2009年7月16日(木)
おはようございます。
[果物価格総崩れでも“独り勝ち”バナナの輸入が過去最高額に]
という見出しでブルームバーグが面白い記事を配信しています。
同記事によると、手軽に食べられ、ダイエット効果もある
バナナの輸入量は着実に増えているそうです。
特に雑誌などでダイエット効果を紹介されてからは
金額、量ともに伸びているそうです。
もともとバナナは物価の優等生で、今では1本15−20円くらいで
買えます。
ご飯1杯分のカロリーが252キロカロリー対して、バナナ1本では
わずか86キロカロリーだそうです。
安い、手軽、低カロリー・・・・売れるわけがわかります。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 米株式市場が前日に続き大幅高だったことからドル円は一気に94円台に乗せ、 主要通貨に対しても全面安の流れに。
- 前日、市場引け後に発表されたインテルの好決算を受けて、この日のNY株式は 朝方から買いが優勢に。
- 加えて、発表された経済指標が軒並み改善していたことから、NYダウは 高値で引け、前日比256ドルの大幅高。
- NY株高を背景に、原油価格も大きく上昇、債券は売られ長期金利が大幅に 上昇した結果、ドルと円が売られ、そのドルに対しても円は安く全面安に。
- FOMCの議事録では、今後の失業率が9.8%〜10.1%になる可能性が あると、これまでの見通しを下方修正する一方、GDPの見通しを上方修正。
- 6月NY連銀製造業景気指数 → ー0.4%(前月のー9.4から大幅に改善)
- 6月鉱工業生産 → −0.4%(こちらも下落幅が縮小)
- 6月消費者物価指数 → +0.7%(デフレ、インフレの兆候みられず)
- 6月ユーロ圏消費者物価指数 → −0.1%
| ドル/円 | 93.37 〜 94.46 |
| ユーロ/円 | 131.58 〜 133.41 |
| NYダウ | +256.72 → 8,616.21ドル |
| GOLD | +16.60 → 939.40ドル |
| WTI | +2.02 → 61.54ドル |
| 米10年国債 | +0.139 → 3.614% |
本日の注目点
- 中 中国4−6月期GDP発表
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 7月フィラデルフィア連銀景況指数
- 米 7月NAHB住宅市場指数
- 米 4−6月期決算発表→JPモルガンチェース、IBM,グーグル
昨日に引き続きNY株式市場が急騰し、これが全ての市場に影響を与えたということでした。
残念ながら256ドル高のNYダウ上昇は読めませんでした。
ダウはこの三日間で約470ドル、率にして5.8%上昇したことになります。
先週まで市場に漂っていた「株式市場の調整入り」の空気は一気に払拭された感があります。
その背景にあったのは、言うまでもなくゴールドマン、インテルから始まった米企業の
四半期決算発表の中身でした。
大方の予想以上に企業収益が回復していたことで、米景気の先行きに再び楽観論が台頭し
リスク許容度が増したということです。
言いかえれば、株式市場の流れに為替が完全にリンクしていると言うことです。
その株価押し上げの原因は米企業決算だけではなった訳です。
製造業に回復の兆しが見えてきたことが挙げられます。
昨日発表のNY連銀製造業景気指数は前月の数字に比べ約9ポイントも改善し
1年ぶりの水準を記録しました。
また鉱工業生産もマイナスが続いているものの、その幅は大きく縮小してきました。
さらにAMEXが発表したカードの支払不能率が予想より低かったこともあります。
このあたりを背景に、年後半からの米景気回復を期待する声が高まてきている状況です。
やはりリスク許容度が増すと、円が大きく売られ、ドルも高金利通貨、資源国通貨に対して
売られる展開になります。
ドル円は先週2回、今週も1回、91円70−80水準を付けています。
3回とももみ合いはなく、短期間で押し戻されていて、その結果91円台での「滞空時間」も
極めて短いものでした。
先週最初に91円台まで突っ込んだ際に、「90円割れは難しい」との見方をしていましたが
ほとんどもみ合いもせず94円台半ばまでの反転は予想外でした。
90円に向かってトライはしたものの、結局90−95円のレンジ内での動きが続きそうです。
米企業の好決算によって押し上げられたドル円ですが、すでに決算発表を終えた企業は
いわば「勝ち組」です。
今後発表される内容が悪ければ逆の動きも考えられます。
今日明日でも3社の大手金融機関の発表を控えています。
米景気の回復度合いと企業決算の内容を見ながらドル高のシナリオが
描けるのであれば、今後の相場観の修正も必要ですが、そのタイミングは
もう少し先で、現状ではじっくり相場の流れを観て行くことにします。
短期間で大幅な上昇を見せた米株式市場とドル円は目先、調整はあろうと
観ています。
2009年4月(PDF) 2009年5月(PDF) 2009年6月(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||
| 7/2 | トリシェECB総裁 | 「ECBの政策金利は現時点では適正」「景気は2010年半ばまでに回復」との見方を改めて強調。(定例理事会後の記者会見で) | ユーロドル1.40台から→1.39台半ばまで下落。
| 7/8 |
オリビエ・ブランシャール IMFチーフエコノミスト |
「世界経済はなおリセッション下にあるが、少しづつ回復に向かっている。これまで講じてきた財政や金融、信用供与政策を引き続き実行する必要がある。」と文書で発表。 |
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| 7/13 |
トリシェECB総裁 |
ドイツミュンヘンでのイベントで「出口への準備は重要だ。時期尚早だとの認識は誤りだ。」と語り「出口戦略」の検討は必要との見方を示す。 |
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| 7/14 |
ガイトナー財務長官 |
サウジアラビアでの演説で「米政府の金融政策とFRBの政策は<強いドル>の支持で一致している。」と述べた。 |
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