今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

「市場介入を受けドル円乱高下」

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場
  • 政府日銀による市場介入で140円35銭近辺まで急落したドル円は再び上昇傾向に。NYでは143円45銭まで買われ、この日の高値圏で引ける。
  • ユーロドルは大きく値を下げ、0.9669前後まで下落。約20年ぶりのユーロ安水準を示現。
  • 株式市場では再び売りが加速し、3指数が揃って大幅続落。米景気のハードランディングが避けられないとの見方が強まり、株価を押し下げる。
  • 債券は反発。長期金利は3.68%台へ低下。
  • 金は大幅に反落。一時は1650ドルを割り込む。原油も大幅に売られ、一気に80ドルの大台を割り込み78ドル台に。世界景気の減速を織り込む動きが続く。
*********************************
8月S&Pグローバル製造業PMI(速報値) → 51.8
8月S&Pグローバルサービス業PMI(速報値) → 49.2
8月S&PグローバルコンポジットPMI(速報値) → 49.3
*********************************
ドル/円 142.68 〜 143.45
ユーロ/ドル 0.9669 〜 0.9775
ユーロ/円 138.66 〜 139.62
NYダウ −486.27 → 29,590.41ドル
GOLD −25.50 → 1,655.60ドル
WTI −4.75 → 78.74ドル
米10年国債 −0.029 → 3.685%

本日の注目イベント

  • 日 黒田日銀総裁記者会見
  • 独 独9月ifo景況感指数
  • 欧 ラガルド・ECB総裁、欧州議会の公聴会でスピーチ
  • 欧 OECD経済見通し
  • 米 ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 米 カプラン・ダラス連銀総裁講演
  • 米 メスター・クリーブランド連銀総裁講演

本日のコメント

政府日銀はついに先週22日(木)の午後5時前後に市場介入に踏み切りました。予想していたタミングよりやや早かったと考えていますが、翌日が日本の祝日で東京市場が休場であったことを考えると、ギリギリの選択だったのではないかと思います。

今考えると、それらしい動きもあったように思います。22日(木)の昼前、それまでやや「壁」となっていた「145円」が抜け、145円33銭までドルが買われ、「いよいよ145円を突破し、上昇に勢いがつくのか」と考えていた矢先、ドル円がわずか10分程度の間に143円30銭前後まで急落した場面です。通常、このような動きは余程の材料がない限り考えにくく、懸命にその材料を探しましたが、見当たりませんでした。想像するに、恐らく何らかの介入の動きや打診のようなものが本邦銀行を通じてあった可能性が高いとみられます。その動きを察知したAIが自動的に発動されたのではないかと思います。財務省の神田財務官のコメントがあったのも午後で、一部邦銀に介入の意思が伝えられたか、漏れた可能性がありそうです。財務官はその後の会見で、介入はまだやっていないとする一方、「ステルスでやる場合も正直ある」と述べ、「必要な時は必ずやることになる」とも強調し、さらに今すぐにでも対応できる状況かとの問いには「そうです」と答えていました。明らかにこれまでの口調とは異なっています。

市場介入のタイミングを早めたのは日銀の決定会合の結果と、その後の黒田総裁の会見も挙げられそうです。午後3時半から始まった会見で総裁は、一方的な円安に懸念を示しながらも「金融緩和を当面続けることは全く変わらない」と述べると、ドル円は徐々に上昇し、さらに「金利を引き上げることはない」と述べると、ドル円は145円90銭までドル高が進みました。総裁が金融政策に変更がないことを口にするたびに、円が売られる展開でした。このままでは146円台に乗せ、ドルがさらに上昇すると見られたこのタイミングで、24年ぶりとなる市場介入が実施されたことになります。

「仮に市場介入があれば、3〜5円程度円高方向に振れる可能性がある」と予想していましたが、ドル円は140円台までは押し下げられ、その後は神経質に上下を繰り替えし先週末のNYでは143円台半ばまで押し戻されています。日銀は円安を懸念しながらも、円が売られ易い状況を作り出す一方、財務省は円買いドル売りの介入を行うといった、一般投資家からみれば「ややちぐはぐな行動」にも思えるのではないでしょうか。今後ドル円が再び145円台を回復し、再び介入を引き出す展開になったとしても、「その効果は徐々に薄れる」と筆者は予想しています。筆者も現役の頃介入局面には何度も遭遇していますが、その経験からも、介入は繰り返せば繰り返すほどその効果は低減していきます。もっとも、当時は急激な円高が進んでいた時で、今回とは異なり「ドル買い円売り介入」でしたが。

ドル円の流れは構造的な部分にあって、ドル高傾向は簡単には変わらないと考えます。日米金融当局の金融政策に伴う「金利差」と、日本の常態化した「貿易赤字」から、ドルが買われ円が売られる構図に変化がない限り、人為的に円高にする以外にはなかなか円が買われる状況にはなりにくいのではないでしょうか。円はかつて「有事の円買い」などとも称されましたが、今回のロシアによるウクライナ侵攻でも円が買われる局面はほとんどありませんでした。最近では「有事のドル買い」といった言葉さえ目にします。今回のウクライナ情勢では、エネルギー価格の急激な上昇から「エネルギーに弱い日本」が意識された面さえあります。今後の焦点は、「145円台が介入のメド」ともみられるため、ドル円が再び買われこのレベルに届いた時、再度介入が見られるのかどうかといった点です。また、米国の今回の日本の単独介入に対する認識も重要になるとみています。

米経済がハードランディングする可能性が徐々に高まってきているようで、NY株式市場はこの動きを織り込み大きく下落しています。ダウは大台の3万ドルを割り込み、2020年12月以来の低水準に沈んだばかりか、高値から20%を超える下落をみせたことから「弱気相場入り」したとの見方も広がっています。金も大きく下げ、WTI原油価格も80ドルを大きく下回ってきました。アトランタ連銀のポスティック総裁は25日CBSの番組で、ソフトランディングの見通しについて「厳しい状況が予想される。容易ではない」としながらも、「経済は比較的、秩序ある形で減速することが可能だ」と述べ、「米金融当局はあらゆる可能な措置を講じるだろう。シナリオは複数ある」と、やや楽観的な見方を示しています。また、パウエル議長はFRBが主催したイベントで、金融政策には言及せず、「われわれは極めて異例な一連の混乱に対応し続けている」と語り、「ニューノーマル(新常態)に入りつつある可能性がある」と述べています。

本日のドル円は142円〜144円50銭程度を予想します。

佐藤正和の書籍紹介

これだけ! FXチャート分析 三種の神器

これだけ! FXチャート分析 三種の神器
著者:佐藤正和
出版社:クロスメディア・パブリッシング

チャートがしっかり読めるようになるFX入門

チャートがしっかり読めるようになるFX入門
著者:佐藤正和
出版社:翔泳社

What's going on?

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/25 ポスティック・アトランタ連銀総裁 (ソフトランディングの見通しについて)「厳しい状況が予想される。容易ではない」、「経済は比較的、秩序ある形で減速することが可能だ」、「米金融当局はあらゆる可能な措置を講じるだろう。シナリオは複数ある」 --------
9/21 パウエル・FRB議長 「われわれはインフレを過去のものにする必要がある。痛みを伴わずにそうする方法があれば良いが、それはない」と述べ、「金利上昇と成長減速、労働市場の軟化は全てわれわれが仕える国民に痛みをもたらすが、物価の安定を取り戻せず、将来的に再びやり直さざるを得なくなるほどの痛みではない」、「インフレを目標の2%に押し下げることを当局者らが強く決意しているというのが、主要なメッセージだ」、「この任務が完了するまで根気強く続けていく」 ダウが522ドル下げるなど、株式は全面安。ドル円は144円70銭まで買われた後143円台前半まで売られる。
9/21 FOMC声明文 「最近の指標は支出と生産の緩慢な伸びを示している。雇用はこの数カ月、堅調に伸びており、失業率は低いままだ。インフレは高止まりし、それはパンデミックに関連した需給の不均衡、エネルギー価格の上昇、より広範な価格圧力を反映している」、「委員会はより長期にわたって最大限の雇用と2%のインフレを達成することを目指す。これらの目標実現を支えるため、委員会はフェデラルファンド金利誘導目標のレンジを3.00−3.25%に引き上げることを決めた」 --------
9/17 スティーブン・シュワルツマン、ブラックストーンCEO 「不況なしでインフレ率2%を達成することは難しい」、「米経済はまだ強い」、「2%達成にこだわれば、大幅な利上げの継続を迫れ、景気後退に陥るとみられ」一方、「3〜4%程度のインフレ水準を容認する方針に転換すれば、不況は避けられるかもしれない」 --------
9/12 シュナーベル・ECB理事 (インフレ率を目標の2%に戻すために)、「今後数回の政策委員会会合で追加利上げをすることになるだろう」 ユーロドル1.01台前半から1.02台目前まで上昇。
9/12 シクルーナ・マルタ中銀総裁 「今回が唯一の利上げではない。あと数回あるだろう」、「0.75ポイントの利上げ幅はECBにとって標準となるわけではない」 ユーロドル1.01台前半から1.02台目前まで上昇。
9/9 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁 「米インフレ率は依然として高すぎ、米金融当局には金融緩和の解除を継続する単純明快な理由がある」、「重要な問いは、それをどの程度、どれだけ早く実施していくかだ」 --------
9/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「75bpの方向に傾いたところ、先週2日に発表された雇用統計の数字はまずまず良好だった」、(来週発表される消費者物価指数(CPI)でインフレ抑止の進展が示される可能性はあるが)、「単一のデータに次回会合で決定を左右させるわけにはいかない。従って、現時点では75bpへの傾斜をより強めているところだ」、「私の考えでは、実施は早ければ早いほど良い傾向にある」 --------
9/9 ウォラー・FRB理事 「インフレはあまりに高すぎる水準にあり、インフレが下方向に意味ある形で持続的に推移しつつあるかどうか判断するのは時期尚早だ」、「政策金利が明確に需要を抑制する水準になるよう、9月20−21日の次回会合で大幅な利上げを支持する」 --------
9/8 ECB声明文 「この大きな一歩は現在の極めて緩和的な政策金利水準からインフレ率を適切な時期に目標の2%に戻す金利水準への移行を前倒ししたものだ」、「今後数回の会合でさらなる利上げを想定している」 --------
9/8 ラガルド・ECB総裁 「断固とした行動を取る必要があった」、「会合ごとに見直す指標が大幅な利上げが必要だと示唆するなら、そうするだろう」(利上げが想定される今後「数回」とは何回を指すのかとの質問には)、「恐らく今回を含めて2回を上回るが、5回は下回るだろう」 --------
9/7 メスター・クリーブランド連銀総裁 「金融政策に関する自身の考えを構築するにあたっては、インフレというけだものとの闘いで尚早に勝利宣言しないよう注意したい」、「フェデラルファンド(FF)金利を早い時期に4%超に引き上げ、その後しばらくその水準で据え置くことが必要」 --------
9/7 コリンズ・ボストン連銀総裁 「9月の金融政策行動として何がまさしく適切かあまり具体的に言及するのは時期尚早だが、さらなる行動が必要だとあらためて申し上げたい」、「物価はまだ大幅には下がっておらず、われわれはこれを目指すことになる」 --------
9/7 ブレイナード・FRB副議長 「インフレを押し下げるため、われわれは必要な限り対応を続ける」、「インフレ率が目標に向けて低下しているとの確信をもたらすため、金融政策を当面、景気抑制的な水準にとどめる必要がある」、「引き締めサイクルにおける迅速さとそのグローバルな性質、さらに金融環境引き締めの効果が総需要に行き渡る速さを巡る不透明感は、過度の引き締めに関連したリスクを生み出す」、「時期尚早に退くリスクを回避することも重要だ」 株高、債券高が進み、ドル円は145円前後から143円台半ばへ下落。
8/31 メスター・クリーブランド連銀総裁 「来年の早い時期までフェデラルファンド(FF)金利を4%をいくらか上回る水準に引き上げて、そこで維持する必要があるというのが私の現在の認識だ」とし、「当局が来年FF金利の誘導目標を引き下げるとは、私は見込んでいない」 株式、債券、金、原油が売られ、ドル円は上昇。
8/30 バレス・スロべニア中銀総裁 「7月に実施した0.5ポイントの利上げより大幅となり得る利上げを、来週の政策委員会で支持する」 --------
8/30 ミュラー・エストニア中銀総裁 「インフレ見通しが改善していないことを踏まえると、0.75ポイントは9月の選択肢の一つに入るだろう」 --------
8/30 ボスティック・アトランタ連銀総裁 「今後の指標がインフレの鈍化が始まったことを明確に示すようなら、利上げ幅をここ最近の75bpから巻き戻す理由になるかもしれない」、「どんなデータが出て来るか見極める必要がある」 --------
8/30 バーキン・リッチモンド連銀総裁 「われわれはインフレ率を目標の2%に戻すことをコミットしており、そのため必要な措置を講じる。金融当局が物価抑制に向けた取り組みでひるむことはない」 --------
8/30 ウイリアムズ・NY連銀総裁 「いくらか景気抑制的な政策を講じて需要を減速させる必要があり、まだそこには到達していない」、(9月のFOMCでの利上げ幅はデータの全体像次第だとしながらも)、「抑制的な水準の維持は2023年末まで続く可能性がる」 株安、ドル高につながる。
8/29 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁 「パウエル議長のジャクソンホールで講演の受け止め方を見て、嬉しく思う」、「インフレ率を2%まで押し下げるというわれわれの決意の真剣さが理解された」、「前回のFOMC後の株価上昇については素直に喜べなかった。インフレを引き下げるわれわれの決意の固さを認識し、市場はそれについて思い違いをしていると思っていたからだ」、「1970年代に当局が犯した最大の過ちの一つはインフレが鎮静化に向うと思ったことだ。経済は悪化していたため手を緩めたところインフレは再燃し、その後、ようやく制圧した。この過ちを繰り返してはならない」 --------
8/26 パウエル・FRB議長 「物価の安定を回復するためには、景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持することが必要となる可能性が高い。過去の記録は早急過ぎる政策緩和を強く戒めている」、「金利上昇と成長減速、労働市場環境の軟化はインフレを鈍化させるが、企業と家計に痛みをもたらすことにもなる」、「9月会合の決定は、入手するデータと変化する見通しの全体像に左右される」 株式市場は全面安となり、NYダウは1000ドルを超える下げに。長期金利が上昇し、ドル円は137円75銭までドル高に。
8/26 シュナーベル・ECB理事 「現行の物価上昇でインフレ予想が定着する可能性とコストは不快なほど高い。こうした環境では中銀は力強く行動をしなければならない。人々が法定通貨の長期的な安定性に疑問を持ち始めるリスクに対し、断固として対応する必要がある」 ユーロドル、1,00台後半から0.99台半ばへ。
8/26 ビルロワドガロー・仏中銀総裁 「政策当局者は後になって『不必要に厳しい』金利の動きを強いられるのを回避するため、記録的なインフレに対応する決心が必要だ」 ユーロドル、1,00台後半から0.99台半ばへ。
8/19 バーキン・リッチモンド連銀総裁 「われわれはインフレ率を目標の2%に回帰させることをコミットしており、その達成に向けて必要な措置を講じる」、「インフレを抑制する道はあるが、その過程でリセッションが起きる可能性もある」 --------
8/18 デーリー・SFシスコ連銀総裁 「われわらは政策金利を少なくとも中立水準の3%をやや上回る水準に政策金利を引き上げる必要があるが、恐らく年内に景気抑制的な領域である3%をやや上回る水準に、来年には3%をさらにやや上回る水準とする必要性がありそうだ」、「利上げ後は水準を維持するという戦略は、歴史的に見ても奏功してきたと考えている」 --------
8/10 デーリー・SFシスコ連銀総裁 「インフレは依然として高水準にあり、われわれの物価安定目標にはほど遠い」、「高水準にあるインフレとの闘いで米金融当局が勝利宣言するのは時期尚早だ」と語っています。また9月のFOMCについては、「9月に0.5ポイントの利上げが自身の基本シナリオだ」 --------
8/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「インフレ上振れのサプライズが続くのであれば、米金融当局として高めの金利を長期にわたり維持する用意がある」、「インフレ率が鈍化しつつあるのなら、その間に金利を高めに維持することができると考えられる」(それもって)、「インフレ率がピークに達したと主張するには時期尚早だ」 --------
8/5 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁 「インフレを抑制するという点で金融当局が役割を果たしたと言える状況からはまだ遠い」、(9月会合で50ベーシスポイントの利上げが実施される可能性について問われ)、「もちろんだ。だがデータに基づく姿勢を取る必要がある」、「考え方をオープンにしておく必要がある。インフレ指標がさらに2つ、雇用統計もあと1回発表される」 --------
8/5 ボウマン・FRB理事 「インフレ率が明白に低下するまでは先月決めた0.75ポイント利上げと同様の大幅な利上げを検討し続けるべきだ」、「現在進めているような利上げが適切だと予想しているが、データや状況がどのように展開するかについては不確実性を踏まえ、そうした情報を指針としてどの程度の利上げが必要かを判断する」 --------
8/4 メスター・クリーブランド連銀総裁 「米金融当局はインフレ抑制にコミットしており、需要を緩和するために政策金利を、4%を少し上回る水準まで引き上げる必要がある」、(9月の利上げ幅について)「0.75ポイントは不合理ではないものの、0.5ポイントもあり得る」 --------
8/4 ベイリー・BOE総裁 「ポンドの下落は今のところ危機ではない」、「景気見通しを見極めるため政策当局は為替を含むあらゆる指標を注視している」 --------
8/2 エバンス・シカゴ連銀総裁 (9月のFOMC会合で決定する利上げ幅について)「50ベーシスポイントが妥当な判断となり得るまでに十分な時間があると思われるが、75bpでも問題ないかもしれない」 債券が急落し、長期金利は2.54%台から2.77%まで急騰。ドル円は130円台半ばから133円台前半まで上昇。
8/2 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁 「インフレははるかに高すぎる。われわれは物価安定の達成をなお強く決意しており、完全に団結している。物価安定は9.1%のインフレではなく、2%に近いインフレを意味する。従って、道のりはまだ長い」 債券が急落し、長期金利は2.54%台から2.77%まで急騰。ドル円は130円台半ばから133円台前半まで上昇。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和