今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年5月20日(火)


おはようございます。

昨日からの大雨と、今朝の強風で東京地方の通勤時間は大変でした。
私の利用している電車もやっと乗れたものの、徐行と停止を繰り返し いつもより30分遅れ。
いつもながら雨と、強風に弱い都心の朝の光景でした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 景気先行指数が発表され、市場予想を上回ったことと、二ヶ月連続で
    プラスだったことで、米景気への不安感が後退。ドルはジリ高となり堅調に始まりました。
  • ダウ平均が一時140ドル高と、一気に13100ドル台を回復し、ドル/円も
    104円69銭まで買われました。
    その後は原油高からダウ平均も軟調になり104円35銭近辺でクローズ。
  • 相変わらずの原油価格、NYダウ平均をにらんだ動きに終始しました。
  • 4月景気先行指数 →+0.1%(二ヶ月連続のプラス)

ドル/円103.95 〜 104.69
ユーロ/円161.56 〜 162.32
NYダウ+41.36 → 13,028.16ドル
Gold+5.90 → 905.80ドル
WTI+0.76 → 127.05ドル
米10年国債−0.015 →  3.835%


本日の注目点

  • 米 4月生産者物価指数(PPI)

米経済指標の発表で上下しているものの、依然大きな動きにはならず方向感がつかめません。
ドル/円「日足」では徐々に「三角保ち合い」を形成しつつあり、方向性が見える日も近いかも
知れません。テクニカルが勝つのか、ファンダメンタルズが勝つのか、ここはじっくり相場を観て
次の動きに備えておきましょう。


ドル円日足

膠着状態が続いているドル/円は徐々に「三角保ち合い」を形成しつつあります。
 もうしばらくこの状況が続いてくれば収斂し、方向が見えてくる可能性あり?


2008年4月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
5/15 バーナンキ
FRB議長
金融機関に対して「資本増強をさらに続けるよう」促し、「市場は不安定な状況が続いている」    FRB議長 とコメント。(シカゴでの講演で) ---
5/14 ユンケルルクセンブルク首相
(ユーロ圏議長)
「石油や食料価格の高騰で平均的な所得層の負担が増えている」
EC財務相会合で   (ユーロ圏議長) 物価上昇に警戒感を示した。
---
5/13 イエレンサンフラン
シスコ連銀総裁
現在の政策金利は適正との認識示す。 ---
5/13 バーナンキ
FRB議長
講演で「喜ばしい兆候はみられるものの、正常な状態にはなおほどと遠い。」      ポールソン財務長官とは認識の違いを示す。 ---
5/12 HSBC
(英最大手銀行)
1−3月期決算で58億ドル(約6000億円)のサブプライムローン関連損出を計上。 ---
5/9 A I G 1−3月期決算で78億500万ドル(8千億円)の赤字に。
サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。
ドル/円102円後半→102円前半へNYダウ大幅下げに。
5/7 ホーニッグ
カンザスシティ連銀総裁
高インフレの定着で金融引き締めが必要になる可能性に言及。(前日の講演で) 金利引き下げ休止への連想からドル高へ。
5/7 ウォール・ストリート
ジャーナル
ポールソン米財務長官が「金融危機の最悪期を脱したようだ。」と述べたと報道。 ドル上昇へ。
5/3 ウォーレン・バフェット
(米著名投資家)
同氏が率いる投資会社の年次総会で「ドル安は今後も続く」との見解を示した。 ---
5/2 F R B 「欧州中銀(ECB)とスイス国立銀行と協調し、市場への資金供給拡大。
(ECB、スイス中銀へそれぞれ500億ドル、120億ドルと倍増)
---
5/1 イングランド銀行 「米国のサブプライムローン問題による世界の金融機関の損出をマーケットは
過大に見積もっている。」(金融安定化リポートで)
---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和