今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年9月24日(木)




おはようございます。



SWも終わり今日から仕事の方がほとんどかと思います。

連休は終わりましたが、季節はこれからが一年で一番いい季節です。

スポーツ、読書、勉強、芸術、はたまた食べ物・・・・。

どれを取ってもこの季節はピッタリです。

これから約1ヶ月半の期間、皆さん何をやりますか?、

是非有意義に使いたいものですね。

そして、為替も秋にはよく動くこもをお忘れなく・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 昨日アジア市場で90円49まで売られたドル円でしたが、 その後の欧州、NY市場では買われる展開に。
  • NYダウが一時9900ドル台を回復したこともあり、ドル円は91円55銭まで 上昇。その後、株式市場がマイナスに転じたことと、ユーロドルがユーロ高に 推移したことで円も91円前半に。ユーロドルは1.4845と1年ぶりの高値を記録。
  • FOMC声明では景気見通しを上方修正したものの、これまでのコメントから 大きく変わってないこともあり、株式市場は下落し、長期金利も下落。
  • FRBは住宅ローン担保証券の購入プログラムを来年3月まで延長することを決定。
  • 原油価格は予想外の在庫増を受け大幅下落。
  • 金は小幅反落するも1014ドル台を維持。

ドル/円 90.84 〜 91.55
ユーロ/円 134.32 〜 135.21
NYダウ −81.32 → 9,748.55ドル
GOLD −1.10 →  1,014.40ドル
WTI −2.58 →  68.97ドル
米10年国債 −0.028 → 3.415%


本日の注目点

           
  • 日   8月貿易統計 
  • 欧   9月独IFO景況指数        
  • 米   ピッツバーグサミット  
  • 米   8月中古住宅販売                  
  • 米   週間失業保険申請件数                                                 

東京市場が休場の昨日の朝方、薄商いの中ドル円はストップロスのドル売りで

90円49まで下落しましたが、欧州、NY市場では一転してドル買いが優勢でした。

結局ドル円は連休前と変わらない水準で推移しており、90−92円の

どちらへも動きにくい展開の様です。



FOMCでは景気に対する見方を上方修正しましたが、現在の金利水準を維持するという

内容に、株式市場では利益確定の売りに押され引け間際にマイナスはに転じています。

現状の米景気については回復(pick up)してきているとを確認しながらも、個人消費などの不安定

要因があることも認める内容になっており、これまでの認識と比べ大きな変化は

観られませんでした。

この結果、FRBは現行の政策金利の誘導目標を0%−0.25%の範囲に据え置くこを決め、

住宅担保証券(MBS)の購入プログラムを3ヶ月延長し、来年3月末までとすることを

決定しました。

一部で期待されていた「出口戦略」に対する言及はなく、市場では、

FRBは購入プログラムをいきなり終了させて市場にインパクトを与えることを避け、

延長させておき、出口戦略へ徐々に移行させる手法を取り始めたという見方が

一般的なようです。



ガイトナー財務長官はこの日、米景気について「景気回復の始まりの局面にある。」と

記者会見で述べています。ただ、同時に失業率も高く、企業も厳し経営環境にあるとの

認識も示しています。

今日からピッツバーグで行われるサミットでも、このような認識が示されるものと

思われ、為替相場への影響は限定的と予想しています。



ドル円は9月11日に90円台に突入してから2週間がたちました。

この間の値幅は2円43銭と、7か月振りに90円台に突入した割には

小動きで、市場参加者の中には気勢を竿がれた人も多いのではないかと思います。

しかも90円割れを三度も試みながら、ことごとく押しも出されたいます。

米経済指標の改善傾向が定着する中、米金利低下だけを材料にドル売りを仕掛けるには

やや限界もみえてきたような気もします。

90円を割り込み、1月に記録した87円を目指すべく決定的な材料を待っているというのが

正直なところでしょうか。

一方、上値の方も91円70−80を抜けたものの92円55で止まり、しかも翌日には

再び90円台後半まで下落するなど上値の重さを印象付けられただけに留まっています。

90−93円を抜けるほどの材料は、やはり10月の雇用統計ということになりそうな

展開が続いています。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/3 トリシェECB総裁  「景気が非常に緩やかに回復している。」「今は【出口の】時ではない。 」ECB理事会後の記者会見で。 -----
9/4 ウェーバーECB理事(独連銀総裁)  「これ以上の景気拡大的措置は必要ないと認識している。」政策金利がさらに引き下げらるの可能性があるか、という記者団の質問に答えて。 -----
9/9 フィッシャー ダラス連銀総裁  「FRBは出口戦略については議論をしており、適切な時期には行動する。」「適切な時期とは企業業績が安定してきた時を意味する。」テレビ東京のインタビューに答えて。 -----
9/9 リッカネンECB理事(フィンランド中銀総裁)  「流動性吸収は利上げとは別物。」「ユーロ圏の成長は緩やかで、インフレ圧力はない。」ヘルシンキでの記者会見で。 -----
9/15 バーナンキFRB議長 「米景気後退は現時点で終わっている可能性が非常に高い」講演で景気後退の収束に言及。  株式市場は好感しNYダウは続伸。
9/16 藤井財務大臣 「強い円は日本にとって有益。」財務大臣就任に際して。  91円00 →90円12まで円急騰。 9/23 ガイトナー財務長官 米景気の現状について「景気回復の始まりの局面にある。」サミットを前に記者団に。  -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和