今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年9月14日(月)




おはようございます。



敬老の日を前に厚労省の発表によると、

日本の100歳以上の高齢者は4万人を突破したそうです。

2000年にには1万人ほどしかいなかった100歳以上の

お年寄りがわずか9年で4倍になったわけです。

日本は世界でも類をみないスピードで高齢化が進んでいる

ことになります。

食糧事情や医療が進歩してことが要因として挙げられますが、

最大の要因は1945年以来戦争をしていないことではないでしょか。

平和な暮らしがが続いていることと高齢化は、

無関係ではありません。。

「平和ボケ」も危惧されますが、このまま平和が続けば

「100歳以上人口10万人」もすぐにやってきます。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 引き続きドル全面安の展開が続いています。
  • ドル円は90円後半で取引が始まり、ほとんドドルが買い戻される 場面もなく90円21銭と2月以来の円高水準までドル下落。
  • ユーロは対ドルで1.4635と直近の高値を抜くレベルまで 強含んだものの、円ほど買いは圧力は見られずやや反落。
  • ポンドは8月の生産者物価指数の上昇を材料に、対ドルで1ヶ月ぶりの 高値1.67台を記録。
  • 株式市場は6日ぶりに反落し、債券相場はこの日も入札が好調で 5週連続高。
  • 金価格は続伸、引け値で1000ドル台を確保。
  • 9月ミシガン大学景気信頼感紙数→70.2(市場予想を上回る)

ドル/円 90.21 〜 90.99
ユーロ/円 131.54 〜 132.80
NYダウ −22.07 → 9,605.41ドル
GOLD +9.60 →  1,006.40ドル
WTI ー2.65 →  69.29ドル
米10年国債 −0.014 → 3.354%


本日の注目点

           
  • 欧   7月ユーロ圏鉱工業生産    
  • 米   デュークFRB理事、ラッカー リッチモンド連銀総裁   
  • 米   イエレン サンフランシスコ連銀総裁                                                                             

円が静かに、そして着実に強含んでいます。

先週末のNYではついに90円台前半まで円高が進み、90円21銭を記録しました。

その後買い戻されて90円65銭近辺で引けていますが、さすがにここまで円高が進むと

市場では今年1月に記録した87円10銭が噂されるようになってきました。

このところドルが全面安で、特にポンドとユーロに対して今年の最安値を記録していましたが、

円はやや出遅れ感がありました。

先週末のNYではこの動きも修正されるような流れで、円がドルだけではなく主要通貨に対しても

買われる展開となりました。



今回の円高は今年1月のそれとは違い、スピードが非常に遅くなっています。

従って「過熱感」もなく、それだけに戻りの幅も浅くなっています。

ドル円を買い持ちにしている市場参加者にとっては、非常に損切りをしにくい、

いやな展開が続いていると思います。

また、もう一つの違いは米経済指標の内容です。

今年5月頃から米経済指標は明らかに改善傾向を見せています。

雇用の部分ではまだ強弱まだらも模様ですが、その他住宅関連も底打ち感を

見せています。

先週末発表されたミシガン大学景気信頼感指数も前月の65.7から

70.2と大きく改善しています。



しかし市場はそれでもドルを売り続けています。

米景気の先行きに不透明感が残っているという理由もみられますが、最大の要因は

米金利の低下ではないかと思います。

先週も書きましたが、ユーロ3ヶ月もの金利ではドルが円を下回っています。

また長期金利では米ドルの金利が円を上回っているものの、その差は2%まで縮小しています。

「金利の低いドル」がすっかり定着した感があります。

市場では金利の低い金ドルを調達して、その他主要通貨、高金利通貨を買う動きが

活発化しており、新聞でも指摘されていた「ドルキャリートレード」が

加速しているようです。



さて今週の焦点は90円を割り込むかどうかと、割り込んだ場合に今年1月の87円台

に向かうのかどうかに絞られます。

現在ドル円の水準は90円前半での取引となっています。

90円割れを試すことは間違いないところでしょうが、その後の動きは

今年1月のように、そこからに大きく円が買い進まれることはないと観ています。

当時の日米のファンダメンタルズと、現在のそれとは大きく異なるからです。

また、米株式市場と米債券市場が同時に強含み続伸することは、基本的には

考えにくいことだからです。
                                     
2009年4月(PDF)   2009年5月(PDF)   2009年6月(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/3 トリシェECB総裁  「景気が非常に緩やかに回復している。」「今は【出口の】時ではない。 」ECB理事会後の記者会見で。 -----
9/4 ウェーバーECB理事(独連銀総裁)  「これ以上の景気拡大的措置は必要ないと認識している。」政策金利がさらに引き下げらるの可能性があるか、という記者団の質問に答えて。 -----
9/9 フィッシャー ダラス連銀総裁  「FRBは出口戦略については議論をしており、適切な時期には行動する。」「適切な時期とは企業業績が安定してきた時を意味する。」テレビ東京のインタビューに答えて。 -----
9/9 リッカネンECB理事(フィンランド中銀総裁)  「流動性吸収は利上げとは別物。」「ユーロ圏の成長は緩やかで、インフレ圧力はない。」ヘルシンキでの記者会見で。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和