2009年9月18日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 米国債の利回りが上昇を意識して91円64銭まで上昇したが、米失業保険継
受給者数が予想以上の増加を示した事や住宅着工許可件数が予想を下回った事
などに嫌気された。
- 米8月住宅着工件数は、59.8万戸と市場予想通りとなったが、
米8月住宅着工許可件数は57.9万戸と、前月の55.7万件よりも改善したが
市場予想の58.3万戸に対しては、下回る結果となった。
- 失業保険申請件数は、市場予想や先月度よりも下回る54.5万件となった。
米失業保険継続受給者数は、前回の608.8万人から14.2万人増加の
623万人となる。
- 9月フィラデルフィア連銀製造業業況指数 予想8.0→結果14.1
- 株式市場は小幅安、NYダウは前日比−7.79ドル、ナスダックは6.4ポイント安
で取引を終了した。
| ドル/円 | 90.60 〜 91.64 |
| ユーロ/円 | 133.59 〜 134.81 |
| NYダウ | −7.79→ 9783.92ドル |
| GOLD | −6.7 → 1013.5ドル |
| WTI | +0.04 → 72.47ドル |
| 米10年国債 | −0.091 → 3.383% |
本日の注目点
- 欧 7月経常収支
- 英 8月マネーサプライ
昨晩は、ロンドン市場にて白川日銀総裁による「円高は中期的に経済を押し上げる
力もある」と円高を容認するような発言を受けて円買いが先行しましたが、
時間外による米国債の利回りの上昇や、9/13までの米国の新規失業保険申請
件数の好結果を受けて一時91.60円台の高値をつけました。
しかしながら今後の住宅着工件数の前身となる指標の住宅着工許可件数が悪化
したり、9月フィラデルフィア連銀製造業業況指数はよかったものの、
個別の内訳では悪化したことにより、ドルが買われる動きも限定的なもの
となりました。
本日は、米国おいて経済発表の行われる予定がなく、株式市場や米国債券の
値動きをみた相場展開となってきそうです。また鳩山政権が発足して間もない為、
各閣僚などの要人発言には、注意をする必要がありそうです。
さて来週はシルバーウィークとなりますが、値動きとしては、90.00円割れが
争点となってきそうです。90.00円にはしっかりとしたサポートがありますが、
90.00円を割り込むようであれば、さらなる円買いも想定されそうです。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||
| 9/3 | トリシェECB総裁 | 「景気が非常に緩やかに回復している。」「今は【出口の】時ではない。 」ECB理事会後の記者会見で。 | -----
| 9/4 |
ウェーバーECB理事(独連銀総裁) |
「これ以上の景気拡大的措置は必要ないと認識している。」政策金利がさらに引き下げらるの可能性があるか、という記者団の質問に答えて。 |
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| 9/9 |
フィッシャー ダラス連銀総裁 |
「FRBは出口戦略については議論をしており、適切な時期には行動する。」「適切な時期とは企業業績が安定してきた時を意味する。」テレビ東京のインタビューに答えて。 |
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| 9/9 |
リッカネンECB理事(フィンランド中銀総裁) |
「流動性吸収は利上げとは別物。」「ユーロ圏の成長は緩やかで、インフレ圧力はない。」ヘルシンキでの記者会見で。 |
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