今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年10月28日(水)




おはようございます。



私の好きなスポーツの一つに「駅伝」があります。

一人一人が極限まで力を絞り出してタスキをつなぐ。

スーパースターの一人や二人いても決して勝てません。。

一人でもブレイキが出ればタスキは繋がれず失格になり、

翌年は一から出直しです。

全員が自分の役割を果たすことが求められ、日本人には

向いているスポーツかと思います。

その駅伝シーズンが始まりました。

毎年お正月の「箱根駅伝」を楽しみにしています。

もう2ヶ月もすれば始まります。

来年はどんなドラマが繰り広げられるのか、今から楽しみです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 円は小幅続伸。92円台前半での動きからクロス円の売りに
    91円台後半での展開と、値幅は50銭程度と方向感のない取引に。

  • 主要通貨は対ドルで下落。ユーロは一時1.4770台と1.50台を
    頭に上値の重い展開となり利食い優勢の動きが継続。

  • 8月S&Pケースシラー住宅価格は前年同月比▼11.3%と下落幅は縮小し
    前月比では1.3%のプラス。4ヶ月連続の前月比プラスに。

  • ケースシラーの改善を受け、NY株式市場はプラスで推移したものの、
    その後に発表されたコンファレンスボードの10月消費者信頼感指数が47.4と
    前月の改定値53.4から低下。株価は下落に転じ、結局NYダウは小幅反発
    したものの、SP500とナスダックは続落。

  • 金はドルが買われたことで続落し、原油は小幅上昇。

  • 10月リッチモンド連銀製造業指数 →7

  • 債券相場や株価の下落は信頼感指数の悪化から買われ、金利は大幅に低下。

    ドル/円 91.71 〜 92.18
    ユーロ/円 135.66 〜 137.04
    NYダウ +14.21 → 9、882.17ドル
    GOLD −7.40 →  1、035.40ドル
    WTI+0.87 →  79.55ドル
    米10年国債 −0.106 → 3.452%


本日の注目点

               
  • 豪   第3四半期消費者物価
  • 欧   10月独消費者物価指数             
  • 米   9月耐久財受注     
  • 米   9月新築住宅販売件数                                                                                           

住宅価格の重要な指標であるS&Pケースシラー価格が発表されました。

今年の1月には前年同月比で20%近く下落していたものが、11.3%と

マイナス幅を大きく縮小してきました。

しかも、前月比では4ヶ月連続プラスに転じ、一貫して下がり続けてきた米住宅

価格もようやく下げ止まりの気配を見せています。

とりわけサンフランシスコなどのあるカリフォルニア州は前月比2%を超える上昇を

見せています。

先週発表された「中古住宅販売件数」も予想外の大幅な伸びを見せています。

住宅ローン減税の制度が来月切れ、延長か減税額の削減など不透明な部分があるものの、

「雇用」の改善を前に先行き明るい見通しが出てきました。

新築住宅販売件数は今日発表されます。

昨日のNYでは「ドル高、円高」と、これまでの巻き戻しの動きが顕著だったようです。

ユーロなど主要通貨は大幅に下落。

ユ−ロドルは1.4770と今週の高値から300ポイントほど下落しています。

1.50台を何度か試し抜けきれなかったことからポジション調整のユーロ売りが出て

いるものと思われますが、こののままユーロが下落基調に入ると考えるのはやや早計かと

思います。円と比べて値幅の大きい通貨ですから1.45台がキープできていれば

大きな下落はないと観ています。



一方、円の方は昨日の東京市場でも92円30近辺までドル高の場面がありましたが、

さらに上値を攻める勢いはありません。

今回のドル円の下落は8月7日の97円79から始まり、10月7日に88円01銭を

記録して反転しています。

偶然でしょうが、ちょうど2ヶ月間下落しことになります。

この間の下落幅は9円78銭で、この値幅の半値戻しを導き出すと92円90銭に

なります。

一目で観ても、ちょうどこの辺りから熱い「雲」も控えており、「なかなか抜けにくい」

ことを暗示しています。

「93円を抜けたらドル高に転換」とする根拠もこのあたりにありそうですが、その前に

92円30−50が壁になっているようです。


               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
10/1 内海元財務官  「円が特段強くなる理由はない。」としたうえで、数カ月後に1ドル100円に近づ可能性もある。との見方を示した。(ブルームバーグとのインタビユーで) 東京時間で89円75から89円程度までドル高に。
10/1 ラッカー リッチモンド連銀総裁  「米景気回復が確実に定着したならば、たとえ失業率が10%近辺で推移していたとしても、利上げを実施する必要がある。」ブルームバーグとのインタビューで。 -----
10/1 トリシェ ECB総裁  「過度の為替相場変動は景気に悪影響を及ぼしかねない。」G7を前に。 ユーロドル1.46台→1.4半ばに
10/6 スティーブンス・RBA総裁  「金融政策よる刺激策を徐々に終わらせる時期に来た。」1年半ぶりに利上げに踏み切った後の記者会見で。。 豪ドルは対米ドルで0.8800→0.89、対円で78円→79円に。
10/8 バーナンキ・FRB議長  「経済見通しが十分改善すれば、引き締めの用意がある。」FRB主催の会議で講演。。 主要通貨に対してドルが若干上昇。
10/8 トリシェ ECB総裁  「市場は穏やかに正常化に向かっている。」出口戦略については「経済環境が好転したら実施する。」政策金利据え置きを決定後の会見で。 -----
10/8 ルービニ・NY大学教授  最近の金価格の上昇について「金価格が一時的に大幅に上昇するするはずはない。短期的にはレンジ取引になる。」と述べ、デフレ状況にある中、金が上昇する理由はないとの見方を示した。(ブルームバーグとのインタビューで。) -----
10/9 コーン・FRB副議長  「インフレだけでなく、政策金利の道筋に関する効果的な伝達は、ゼロ金利制約にある時は特に重要かもしれない。」ワシントンでの金融政策会合で。 -----
10/19 ロウ・RBA総裁補佐  景気見通しの改善に伴い「景気刺激策の一部を解除し始めるのが適切だ。」と発言。(シドニーの会議で) 豪ドル →対ドルで0.92前半から0.92後半へ。対円で93円半ばから94円台前半へ。
10/22 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁  「わたしの直感では、利上げの時期は同僚の多くが考えている時期より早くなる。。」ブルームバーグとのインタビューで。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和