発表しました。
化石燃料を全く使わない究極のエコカーです。
まだ値段の方が高く買えませんが、将来大量生産で値段が下がるはずなので
その時には買いたいと思います。
何しろ夜間電力を使えが1km当たりのコストは1円だそうなので。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 10年物国債の入札が不調だったことで長期金利は続伸、一時4%目前まで債券安が 進み、ドル買い円売りを加速。
- ドル円は97円後半での取引後、長期金利の上昇を材料に98円台半ばまで ドル高が進み、今週月曜日の水準まで戻った格好に。
- 地区連銀経済報告書(ベージュブック)では主要5地区連銀管轄地域で経済活動の 縮小ペースが鈍化したとし、住宅についても販売が上向きとの報告。
- ロシア中央銀行は保有する米国債1400億ドルの一部を売却する可能性が あると発表。1週間前にも中国が米国債への依存度を減らすと表明したことにも通じ、 インドも同様の発表をする可能性がある。
- シティは580億ドル相当の優先株の普通株転換を開始、これにより米政府が34%の 株を所有し筆頭株主に。
- NYダウは小幅続落。WTI原油価格は続伸し71ドル台で引け。
- 4月貿易収支 →292億ドルの赤字(2ヶ月連続で赤字幅拡大)
| ドル/円 | 97.48 〜 98.45 |
| ユーロ/円 | 136.90 〜 138.32 |
| NYダウ | ー24.04 → 8,739.02ドル |
| GOLD | 変わらず → 954.70 |
| WTI | +1.32 → 71.33ドル |
| 米10年国債 | +0.086 → 3.948% |
本日の注目点
- 欧 ECB月例報告
- 米 5月小売売上高
- 米 週間失業保険申請件数
資源国通貨高、円安が続いています。
昨日の欧州市場からNYにかけては一段の円売り資源国通貨高が加速しました。
ポンド円は161円台前半と昨年11月以来の水準を示現し、豪ドル円も79円半ばと
こちらも昨年10月以来にの高値を記録しています。
その他高金利通貨に対しても軒並み円は売られ、「ドル安、円安」の構図が定着しそうな
様子。2006年から2007年にかけて主要国通貨が円に対して大幅高を演じた
ころが思い出されます。
さらに昨日は米10年債の入札が不調に終わり、ロシア中銀が米国債を売却する可能性を示唆したことで
長期金利は一時3.99%と4%に迫る水準まで上昇しました。
これまでの市場は米長期金利の上昇を「悪い金利上昇」などと受け止め、少なくともドル買い
材料とは見てきませんでが、どうやら見方が変わってきたようです。
米長期金利の上昇は日米金利差の拡大から「ドル買い円売り」と観る向きも増えてきたようで、
市場の「移り気」を現わしています。
米10社の金機関が公的資金を返済することで、大手ではバンカメとシティを除き
経営のメドが立ってきたように思えます。
ガイトナー財務長官は昨日講演で、これまで金融機関幹部の高額報酬に厳し注文をつけて
きましたが、今後「高額報酬を受けとれるかどうかは株主が賛否をすればよい。」と
トーンダウン。
公的資金返済金融機関の経営には直接関与できなくなることでやや「方向転換」をした
模様です。
大手金融機関の経営が安定し、市場に資金が潤沢に供給されることで信用不安は払拭される
シナリオが描けるようになってきました。
今後は金融機関が抱える「不良債権問題」へと軸足が移るものと思われます。
先に「官民共同投資プログラム」を創設し、大手ファンドの数社が参加を表明していますが
早い段階で金融機関から不良再建を切り離なさなければなりません。
それには住宅価格の下げ止まりと、失業率の低下が欠かせません。
米政府は今後100日以内に60万人の雇用を創出すると発表し、財政を前倒ししていくことを
表明していますが、住宅価格と失業率の下げ止まりこそが米経済へ回復への鍵を握っている
ことは間違いありません。
その意味で、先週末の雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅の縮小は、その第一歩
であったのかもしれません。
2009年4月(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||
| 6/4 | トリシェECB総裁 | ECBの政策金利は現時点では「適正」と述べ、ユーロ圏の経済成長率は「今年末にかけてはマイナス幅が大きく縮小する。」との見通しを示す。(定例理事会後の記者会見で) | -----
| 6/8 |
クルーグマン プリンストン大学教授 |
「後から振り返って米国のリセッションの終りが今夏のある時期だったと公式に判定されても驚かないだろう。」と米経済は9月までに景気後退から脱却するとの見方を示した。(ロンドンスクールオブエコノミクスでの講演で
で) |
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