今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年9月2日(水)




おはようございます。



日本同様、アメリカでも失業率の上昇に伴い収入が減り

生活費を切り詰める人が多くいるそうです。

毎日の生活に必要なミネラルウオーターも買わずに

水道水を飲む人も増えてきたとの報道もありました。

そんな状況の中で米ペプシコは値段の安いミネラルウオーターを

発売しました。

その値段、500mlのペットボトル20本で2ドル30セント

(約215円)です。

1本当たり10円程度ですからかなり売れているそうです。

日本に輸入したらビジネスになるかもしれません。

ただ、味や成分は分からないので日本人に受けるかどうか・・・。

あたるか外れるかは正に、「水商売」です。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は93円を挟む展開から米経済指標改善を受け93円台半ばまで 上昇したものの上値が重く反落。
  • NYダウはAIGなど金融株が大幅に下落し、これがドル売りに繋がり 92円台後半で引け。
  • 8月ISM製造業行景況指数は52.9と大幅に改善し、好不況の目安の 50を超え、8ヶ月連続で改善。
  • 8月の新車販売台数ではトヨタ、ホンダとフォードがシェアを拡大し、 GM、クライスラーは苦戦。
  • 8月のユーロ圏の失業率は9.5%と前月よりさらに悪化。 この発表を受けユーロは対ドル、円で下落。 
  • 原油価格は続落し68ドル割れ目前。
  • 株価の下落を受け債券相場は上昇、長期金利は約2ヶ月ぶりの3.3%台に。

ドル/円 92.81 〜 93.45
ユーロ/円 131.85 〜 133.92
NYダウ −185.68 → 9,310.60ドル
GOLD +3.00 →  956.50ドル
WTI −1.91 →  68.05ドル
米10年国債 −0.035 → 3.368%


本日の注目点

          
  • 豪   第2四半期GDP  
  • 欧   7月ユーロ圏生産者物価指数
  • 欧   ユーロ圏第2四半期GDP改定値    
  • 米   FOMC議事録(8/11〜12日分)  
  • 米   ADP雇用者数                                                                  

米経済指標の改善にも依然としてドルの上値が重い展開が続いています。

8月ISM製造業景況感指数は市場予想を大幅に上回る52.9でした。

このところ同指数は急速に改善傾向を示し、これで8ヶ月連続で前月を上回っており、

好不況の判断である「50」を超えています。

昨年12月に最悪の32.9まで下落した同指数は今年に入り一貫して改善傾向を示しています。

さらに、この日は中古住宅販売契約指数が+3.2%と大きく伸び、米住宅市況の回復を

示しましたが、ドル円は93円の50を超えることができずに反落しています。

午後は株式市場が大きく下落したことで、ドル円も軟調となり、「リスク回避」の動きが

優勢となりました。

ドル円は再び92円台に入り、円とドルが買われる展開となっています。



米株式市場の先行きにやや不透明感が漂い始めました。

NYダウはここ3日間で270ドル程下げ、特に昨日は185ドルを超える大幅な下げと

なりました。

米経済指標の改善が続き株価も順調に上昇を続けてきましたが、すでに割高だとの

指摘も有ります。

先週末の値ではS&P500種の株価収益率(PER)は既に19倍程度まで上昇しており

2006年4月以来の高水準となっていました。

このため「安全資産」への逃避から米債券が大幅高となり長期金利は3.3%台まで下落しています。

これら一連の流れから為替市場では円が買われ、主要通貨に対してはドルが買われる展開と

なっています。



ドル円は引き続き下落のリスクが高く、目先、月曜日に記録した92円55銭。

さらには92円台の攻防が意識されます。



本日も日経平均株価を睨みながらの下値を探る展開かと思います。

本腰を入れて円を買う姿勢はみられないものの、米経済市場の改善にも上昇しないドル円を

考えると、一旦下値を試す動きもやむを得ないところでしょうか。

2009年4月(PDF)   2009年5月(PDF)   2009年6月(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/2 グリーンスパン前FRB議長  「米経済は大方のエコノミストの予想を上回るペースで成長を再開する公算がある。」GDPの数字に関してインタビューに答えて。 -----
8/5 スティグリッツ コロンビア大学教授  米景気の回復について「総需要不足という根本的な問題は残っており、景気回復は非常に緩慢なものになる。」と予想。FRB議長の再任についても「交代を検討してみるべき」との見方を表明。 -----
8/9 ローラ・タイソン米大統領経済顧問  米景気について「すでに安定化し、上向き始めている可能性がある」クアラルンプールでのインタビューで。 -----
8/20 ガイトナー財務長官  景気先行指標、フィラデルフィア連銀指数がプラスに転じたことについて「まだ道のりは長いいが、安定化の兆しが見え始めた。回復への最初の一歩だ。」オハイオ州での講演で。 -----
8/26 ロックハート アトランタ連銀総裁  「全体的には米経済は改善しているが、なお脆弱だ。FOMCが政策金利を長期にわたって低水準で据え置くとの方針を示しているが、私もこの方針が必要だと考えている。」テネシー州のスピーチで。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和