今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年11月11日(水)




おはようございます。



昨日、遅くに自宅に帰ってテレビをつけると

「市橋容疑者大阪で逮捕」のニュースが大きく

報道されていました。

自宅が事件の起きた場所と比較的近かったもので

関心を持っていましたが、急転直下つかまって

よかったと思います。

2年以上逃げ回っていたようですが、整形後の顔写真を

公開したことで今回の逮捕に繋がったようです。

そして、その後のニュースは「森繁」さん死去でした。

「森繁」さんといえば、私はTVドラマ「大根の花」で

竹脇無我と演じたあの軽妙な言葉の掛け合いが

忘れらません。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 米国の超低金利政策が長期化するとの見方が続きドル安に進んだ
    ものの、円の値幅は20銭と超閑散な取引でした。

  • 米国債相場は、ほぼ変わらず3.47%台をキープ。

  • 11月独ZEW景況感調査は51.0と2カ月連続で低下。
    予想値では55.0と見込まれていたが、失業増で景気見通しが弱まる。

  • フィッチ・レーティングスは「AAA」の最高格付けを有する国の中で
    英国の信用格付けのリスクが最も高いと指摘。この報道を受け、英ポンドは
    対ドル、対円で値を下げる。

  • IEA(国際エネルギー機関)は2003年の原油価格は1バレル190ドル程度に
    上昇すると予想。

  • 藤井財務相はガイトナー米財務長官と会談し「強いドル」を
    支持する考えを表明。


    ドル/円 89.72 〜 89.92
    ユーロ/円 134.13 〜 134.72
    NYダウ +20.03 → 10,246.97ドル
    GOLD +1.10 →  1、102.50ドル
    WTI−0.38 →  79.05ドル
    米10年国債 −0.008 → 3.476%


本日の注目点

               
  • 米   休場(退役軍人の日)   
  • 欧   10月英失業率                  
  • 中   10月中国消費者物価指数
  • 中   10月中国工業生産                                                                               

円はますます値幅を縮小し、昨日のNY市場ではわずか20銭。

最近ではまれに見る小動きでした。

ドルの高値も90円に届かなかったことで、改めて上値の重さを確認した格好ですが、

チャートを観ると、見事に一目の「雲」に沿うように上値が切り下がってきています。

「三角保ち合い」もいよいよ終息に向かう可能性が高くなってきました。



昨日のNYでは円だけでなくその他の主要通貨の値動きも限定的でした。

今日のN市場が「ベテランズデー」のため休場となり、休日を控えているということも

あったものと思います。

ユーロ、豪ドルはともに高値を試しましたが、直近の高値を抜けきれず

やや停滞感が漂っています。

ただそれでもユーロは1.50前後、豪ドルは0.93前後と依然として高値圏で推移して

います。

両通貨についてはこれまで通り、ダウンサイドリスクより、アプサイドリスクの方が

高いと観ています。


ガイトナー財務長官は昨日就任後初めて来日し、藤井財務相と会談しました。

その中で、藤井財務相は今朝の新聞報道にもあるように「強いドルを支持する」と、

とってつけたようなことを述べています。

氏は財務大臣就任直後「為替の水準は市場が決めるもの」との立場を取り、介入には消極的

と受け止められ円高を招いたことがあります。

その後「異常時には適切な措置を取る」と若干修正していますが、口数が多い人だけに

今後どのような修正をしてくるかわかりません。


さて本日は「チャイナデー」です。

中国の経済指標が多く発表されます。

消費者物価指数や鉱工業生産あるは小売売上高など重要指数がまとめてでますが、

このところの自動車販売などの動きを見る限り、かなりの伸びが期待できると

思われます。

仮の景気拡大を示す指標が出ると、やはり最も恩恵を受けるのはオーストラリアという

ことになります。

現在、対ドルで0.93、対円で83円台半ばで推移している豪ドルの

もう一段の上昇のきっかけになる可能性があります。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
11/2 グリーンリーFRB銀行監督規制局副局長  「米国の銀行システムは今も強固な状態からは程遠い。」(アトランタの小委員会で証言) -----
11/2 ボルカー元FRB議長  米経済について、依然として「底に非常に近い状況。」だと述べ、雇用拡大に向けた政策が必要との認識を示す。(CNBCのインタビューで) -----
11/3 スティーブンスRBA総裁  「オーストラリア経済は潜在成長率に近く、段階的な利上げは可能。」(先月に続き利上げを決めた後の会見で) 市場の多くは利上げを読んでいたため利益確定の豪ドル売りに押され、豪ドルは対米ドルで0.9085→0.9020まで下落。
11/10 イエレン・サンフランシスコ連銀総裁  「金融当局は緩和措置を継続する必要がある。」「正式にリセッションは終了してないが、景気は持続的な拡大期に入った」と指摘。   -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和