今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年10月23日(金)




おはようございます。



昨日から東京駅大丸で恒例の「ワインフェアー」が始まり

今年も行ってきました。

例年もそうですが、女性客の多さには驚きます。

ざっと見わたすと7割くらいが女性です。

値段の方は為替の影響か1割程度下がっていましたが、例年に比べ

たくさん買いこんでいる人の姿は少なかったようです。

コストパフォーマンスのいいのは、やはりチリとオーストラリアでした。

日本に初登場のカナダのアイスワインもありましたが、

いい値段でした。



よい週末を・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • アジア市場で節目の91円30を上抜けしたドル円は
      NYで91円72までドル高に。
  • 91円台後半ではNYダウが大幅に反発したことで、
      リスク選好 が高まり豪ドル、ユーロなどの通貨が買い戻されドル安に。
      円もその流れの中、91円で前半で取引終了。
  • 資源国通貨などに買いが集まったことでクロス円は再び円安に。
      ユーロ円は137円台半ばまで上昇し、8月初旬以来のレベルに。
  • NY株式市場は朝方からじり高に推移。マクドナルドやAT&T、
      トラベラーズなどが好決算を発表したことからNYダウは前日比
      131ドル高と、再び1万ドル台に乗せた。
  • 週間失業保険申請件数 → 53.1万件(市場予想より悪化)
  • 8月FHFA住宅価格指数 → 前月比▼0.3%(市場予想はプラス)
  • 原油、金価格はともに小幅反落。
  • 米債券は来週実施される過去最大規模の入札が嫌気され続落。
      長期金利は3.4%を回復。
    ドル/円 91.15 〜 91.72
    ユーロ/円 136.66 〜 137.41
    NYダウ +131.95 → 10,081.31ドル
    GOLD −5.90 →  1、058.60ドル
    WTI−0.18 →  81.19ドル
    米10年国債 +0.028 → 3.421%


    本日の注目点

                 
    • 欧   9月独ifo景況指数   
    • 英   第3四半期GDP   
    • 米   9月中古住宅販売件数           
    • 米   バーナンキFRB議長講演
    • 米   7−9月期決算発表 → マイクロソフト                                                                                                                     

    ドル円は先週末から抜けなかった91円30レベルを上抜けしました。

    NYでは91円台後半までドルが上昇しましたが、さすがに92円を

    テストする勢いはなく91円台前半で引けています。

    国内の輸出企業の設定レートは概ね90円〜93円に集中していることから

    この水準では実需のドル売りも想定され、一旦押し戻されることは予想の範囲です。

    むしろ、91円台を維持して引けたことに今後の展開に希望を残しています



    このところの資源国通貨、高金利通貨の急騰はNY株式市場の好調さや資源価格の上昇

    などが背景にありますが、それにしても短期間であることや、上昇力も弱まったことで、

    「利益確定の売り」からある程度の値幅を伴った調整を予想していました。

    しかし、これら通貨への買い意欲は思ったより力強いようです。

    とりわけユーロドルは1.50台半ばを高値に1.49台へと下落基調に転じましたが

    下落幅はわずか100ポイントと「微調整」に終わっています。



    アナリストの中には、「短期的な支持線である1.4844を割り込まない限り、

    上値を試し続ける。」「目立った悪材料が出るまで、強気姿勢を維持する。」

    (ブルームバーグ)といったコメントまで飛び出しています。

    ただ、1.50台半ばから上値が重いのも事実です。今回の100ポイントの下落で

    調整を終え、再び上昇に向かうのかについては慎重に見極める必要があります。



    FRB内での「出口戦略」議論の記事が盛んです。

    利上げについては早くても来年春あたりであることはFRB内部でも意見が一致している

    と観られますが、思いのほかインフレの芽が早く育つことに警戒感を持っている地区連銀

    総裁もいるようです。

    地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けてバーナンキ議長がどのような内容の

    コメントをするのか、本日の講演が注目されます。

    利上げのタイミングについては「失業率」がポイントになりそうです。

    11月の雇用統計でも失業率は10%に乗せるのではという観測はありますが、

    FRBは、同指標が数ヶ月連続して下落した時が利上げを決断するタイミングである、という

    メセージを徐々に市場に浸透させているような気もします。
                   
    What's going on? 2009年4月〜(PDF)



    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
    日時 発言者 内容 市場への影響
    10/1 内海元財務官  「円が特段強くなる理由はない。」としたうえで、数カ月後に1ドル100円に近づ可能性もある。との見方を示した。(ブルームバーグとのインタビユーで) 東京時間で89円75から89円程度までドル高に。
    10/1 ラッカー リッチモンド連銀総裁  「米景気回復が確実に定着したならば、たとえ失業率が10%近辺で推移していたとしても、利上げを実施する必要がある。」ブルームバーグとのインタビューで。 -----
    10/1 トリシェ ECB総裁  「過度の為替相場変動は景気に悪影響を及ぼしかねない。」G7を前に。 ユーロドル1.46台→1.4半ばに
    10/6 スティーブンス・RBA総裁  「金融政策よる刺激策を徐々に終わらせる時期に来た。」1年半ぶりに利上げに踏み切った後の記者会見で。。 豪ドルは対米ドルで0.8800→0.89、対円で78円→79円に。
    10/8 バーナンキ・FRB議長  「経済見通しが十分改善すれば、引き締めの用意がある。」FRB主催の会議で講演。。 主要通貨に対してドルが若干上昇。
    10/8 トリシェ ECB総裁  「市場は穏やかに正常化に向かっている。」出口戦略については「経済環境が好転したら実施する。」政策金利据え置きを決定後の会見で。 -----
    10/8 ルービニ・NY大学教授  最近の金価格の上昇について「金価格が一時的に大幅に上昇するするはずはない。短期的にはレンジ取引になる。」と述べ、デフレ状況にある中、金が上昇する理由はないとの見方を示した。(ブルームバーグとのインタビューで。) -----
    10/9 コーン・FRB副議長  「インフレだけでなく、政策金利の道筋に関する効果的な伝達は、ゼロ金利制約にある時は特に重要かもしれない。」ワシントンでの金融政策会合で。 -----
    10/19 ロウ・RBA総裁補佐  景気見通しの改善に伴い「景気刺激策の一部を解除し始めるのが適切だ。」と発言。(シドニーの会議で) 豪ドル →対ドルで0.92前半から0.92後半へ。対円で93円半ばから94円台前半へ。

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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    外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和