今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年11月3日(火)




おはようございます。



たばこ一箱の値段が今の倍の600円になりそうです。

「健康問題を考慮したら値上げも可能」と長妻大臣は

記者会見で発言していました。

取り易い所から税金をとるというシステムにとって、

「健康に悪いから」という言葉は「わたりに船」。

一箱600円に値上げしたら愛煙家の皆さんはタバコやめますか?

私の周りにも最近タバコを止める人が確実に増えています。

ポジティブに考えて、「タバコ止めるいいきっかけができた」

と捉えてはどうですか?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 経済指標の改善を受けリスク選好から主要通貨が買われ、 ドル安に。ドル円はドル高に推移し、90円69まで上昇。 その結果クロス円は大幅な円安に。
  • 10月ISM製造業景況指数は55.7と、前月の52.6 から改善。市場予想をも上回り3ヶ月連続で「50」を超えた。
  • これを受け前日大幅安となった株式市場は反発。フォードの黒字 決算も好感され、NYダウは一時140ドルを超える上昇を見せた。 引けは76ドル高。
  • リスク資産を買い戻す動きから、原油、金は共に大幅反発。
  • 株高を受け債券は売られ長期金利は上昇し3,4%台を回復。
  • 中古住宅販売制約指数は前月比6.1%上昇。

    ドル/円 89.97 〜 90.71
    ユーロ/円 132.81 〜 134.53
    NYダウ +76.71 → 9、778.44ドル
    GOLD +13.60 →  1、054.00ドル
    WTI+1.13 →  78.13ドル
    米10年国債 +0.015 → 3.410%


本日の注目点

               
  • 豪   RBAキャッシュターゲット         
  • 欧   決算発表 → 独BMW,スイスUBS                                                                                                

昨日朝方のドル円急落は「オーバーシュート」だったようです。

米CITグループ破綻のニュースに過剰反応し、豪ドル、南アフリカランドなど

が急落し、対円でも大幅に下落しドル円は89円18銭を記録しました。。

しかし、その後は急速に値を戻しNYでのドル円はほぼ90円台半ばでの取引

でした。月曜日の早朝だっただけに取引の薄い中をストップロスが相次いで執行され

プライスがとんだようです。。



米経済指標については相変わらず強弱まちまちです。

昨日のISM製造業景況指数は事前予想を上回った改善を見せました。

これまでも製造業の景況感は改善傾向を見せていましたが、これで好不況の分かれ目である

「50」を3ヶ月連続で超え、今回の数字は3年半ぶりの水準でした。

今回の発表を受けサプライマネジメント協会は「製造業は持続的な回復局面にある。」との

コメントを残しています。



先週末急落した米株式市場も落ち着きを取り戻し、買い戻しも活発に観られました。

ただ銀行株はFRBのグリーンリー副局長が「米国の銀行システムは今も強固な状態

からは程遠い。」と述べたこともあり軟調に推移しました。



今週は主要国で政策金利に関するイベントがあります。

今後の「出口戦略」を探る上でタイミング的には非常に重要なものになりそうです。

先ずは本日12時30分にオーストラリア準備銀行が政策金利を発表します。

市場では25BPの利上げを見込んでりますが、場合によっては50BPの利上げも

否定できないと思います。

そして明日は米国、翌日には英国、ユーロ圏と続いています。

これだけ政策発表が控えているとポジションを取りにくく、今日の値動きは限定的と

見込まれます。しかしドル円のボラティリテーは先週末あたりから急騰し、3ヶ月で

14%台に乗せています。

市場参加者は「大きな値動きがある。」と予想していることになります。

ユーロ、豪ドルの昨日からの動きを見る限り、再び「ドル安、円安」傾向が強まり

そうに思えます。

値固めを終え、ユーロドルは1.50、豪ドル米ドルは0.93に向かう過程にいると

観ています。。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
10/1 内海元財務官  「円が特段強くなる理由はない。」としたうえで、数カ月後に1ドル100円に近づ可能性もある。との見方を示した。(ブルームバーグとのインタビユーで) 東京時間で89円75から89円程度までドル高に。
10/1 ラッカー リッチモンド連銀総裁  「米景気回復が確実に定着したならば、たとえ失業率が10%近辺で推移していたとしても、利上げを実施する必要がある。」ブルームバーグとのインタビューで。 -----
10/1 トリシェ ECB総裁  「過度の為替相場変動は景気に悪影響を及ぼしかねない。」G7を前に。 ユーロドル1.46台→1.4半ばに
10/6 スティーブンス・RBA総裁  「金融政策よる刺激策を徐々に終わらせる時期に来た。」1年半ぶりに利上げに踏み切った後の記者会見で。。 豪ドルは対米ドルで0.8800→0.89、対円で78円→79円に。
10/8 バーナンキ・FRB議長  「経済見通しが十分改善すれば、引き締めの用意がある。」FRB主催の会議で講演。。 主要通貨に対してドルが若干上昇。
10/8 トリシェ ECB総裁  「市場は穏やかに正常化に向かっている。」出口戦略については「経済環境が好転したら実施する。」政策金利据え置きを決定後の会見で。
10/8 ルービニ・NY大学教授  最近の金価格の上昇について「金価格が一時的に大幅に上昇するするはずはない。短期的にはレンジ取引になる。」と述べ、デフレ状況にある中、金が上昇する理由はないとの見方を示した。(ブルームバーグとのインタビューで。) -----
10/9 コーン・FRB副議長  「インフレだけでなく、政策金利の道筋に関する効果的な伝達は、ゼロ金利制約にある時は特に重要かもしれない。」ワシントンでの金融政策会合で。 -----
10/19 ロウ・RBA総裁補佐  景気見通しの改善に伴い「景気刺激策の一部を解除し始めるのが適切だ。」と発言。(シドニーの会議で) 豪ドル →対ドルで0.92前半から0.92後半へ。対円で93円半ばから94円台前半へ。
10/22 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁  「わたしの直感では、利上げの時期は同僚の多くが考えている時期より早くなる。。」ブルームバーグとのインタビューで。 -----
10/29 サマーズ米国家経済会議委員長  「これは歓迎できるニュースであり、政策効果の表れだ。米経済は危機を脱しつつある。」GDP発表を受けて。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和