今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年5月16日(金)


おはようございます。

今日は金曜日です。一週間が経つのがすごく早く感じられます。
学生のころは(早く週末にならないかな・・・)と考えていたのが、今は まったく逆です。

同じ時間なのにこんなにも感じ方が違うのは、やはり歳のせいでしょうか。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • ユーロ圏4月消費者物価指数(前月比) →+0.3%(市場予想どおり)
  • ユーロ圏1−3月期GDP(前期比) →+0.7%(市場予想を上回る
  • ユーロ圏GDPは年率で2%台後半と、ドイツを中心にゆるやかな景気拡大が続いているようです。

NY市場

  • 発表された経済指標がそれぞれ市場予想より悪かったことでドルは下落しました。
  • 前日に引き続き、この日も欧州市場ではドル堅調で、105円台がありましたが
    更に上値を追うような勢いはありませんでした。
  • 経済指標の悪化で104円台半ばまでドルは売り込まれましたが、NYダウが終日
    プラスだったことと、原油価格が下落したことで下値も限定的でした。
  • NY連銀製造業景気指数 → −3.2(市場予想を下回る)
  • 4月鉱工業生産     → 111.2(−0.7%、市場予想を下回る)
  • フィラデルフィア連銀景気指数 → −15.6(市場予想を下回る)

ドル/円104.43 〜 105.14
ユーロ/円161.57 〜 162.71
NYダウ+94.28  → 12,992.66ドル
Gold+13.50  → 880.00ドル
WTI−0.10  →  124.12ドル
米10年国債−0.097 → 3.818%


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏3月貿易収支
  • 米 4月住宅着工件数
  • 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
結局、今週は明確な方向感を見つけられないまま終わりそうです。
ボタンを掛け違えた方も多かったのではないでしょうか・・・・・。
これまで密接に関連性があった「為替と株式」がやや薄まってきたようです。
日米とも株式市場が安定してきたことで、金融市場でのリスクが一つ減りつつ
あるということかもしれません。

週末です。ゆっくり休養をとって下さい。

お疲れ様でした。


2008年4月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
5/15 バーナンキ
FRB議長
金融機関に対して「資本増強をさらに続けるよう」促し、「市場は不安定な状況が続いている」    FRB議長 とコメント。(シカゴでの講演で) ---
5/14 ユンケルルクセンブルク首相
(ユーロ圏議長)
「石油や食料価格の高騰で平均的な所得層の負担が増えている」
EC財務相会合で   (ユーロ圏議長) 物価上昇に警戒感を示した。
---
5/13 イエレンサンフラン
シスコ連銀総裁
現在の政策金利は適正との認識示す。 ---
5/13 バーナンキ
FRB議長
講演で「喜ばしい兆候はみられるものの、正常な状態にはなおほどと遠い。」      ポールソン財務長官とは認識の違いを示す。 ---
5/12 HSBC
(英最大手銀行)
1−3月期決算で58億ドル(約6000億円)のサブプライムローン関連損出を計上。 ---
5/9 A I G 1−3月期決算で78億500万ドル(8千億円)の赤字に。
サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。
ドル/円102円後半→102円前半へNYダウ大幅下げに。
5/7 ホーニッグ
カンザスシティ連銀総裁
高インフレの定着で金融引き締めが必要になる可能性に言及。(前日の講演で) 金利引き下げ休止への連想からドル高へ。
5/7 ウォール・ストリート
ジャーナル
ポールソン米財務長官が「金融危機の最悪期を脱したようだ。」と述べたと報道。 ドル上昇へ。
5/3 ウォーレン・バフェット
(米著名投資家)
同氏が率いる投資会社の年次総会で「ドル安は今後も続く」との見解を示した。 ---
5/2 F R B 「欧州中銀(ECB)とスイス国立銀行と協調し、市場への資金供給拡大。
(ECB、スイス中銀へそれぞれ500億ドル、120億ドルと倍増)
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5/1 イングランド銀行 「米国のサブプライムローン問題による世界の金融機関の損出をマーケットは
過大に見積もっている。」(金融安定化リポートで)
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和