2009年8月20日(木)
おはようございます。
中国の不動産ブームがバブルと言われています。
都心部では土地の値上がりが激しく、人々は先を争って
買い急いでいます。
北京の郊外のいわゆるベドタウンでは、今年の5月頃から
土地の値上がりが顕著になりました。
1ヶ月で10%近い値上がりを見せるところもあるそうです。
住宅を新規に購入したいという人にとっては、待てば待つほど
値上がりしていき、たまりかねて無理をしてでも
買います。それがまた価格を押し上げるという「買いが買いを呼ぶ」
構図になっているようです。
20年ほど前どこかの国で聞いたことのあるような話です。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 重要なな経済指標の発表もない中、アジア、欧州市場の流れを受け 94円前半で取引開始。その後も円買い圧力が続き円は93円66銭と 約1ヶ月振りの円高水準へ。
- 93円台後半でのもみ合い後、NYダウが続伸したこともあり 円はやや下落し94円00−10でクローズ。
- ユーロ円も132円前半まで下落したが、ユーロドルが上昇したことで 133円台後半まで押し戻された。
- 原油価格が大幅に続伸。原油在庫が予想以上に減少していたことを材料に 前日比3ドルを超す上昇。引け値では約2ヶ月ぶりとなる72ドル台。
- スイス最大手のUBSは米税務当局との間で4450人の顧客の個人情報を 開示することで合意。今後のスイスの銀行業務に波紋。
- 株式市場が上昇したが、中国株の下落から安全資産しとして債券も上昇。
| ドル/円 | 93.66 〜 94.24 |
| ユーロ/円 | 132.17 〜 133.96 |
| NYダウ | +61.22 → 9,279.16ドル |
| GOLD | +5.60 → 944.80ドル |
| WTI | +3.23 → 72.42ドル |
| 米10年国債 | −0.061 → 3.455% |
本日の注目点
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 8月フィラデルフィア連銀景気指数
中国株が大きく下げていたことから円買いが活発になり約1ヶ月振りに
93円台へ突入しました。
昨日のアジア、欧州でもドル円の頭は重く、94円半ばでのもみ合いでしたが、
欧州市場に入ると一気に93円台までドル安が進みました。br>
93円台への突入はある程度と予測できたものの、昨年秋の展開とは
大きく違っていました。
円買いの勢いは緩やかで、「ドルの狼狽売り」は見られませんでした。
日米の株式市場が調整するなか、安全資産としての円に資金が集まるのは
既に経験済みですが、ドルを売り円を買う投資家も水準を考えると迷いも
あるように思えます。
ひとまず、チャートの節目である93円70前後ではドル売りの勢いはとまり
94円台に戻っていますが、流れからするとやはり、93円ミドル、そして93円が
下抜けするかどうかがポイントとなりそうです。
これまで為替相場を占う際には日米の株式相場と米長期金利の行方は必須項目でした。
これは現在でも変わりませんが、先週あたりからこれに加え「上海株式市場」の動向も
重要なファクターになってきています。
ここ二日間で大きく値下がりしている同市場の株価はアジア時間での日経平均株価にも
影響を与え、海を渡ってNY市場でも意識されます。
同市場の株価が大きく下落する流れになると、世界で最も自動車販売数の多い中国での
車の売れ行きに影響がでたり、上昇を続けている不動産価格の下落などに繋がり
8%成長を目指している中国の経済成長も雲行きが怪しくなってくるからです。
今や世界経済は「中国頼み」の構造を深めており、中国の存在感がますます高まって
きていることから、中国でのバブル崩壊は対岸の火事では済まなくなっています。br>
その上海株式市場は東京時間10時半からオープンします。
そして、もう一つ重要なファクターになりつつあるのが「原油価格」です。
これまで50−60ドルでの価格滞での推移でしたが、昨日のNY原油先物市場では
2ヶ月振りに72ドル台で引けました。
今後80ドル台に向けて上昇するようなことになれば、投機的な資金が流れ込み
昨年から今年にかけてみられた、ドル安原油高、あるいは株安原油高となり
商品相場が急騰することも考えられます。
こうなると原油価格を見ながらら為替の売買をする姿勢がより一層強まるからです。
このような状況から、今日も日経平均、そして上海株式市場の動きに注目したいと
思います。
2009年4月(PDF) 2009年5月(PDF) 2009年6月(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||
| 8/2 | グリーンスパン前FRB議長 | 「米経済は大方のエコノミストの予想を上回るペースで成長を再開する公算がある。」GDPの数字に関してインタビューに答えて。 | -----
| 8/5 |
スティグリッツ コロンビア大学教授 |
米景気の回復について「総需要不足という根本的な問題は残っており、景気回復は非常に緩慢なものになる。」と予想。FRB議長の再任についても「交代を検討してみるべき」との見方を表明。 |
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| 8/9 |
ローラ・タイソン米大統領経済顧問 |
米景気の回復について「すでに安定化し、上向き始めている可能性がある」クアラルンプールでのインタビューで。 |
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