今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年8月21日(金)




おはようございます。



「麦わら帽子は冬に買え」

株式市場などでは有名な言葉です。

麦わら帽子は冬には売れません。誰も見向きもしないからです。

誰も買わないということは価格も安いということです。

株も、誰も関心を持たず安値で放置されている時こそ

買い時で、安い時に仕込んでおくべきだという意味です。

今月に入って新型インフルエンザの感性が拡大し、高校野球選手や

日ハムの選手などにも被害が広がっています。

今年の冬には相当な被害も予想され、この春先のように

薬局の店頭からマスクが消ええることも考えられます。

そこで・・・・・

「マスクは夏に買え」

準備は怠らなきよう。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は下値も上値も抑えられる中、94円近辺でオープン。 8月フィラデルフィア連銀景況指数が大幅に改善したことを受け、 94円半ばまでドルが上昇。
  • その後、週間失業保険申請件数が57.6万人と予想を以上に 増加していたことで、ドルは下落。94円を切ると買われ、94円台では 頭の重い展開で値幅も60銭弱と小動き。
  • この日の経済指標も強弱まちまちで、7月景気先行指数は0.6%と 4ヶ月連続で前月比プラスを記録。
  • 8月フィラデルフィア連銀景況指数 → 4.2(11ヶ月ぶりのプラス)
  • NYダウは製造業指数の大幅改善を受け3日続伸。
  • 米政府は自動車買い替え制度を24日午後8時で終了すると発表。 突然の発表に自動車ディーラー、購入予定者に不安の声も。

ドル/円 93.85 〜 94.41
ユーロ/円 133.40 〜 134.39
NYダウ +70.89 → 9,350.05ドル
GOLD −3.10 →  941.70ドル
WTI +0.12 →  72.54ドル
米10年国債 −0.028 → 3.428%


本日の注目点

          
  • 米  バーナンキFRB議長講演     
  • 米  7月中古住宅販売件数                                                      

週末です。

今週は月曜日からドルは下落の可能性ありと観て、下値がどこまであるのか?

また節目である93円70前後を割り込み93円を割り込むのかどうかに注目して

いましたが、結局下値も限られた展開でした。

これで94−96円のレンジに入り、明確な相場観がでない重苦しい展開になる

可能性も出てきました。

NYダウが3日続伸し、この間の上げ幅は220ドルを超えています。

週末のNY株式市場がまだ残ってはいますが、この動きで「一時的な調整」を

終えたのかどうか?このあたりがやはり今後の相場を左右してきそうです。

個人的には、米株式市場の下げは一旦和らいだものの、これまでのような

一本調子の上昇は予想しにくく、ドル円も現在のところまだ下値のリスク方が

高いと観ています。

製造業中心に景気底入れ指標が相次ぐ状況にも反応が鈍く、ドルは上昇のきっかけを

掴めないでいるのではないかと感じるからです。



米政府は自動車買い替え制度を24日の月曜日で終了すると突然発表しました。

買い替え制度への利用者が殺到していることと、古い車をエコカーに買い換えたら

奨励金をだすというこの制度は、結局日本車のシェアーが高まり、米国民の税金で日本企業を

助けているこのに他ならない、という批判を避ける狙いがあるようです。

実際にこの制度の利用状況をみると、持ち込まれた車の上位10車種は全て米ビッグスリー

のものです。

さらに、新たに購入された車の上位10車種には米国車は2車種しかないという状況です。

結果的には「米車売り、日本車買い」を加速させているとの批判が高まっていました。

今朝のCNNでは、「米国民の税金で日本車を買わせ、日本はそのお金で米国債いを

購入している。」との強烈な意見も飛び交っていました。



ISM製造業指数、NY連銀指数に続きフィラデルフィア連銀指数も大きく改善し、

製造業の景気底入れは鮮明になってきました。

住宅関連と雇用の回復にまだ遅れが見える米経済ですが、この点の見方が大きく分かれています。

9月の雇用統計次第では為替も株価もおおきく影響を受けることから、今から気になるところです。

それまでは引き続き日米の株価と上海の株価が注目されています。
       
2009年4月(PDF)   2009年5月(PDF)   2009年6月(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/2 グリーンスパン前FRB議長  「米経済は大方のエコノミストの予想を上回るペースで成長を再開する公算がある。」GDPの数字に関してインタビューに答えて。 -----
8/5 スティグリッツ コロンビア大学教授  米景気の回復について「総需要不足という根本的な問題は残っており、景気回復は非常に緩慢なものになる。」と予想。FRB議長の再任についても「交代を検討してみるべき」との見方を表明。 -----
8/9 ローラ・タイソン米大統領経済顧問  米景気について「すでに安定化し、上向き始めている可能性がある」クアラルンプールでのインタビューで。 -----
8/20 ガイトナー財務長官  景気先行指標、フィラデルフィア連銀指数がプラスに転じたことについて「まだ道のりは長いいが、安定化の兆しが見え始めた。回復への最初の一歩だ。」オハイオ州での講演で。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和