今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年11月4日(水)




おはようございます。



昨日に続き今朝も寒い朝です。

12月初旬の寒さのようですが、12月はこんなに

寒かったと思うくらいでした。

毎年12月1日からコートを着る習慣が長い間に出来ていました

しかしさすがに今朝は「コート出せる?」と、あわてて羽織って

出勤。コートを着ると「今年ももうわずかだな・・・・。」

そんなことが自然と浮かんでくるほどサラリーマン生活が長い

ということでしょうか。

でも昨日と違って、今日の日中は気温が上がるそうです。

コートを忘れずに持って帰らなければ。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は欧州時間に89円90銭近辺まで下げる場面が
    あったものの、NYでは90円前半から半ばにかけて小動き。
    全体としては方向感のない取引が続く。

  • 昨日RBAが政策金利引き上げを決定いしたものの、豪ドルは
    利食いの売りに押され、対ドルでは0.89前まで下落。
    しかし、引き続き利上げ観測が根強く再び0.90台半ばまで上昇。

  • この日は金価格が大きく値を飛ばした。
    インド中銀がIMFから200トンの金を購入したことが発表され、
    外貨準備としての金が見直され大幅続伸。一時1088台を記録し
    史上最高値を更新。引けは前日比31ドルと大幅高。

  • 著名投資家ウオーレンバフェットが米鉄道会社買収を発表。
    完全子会社化することで、投資総額は3兆円を超え同氏にとって
    最大の投資先となる。

  • NY株式市場はこのニュースで鉄道株は上昇したものの、
    全体としては買い意欲は見られず小幅反落。

  • 債券相場は本日のFOMCでは政策金利を据え置き、インフレ懸念が
    台頭するとの見方から売られ金利は上昇。

  • 10月の米新車販売台数が発表され、大手6社中4社が販売台数を伸ばす。

    ドル/円 90.15 〜 90.59
    ユーロ/円 131.79 〜 133.14
    NYダウ −17.53 → 9、771.91ドル
    GOLD +30.90 →  1、084.90ドル
    WTI+1.47 →  79.60ドル
    米10年国債 +0.047 → 3.471%


本日の注目点

               
  • 豪   9月小売売上高 
  • 欧   9月ユーロ圏生産者物価指数               
  • 米   10月ADP雇用者数    
  • 米   10月ISM非製造業景況指数
  • 米   FOMC                                                                                                                

昨日の午後、RBAは先月に引き続き0.25%の利上げを決めました。

市場は0.5%までの利上げを予想し豪ドル買いのポジションを積み上げていたこともあり、

利上げ決定後、豪ドルは利益確定の売り押され値を崩しています。

RBAのスティーブンス総裁は、オーストラリア経済が向こう1年で潜在成長率に近い

水準に回復するとの見通しを示し、「段階的な利上げは可能」だとの声明を発表しています。

ただ市場では「追加利上げに積極的ではない。」と受け止められ上値がやや重い展開です。

ブルームバーグの調査では大方のエコノミストは来年3月末の金利は4%との見方が有力

だと伝えています。

そんな状況の中、本日は9時30分に小売売上高と住宅建設許可件数が発表されます。

市場予想は小売売上高+0.5%、住宅建設許可件数+2.3%です。



ドル円は90円を挟み方向感が出てきません。

88円に向け売り込まれるわけではありませんが、GDP発表後に記録した92円前半が

やや遠くなってきた感もあります。

意識したいことはドル円単独では判断できず、ユーロ円、豪ドル円のクロス円がドル円のレベル

を決定しているということです。

ユーロが対ドルで1.50、豪ドルが0.93に向かうとすれば、円安ドル高傾向が

見込めると思います。



本日はFOMC政策金利の発表があります。

引き続き現在のゼロ金利は継続との見方が有力ですが、問題はその期間です。

今後どのくらいの間ゼロ金利政策を継続するのかに注目が集まっています。

既にFRB内部で相当な議論がされていることは最近の各地区連銀の総裁の発言

から汲み取れます。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁のような「タカ派」の台頭が目立つようだと

ドルが買われる可能性がでてきます。

一方、雇用問題等に依然として不確定要素を抱える米経済に配慮し、金利正常化の時期を

示唆しないようなコメントが出るとドル安が再燃することも考えられます。



製造業と住宅関連にやや明るさが見えてきた反面、雇用は伸びません。

週末の雇用統計でも失業率は10%に乗せるとの観測もあります。

オバマ大統領は追加景気刺激策の実施も選択肢の一つとの見方を示していますが、

その場合、更なる財政悪化を招くリスクがあるため規模は限定的で、その効果も不透明です。

大統領就任後10ヶ月間、非常に厳しい環境のなかそれなりの実績を残してきた

オバマ大統領ですが、ここからが正念場と言えます。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
11/2 グリーンリーFRB銀行監督規制局副局長  「米国の銀行システムは今も強固な状態からは程遠い。」(アトランタの小委員会で証言) -----
11/2 ボルカー元FRB議長  米経済について、依然として「底に非常に近い状況。」だと述べ、雇用拡大に向けた政策が必要との認識を示す。(CNBCのインタビューで) -----
11/3 スティーブンスRBA総裁  「オーストラリア経済は潜在成長率に近く、段階的な利上げは可能。」(先月に続き利上げを決めた後の会見で) 市場の多くは利上げを読んでいたため利益確定の豪ドル売りに押され、豪ドルは対米ドルで0.9085→0.9020まで下落。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和