今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年9月21日(月)




おはようございます。



鳩山新内閣が発足しまだ1週間もたたないのに

既に足並みが揃わなくなってきています。。

亀井郵政・金融相が郵政事業について、「担当はおれだ」と

郵政相にかみついています。

また。債務の返済を猶予する制度については、

藤井財務相を相手に、「おれがやることに財務相が口を挟むのか、

そう言っとけ。」とインタビューを受けた記者に言い放っています。

いずれ、口が禍して鳩山総理も耐えきれなく、更迭・・・・。

その結果、国民新党は連立を離脱する、というシナリオが見えてきそうです。

氏は時折挑戦的な物言いをしますが、言語明瞭、意味不明です。

あの独特なしゃべり方を聞くと、田中角栄氏を思い出して

しまうのは、私だけでしょうか・・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 週末を控え、経済指標もなかったことから円は91円台での 取引に終始し値幅も限定的。
  • 藤井財務相が「為替レートに関して政府が言うべきでない。」と の発言を受け、円がやや売られ91円半ばまで下落。
  • ドルはユーロやポンドに対しても買われ、対ユーロでは3日ぶりに 1.46台半ばまでドル高の場面も。引けは再び1.47台前半。
  • 前日下落したNYダウは企業業績の好調予想を背景に、シェブロン、HP, サンディスクなどが上昇、前日比36ドル高と年初来高値を更新。
  • ドルが上昇したことから原油、金ともに小幅下落。
  • 債券相場は来週には総額1120億ドルと、過去最高となる入札が 控えていることから下落、金利は上昇。

ドル/円 91.15 〜 91.64
ユーロ/円 134.15 〜 134.62
NYダウ +36.28 → 9,820.20ドル
GOLD −3.20 →  1,010.30ドル
WTI −0.43 →  72.04ドル
米10年国債 +0.088 → 3.471%


本日の注目点

           
  •  8月米景気先行指数                                            

先週の1週間はいろんな意味で重要な週でした。

鳩山政権が発足したことで為替市場はどのような反応を見せるのか?

また、財務大臣には誰が就任し、現状の為替の水準にについてどう考えているのか?

その前の週に91円を割り込んでいたドル円は果たして90円を割り込むのか?

そんなことが確認され週でした。



結果的には円高という形で為替は動きましたが、90円を割り込むことはなく

先週末は91円台前半での週越えでした。

財務大臣には順当に藤井氏が就任。

為替に関してはまず、「円高は必ずしもマイナスの効果だけではない」という趣旨の

発言をしたため「市場介入には消極的」ととられ、90円12銭までドル売りが加速

する場面もありました。

週末には「為替相場水準に政府が言及すべきではない。」との趣旨の発言をし、今度は

円が売られる展開になりました。

いずれにしても、これまでの与謝野氏と比べると積極的な発言が目立つように

思えますので、今後も同氏の発言には注意が必要です。



先週は月曜日から円高傾向で始まりましたが、結局90円12銭までドル安が進みましたが

90円割れは回避できました。

先週末は91台で引けていることからややドルの底値が固まり、ドルを売りにくくなった

ようにも思えます。

市場は依然としてドル安を予想しているようですが、今週はFOMC、ピッツバーグでは金融サミンットも

あります。

90円前半からの戻しも急なことから、ややドル売りを仕掛けにくくなっているようにも思えます。

しかし、だからと言ってドルが大きく買われる雰囲気でもありません。

繰り返しになりますが、これまでのドル円のサポートであった91円70−80の抵抗線を

上抜けするまでは市場のセンチメントは変わりません。

事実先週ドルが上昇しても、三度91円60から上のあたりで押し戻されています。

ドルの上値では、この水準が抜けるかどうかが今週のポイントとなると思います。

また下値については90円が引き続き重要なサポートであることは言うまでもありません。

同時にユーロドルは先週末に一旦調整したものの、時間足から週足までどれを見てもテクニカル的には

1.5を目指しているいように思えます。

今後、ユーロドルが1.5に向かって上昇を続けるようであれば、ドル安が加速して

円も再び90円割れを試す展開も予想されます。

ドル円の動きは当然ですが、ユーロドルの動きからも目が離せません。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/3 トリシェECB総裁  「景気が非常に緩やかに回復している。」「今は【出口の】時ではない。 」ECB理事会後の記者会見で。 -----
9/4 ウェーバーECB理事(独連銀総裁)  「これ以上の景気拡大的措置は必要ないと認識している。」政策金利がさらに引き下げらるの可能性があるか、という記者団の質問に答えて。 -----
9/9 フィッシャー ダラス連銀総裁  「FRBは出口戦略については議論をしており、適切な時期には行動する。」「適切な時期とは企業業績が安定してきた時を意味する。」テレビ東京のインタビューに答えて。 -----
9/9 リッカネンECB理事(フィンランド中銀総裁)  「流動性吸収は利上げとは別物。」「ユーロ圏の成長は緩やかで、インフレ圧力はない。」ヘルシンキでの記者会見で。 -----
9/15 バーナンキFRB議長 「米景気後退は現時点で終わっている可能性が非常に高い」講演で景気後退の収束に言及。  株式市場は好感しNYダウは続伸。
9/16 藤井財務大臣 「強い円は日本にとって有益。」財務大臣就任に際して。  91円00 →90円12まで円急騰。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和