今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年7月27日(月)




おはようございます。



私もたまには買いますが、街頭で販売員が売っている雑誌

「ビッグイシュー」をご存じですか?

この本がいわゆるホームレスの人たちの援助になっている

ということは聞いたことはありましたが,先週もう少し詳しく

新聞に紹介されていました。

一冊300円で販売しますが、彼らの仕入れは140円です。

ですから、一冊につき160円が彼らの利益です。

100冊売れれば1万6千の利益ですが、現実は1日10〜30冊

だそうです。雨の日はほとんど売れないそうです。

街頭で販売しているのをみたら買ってあげてください。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円の値幅は約30銭と、取引材料に乏しく円は小動き。
  • 7月ミシガン大学消費者信頼感指数は66と市場予想を上回ったものの、 市場へのインパクトはほとんどなし。
  • 7月独ifo景況指数が欧州時間に発表され、事前予想を上回る87.3に。 ユーロは対ドル、対円に強含む展開を見せたが限定的。
  • NYダウは小幅上昇し、連騰を続けているナスダック総合指数は反落。
  • 原油価格は小幅ながら8営業日続伸で68ドル台に。米株式市場が堅調なことで、 景気回復への期待感が根強くじり高の展開。

ドル/円 94.67 〜 94.97
ユーロ/円 134.38 〜 135.11
NYダウ +23.95 → 9,093.24ドル
GOLD −1.70 →  953.10ドル
WTI +0.89 →  68.05ドル
米10年国債 −0.009 → 3.656%


本日の注目点

  • 米 6月新築住宅販売件数                                     

先週木曜日のNY市場では95円30銭までドル高が進んだものの、週末の東京、

海外市場ではやや円が買い戻されました。

週末ということもあり、NYでのドル円レンジは約30銭とまったく同意がなく、

94円台後半でのゆるーい動きでした。

結局先週は91円台を試し、押し戻され、95円台に乗せたものの後が続かない

展開に終わっています。どちらに抜けるにせよ、さらなる材料が必要なようです。



さて、今週はケースシラー住宅指数やGDPの発表が控えているものの、

市場に大きな影響を与えそうな動きは予想しにくいと思います。

その中でも、ドル円は94円台後半での越週であったことからやや円が売られ易い展開

を予想します。

米企業決算の発表が米株式市場を大幅に上昇させ、ドル円も95円台まで押し上げました。

今週はそのような強いインパクトを与える材料は予想しにくいいものの、ここ10日間ほどの

米ファンダメンタルズの改善はかなり進んでいるように見受けられます。

中古住宅販売や住宅価格指数などの住宅関連と雇用環境なども上向きになってきています。

今後の指標をみないと判断はできませんが、6月〜7月にかけて改善傾向にブレーキが

かかった米経済指標が再び改善し始めているように思えます。

先週のバーナンキ議長も議会で「住宅価格の下落圧力はあるが安定してきている。」と証言しています。

この傾向が続くようだとドル円も96〜97円も可能性も出てきます。



世界的な株価の上昇から投資家がリスク資産に資金を振り向け安く、依然として

資源国通貨、高金利通貨が買われやすい地合いに変化はありません。

結局、それらのオペレーションはドル円での円売りにつながり円安に作用してきます。

豪ドル円などが今後80円を目指す展開になれば、円の一段安は避けられないでしょう。

景気回期待から原油価格もじり高なことを考えると、ありえない水準ではないと思います。
            
2009年4月(PDF)   2009年5月(PDF)   2009年6月(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
7/2 トリシェECB総裁  「ECBの政策金利は現時点では適正」「景気は2010年半ばまでに回復」との見方を改めて強調。(定例理事会後の記者会見で) ユーロドル1.40台から→1.39台半ばまで下落。
7/8 オリビエ・ブランシャール IMFチーフエコノミスト  「世界経済はなおリセッション下にあるが、少しづつ回復に向かっている。これまで講じてきた財政や金融、信用供与政策を引き続き実行する必要がある。」と文書で発表。 -----
7/13 トリシェECB総裁  ドイツミュンヘンでのイベントで「出口への準備は重要だ。時期尚早だとの認識は誤りだ。」と語り「出口戦略」の検討は必要との見方を示す。 -----
7/14 ガイトナー財務長官  サウジアラビアでの演説で「米政府の金融政策とFRBの政策は<強いドル>の支持で一致している。」と述べた。 -----
7/15 ルービニ NY大学教授  NYで開かれたチリの投資家のための会議で「米経済の急降下は止まった。経済は今も縮小しているが、そのペースは穏やかだ。」と述べ米景気後退は終焉を迎え、リセッションを終えるとの見方を示した。 NY株式市場上昇
7/21 バーナンキFRB議長 「景気下降のペースは著しく緩やかになった。 」「金融政策は引き続き景気回復を促すことに重点を置く。」景気は良い方向に向かっているが、現行金融政策継続との考えを示す。(下院での議会証言で) 債券相場上昇(長期金利低下)
7/22 バーナンキFRB議長 「(住宅価格の下落が終わったとは)決して言いきれない。 」「住宅価格もある程度安定したように見受けられるが、価格には下振れ圧力がかかっている。」(上院での議会証言で) -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和