2009年7月30日(木)
おはようございます。
「食べ歩き」はおいしいものを求めて何軒か店を回って食べることですが、
「歩き食べ」はそんなにきれいなものではありません。
「歩きながら物を食べる」ことです。
最近、この歩き食べをする人が増えているそうです。
通勤途中、駅に向いながらパンをたべたり、電車の中でおむすびを
食べたり、中にはカップヌードルを食べながら歩いている若者も
いるそうです。
「時間を節約している。」「お腹がすいたらどこでも同じ。」理由は様々な
ようですが、昔は行儀が悪いと怒られたものです。
今は「行儀」という言葉の定義そのものが変わってきているのかもしれません。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は94円台からじり高となり一時95円37を示現。 今週火曜日に記録した重要な節目をテストしたものの、抜け切れず。
- 中国上海の株価が急落したことで、日本への影響が大きい との連想から円売りが進み、円は他の主要通貨に対しても弱い展開が続いた。
- NY株式市場が今月に入り初めての2営業日連続の下落と、原油価格が 大きく値下がりしたことで、この日はドルが全面高。
- WTI原油価格は米エネルギー省が発表した週間統計で、原油在庫が 予想に反して増加していたことを理由に、このところ上昇傾向だったことから 大きく反落。
- 6月耐久財受注 → −2.5%(市場予想を下回る)
- FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表。 大半の地区で6−7月の景気減速ペースは鈍化しており景気後退の 最悪期は終わりが近いことを示唆。
- 5年物国債の入札が不調だったことで、5年もの金利は上昇したが、 10年物長期金利は小幅下落。
| ドル/円 | 94.60 〜 95.37 |
| ユーロ/円 | 132.97 〜 134.06 |
| NYダウ | −26.00 → 9,070.72ドル |
| GOLD | −11.90 → 927.20ドル |
| WTI | −3.88 → 63.35ドル |
| 米10年国債 | −0.016 → 3.670% |
本日の注目点
- 日 6月鉱工業生産
- 欧 7月独失業率
- 欧 7月ユーロ圏消費者信頼感
- 米 週間失業保険申請件数
ドル円は今月初旬に3度トライしても抜けずに押し戻された91円70−80水準が
強いサポートになっていますが、今週の動きの中ではさらに94円ちょうどあたりも
サポートになりつつあります。
日足でみると、下値が上記91円台後半から徐々に切り上がっているのが鮮明に確認できます。
一方上値ですが、95円30−40が抜けきれません。
昨日もこのレベルを伺う動きがありましたが、反落しています。
ただ現在も95円絡みでの取引です。どちらかと言えば95円の方で上抜けすると観ています。
昨日のNY市場ではこれまでの通貨の動きに少し変化がでてきました。
ドルと円は同じグループでいわば「クマサンチーム」で、ユーロ、豪ドル、ポンド、カナダなどの
高金利通貨、資源国通貨は「ゾウサンチーム」です、クマサンが買われればゾウサンが売られ、
クマサンが売られればゾウサンが買われるという、かなり明確な動きがありました。
昨日のNYでは、クマサンのグループ内でドル高円安が起き、ドルはゾウサンに対しても
強く推移し、ドル全面高の展開でした。
将来米景気が回復し長期金利が上昇した際にはクマサンチームは解散ということになるはず
ですが、昨日の動きはその前兆だったのでしょうか・・・・。
昨日発表されたベージュブックでは、6−7月は「経済活動が引き続き軟調」だったものの、
4地区連銀で「安定化の兆し」があると指摘しています。
この内容は先週議会で証言したバーナンキ議長の発言と一致していることになります。
米景気の減速は明らかにそのペースを緩め「景気の大底」に近づいていることと思われます。
今回の報告が来月11−12日に開かれるFOMC会合での討議資料となることから
同様の文言が挿入されることになりそうです。
前日に引き続き市場ではユーロが対ドル、対円で大きな値動きを示しています。
136円台を記録したユーロ円がそ日のうちに132円に急落し、昨日の東京では
134円台半ばまで上昇した後、海外で再び132円台に突っ込んでいます。
ユーロ圏経済に対する見方が分れていることが背景にあると思われます。
米ゴールドマンは、同社が節目と考えるユーロドル1.45の水準に達する前に、
対ドルでのユーロ上昇を見込んだポジションを手じまうよう投資家に助言しています。(ブルームバーグ)
ユーロ円のテクニカルでは上値も下値も収斂しつつ、徐々に「三角保ち合い」を形成していることから
来月にははっきりした方向性が見えてくる可能性があり,ユーロ円日足チャートには注目しています。
2009年4月(PDF) 2009年5月(PDF) 2009年6月(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 7/2 | トリシェECB総裁 | 「ECBの政策金利は現時点では適正」「景気は2010年半ばまでに回復」との見方を改めて強調。(定例理事会後の記者会見で) | ユーロドル1.40台から→1.39台半ばまで下落。
| 7/8 |
オリビエ・ブランシャール IMFチーフエコノミスト |
「世界経済はなおリセッション下にあるが、少しづつ回復に向かっている。これまで講じてきた財政や金融、信用供与政策を引き続き実行する必要がある。」と文書で発表。 |
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| 7/13 |
トリシェECB総裁 |
ドイツミュンヘンでのイベントで「出口への準備は重要だ。時期尚早だとの認識は誤りだ。」と語り「出口戦略」の検討は必要との見方を示す。 |
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| 7/14 |
ガイトナー財務長官 |
サウジアラビアでの演説で「米政府の金融政策とFRBの政策は<強いドル>の支持で一致している。」と述べた。 |
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| 7/15 |
ルービニ NY大学教授 |
NYで開かれたチリの投資家のための会議で「米経済の急降下は止まった。経済は今も縮小しているが、そのペースは穏やかだ。」と述べ米景気後退は終焉を迎え、リセッションを終えるとの見方を示した。 |
NY株式市場上昇
| 7/21 |
バーナンキFRB議長 |
「景気下降のペースは著しく緩やかになった。 」「金融政策は引き続き景気回復を促すことに重点を置く。」景気は良い方向に向かっているが、現行金融政策継続との考えを示す。(下院での議会証言で) |
債券相場上昇(長期金利低下)
| 7/22 |
バーナンキFRB議長 |
「(住宅価格の下落が終わったとは)決して言いきれない。 」「住宅価格もある程度安定したように見受けられるが、価格には下振れ圧力がかかっている。」(上院での議会証言で) |
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| 7/26 |
バーナンキFRB議長 |
「今年下期(7−12月)の経済成長率は1%のプラス。失業率は10%を超えた後低下し始める。」と発言。(カンザスシテーでのタウンミーティングで) |
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| 7/27 |
ガイトナー財務長官 |
米中戦略経済対話での挨拶で「2013年までに政府の財政赤字を持続可能な水準まで削減する方策に取り組んでいる。」と述べた。 |
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| 7/27 |
プロッサー フィラデルフィア連銀総裁 |
ウオールストリートジャーナル紙の取材に対して「おそらくそれ程遠くない将来に金利を引き上げはじめなければならないだろう。」との見方を示した。 |
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| 7/28 |
スティーブンス オーストラリア準備銀行(RBA)総裁 |
「他の多くの国とは対照的に、豪州の現在の景気下降は最後の深刻な下降期の一つではないと判断する公算がある。」(シドニーでの講演で) |
オージーUSドル0.82台から→0.8315、オージー円78円台半ば→79円28まで豪ドル高進む。
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