2008年5月13日(火)
おはようございます。
昨日、中国、四川省を中心に大規模な地震があり、死者8700人以上 の大惨事とのことです。
当社のお客様にも中国人の方もいらっしゃいます。
ふるさとで被害を受けられた方がいらっしゃいましたら、心より お見舞い申しあげます。
今週の「日経ヴェリタス」に世界一の富豪ウオーレン・バッフェト氏の 特集が掲載さています。
金融市場が混乱している今だからこそ、氏がどのようなスタンスで市場を観ているのか興味深い特集で す。
氏が率いる投資会社「バークシャー・ハザウェイ」の株主総会での一問一答 です。
一部をご紹介します。
質問
Q:ドル安への対策をお教えてください?
A:ユーロなど外貨を稼ぐ企業に投資しています。今後10年間、ドルは弱含みが続くとみています。
質問
Q:もし大統領になったら何をするか教えてください?
A:超富裕層がもっと税金を払うように税制を変更すると思います。
また、氏は77歳ですが、「健康の秘訣は?」と聞かれて、
「キャンディーやチョコレートバー、コーラをバランスよくとる」と
笑いながら答えていたようです。これらはいずれもバークシャーの投資先企業です。
さて、どうやら昨日の相場を読み違えたようです。
日経平均が200円ほど下げると読んでいましたが、後場からプラスに転じ
100円以上上げました。ドル/円も朝方102円70銭ほどまで下げましたが
そこからじりじり上げ、終日円安が続きました。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
-
円、前面安の一日でした。
- モノライン会社最大手のMBIAが決算発表。
- 市場予想よりも良く、24億ドルの赤字。同時に格付け会社のS & Pが「AAA」(トリプルA)を 維持すると発表。
- これを受けてNYダウが大幅高に。ドルも連れ高になり103円99銭まで上昇。
- NY市場では雇用統計の改善を受けてドルを買い戻す動きが活発。
- 原油価格が5日ぶりに下げたこともあり、この日はドル/円、ユーロ/円の買いも活発に入っていたようです。
| ドル/円 | 103.27 〜 103.99 |
| ユーロ/円 | 160.03 〜 161.52 |
| NYダウ | +130.43 → 12,876.31ドル |
| Gold | −0.90 → 884.90ドル |
| WTI | −1.73 → 124.23ドル |
| 米10年国債 | +0.024 → 3.799% |
本日の注目点
- 米 バーナンキFRB議長が講演(ジョージア州)
- 米 4月小売売上高
はっきりしたトレンドが読みにくい展開が続いています。
原油価格、日米の株式市場、サブプライムローン問題など、為替に影響を 与える
それぞれの市場が読みにくくなっています。
その中で最大の問題であるサブプライムローンが解決しない限り、ドルの
上昇は限定的で、戻りを売るスタンスでいいとは思いますが、昨日のような 「だまし」もあり、
相場のあやを取り続けることは容易ではありません。
ここは方向性が見えてくるまで様子見でいいのではないでしょうか・・・
2008年4月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 5/12 | HSBC (英最大手銀行) |
1−3月期決算で58億ドル(約6000億円)のサブプライムローン関連損出を計上。 | --- |
| 5/9 | A I G | 1−3月期決算で78億500万ドル(8千億円)の赤字に。 サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。 |
ドル/円102円後半→102円前半へNYダウ大幅下げに。 |
| 5/7 | ホーニッグ カンザスシティ連銀総裁 |
高インフレの定着で金融引き締めが必要になる可能性に言及。(前日の講演で) | 金利引き下げ休止への連想からドル高へ。 |
| 5/7 | ウォール・ストリート ジャーナル |
ポールソン米財務長官が「金融危機の最悪期を脱したようだ。」と述べたと報道。 | ドル上昇へ。 |
| 5/3 | ウォーレン・バフェット (米著名投資家) |
同氏が率いる投資会社の年次総会で「ドル安は今後も続く」との見解を示した。 | --- |
| 5/2 | F R B | 「欧州中銀(ECB)とスイス国立銀行と協調し、市場への資金供給拡大。 (ECB、スイス中銀へそれぞれ500億ドル、120億ドルと倍増) |
--- |
| 5/1 | イングランド銀行 |
「米国のサブプライムローン問題による世界の金融機関の損出をマーケットは 過大に見積もっている。」(金融安定化リポートで) |
--- |
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



