今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年11月24日(火)




おはようございます。



「舞恋人」「趣味人」・・・・・・。

この漢字何と読みますか??

ある新聞に載っていた「おかしな話」です。

日本に住む外国人が銀行取引に使用する印鑑を

漢字で作る話です。基本的には「サイン」を登録する

わけですが、中には自分の名前を漢字に置き換え登録する

人もいるようです。

「舞恋人」はカナダ人のブレント。

「趣味人」はドイツ人のシュミットだそうです・・・?

知人の外国人にこの話をすると、

僕も持っているよと教えてくれたのが

「詩瑠葉 」・・・シルヴァ。

こちらはそのまんまでした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • NY市場ではドルと円が主要通貨すべてに対して下落。
    10月米中古住宅販売件数が高水準となり、高金利通貨の
    買いが優勢となった。

  • 円はユーロや豪ドルなどに対して売られ、対ドルでは一時
    89円20銭まで下げ幅を拡大。NY市場の高値は88円74銭。

  • 米株式相場は4営業日ぶりに大幅上昇。
    10月米中古住宅販売件数が予想を上回ったほか、ドル安を
    受けて商品関連株に買いが入った。

  • 米国債相場は、ほぼ変わらず。
    リスク選好の動きがあるものの年末を控えた国債への需要が
    相場を支えた。

  • NY金相場は7日続伸。ドルの低迷で代替投資としての
    金が買われる流れが続いた。一時1174.0ドルまで上昇し、最高値
    を更新。

  • 原油相場は小幅に上昇。ドル安や供給懸念などから原油の買い
    がやや優勢となったことが背景。

  • 米10月中古住宅販売件数→610万戸(前月比10.1%増)


    ドル/円 88.74 〜 89.20
    ユーロ/円 132.87 〜 133.61
    NYダウ +132.79 → 10,450.95ドル
    GOLD +17.90 →  1、164.70ドル
    WTI+0.84 →  77.56ドル
    米10年国債 −0.013 → 3.356%


本日の注目点

               
  • 欧 独第3四半期GDP 
  • 欧 11月独 IFO景況指数
  • 英 キングBOE総裁議会証言
  • 米 第3四半期GDP改定値
  • 米 第3四半期個人消費
  • 米 9月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
  • 米 11月消費者信頼感指数
  • 米 11月リッチモンド連銀製造業指数
  • 米 FOMC議事録要旨(11月3〜4日分)                                                                                                                      

昨日のアジア市場から再び「リスク選好通貨」が上昇しています。

先週末、ユーロは対ドルで1.48目前までドル高ユーロ安が進んだものの、

昨日のNYではアジア市場のドル安の流れからユーロが買い戻され

ほぼ1.50のレベルまで、一晩で値を戻しています。

同様に、豪ドルも0.9088から昨日は0.9275レベルまで上昇。

両通貨とも約200ポイントの上昇と、依然としてリスク資産への

資金流入は活発のようです。



背景はNY株式市場の大幅高でした。

10月の中古住宅販売件数が2007年2月以来となる年換算で610万戸となり

大きく改善したことから株高が進みました。

NYダウは一時170ドルを超える上昇を見せ年初来高値を更新、大引けは132ドル

高と直近高値圏で取引を終えています。

この結果、金をはじめとする商品が一段高となり、リスク選好の高まりから

ユーロ、豪ドル、カナダなどの通貨は先週末の急落以前の水準を超える上昇と

なりました。



円は依然として小動きで方向感も定まりません。

88円半ばまではドル売りが進むものの、88円50を割り込むような勢いは

観られず89円を挟む展開が続いています。

デフレの進行が鮮明になり、ドル安の流れの中でもドルと同様に金利の低い円を

積極的には買えないという姿勢の現れと言えます。

ただここ2週間ほど90円にも届かず上値が切り下がっていることから

リスクとしてはドル下落の方が高いと考えます。



直近の高値を伺う水準にまで上昇しているユーロ、豪ドルの動きがカギと言えます。

ユーロの1.50半ば、豪ドルの0.93後半では高値警戒感があり、何度かトライしても

抜け切れていません。

焦点はこの水準をぬけるかどうかということになります。

仮に抜けるようなら、さすがの円も88円50の重要なポイントを抜いてくる

可能性があります。

もう一段リスク選好を強める材料がでるかどうかに注目が集まります。



セントルイス連銀のブラード総裁は「FRBは住宅ローン担保証券(MBS)と

連邦機関債を購入するプログラムを、来年3月以降も維持すべきだ。」との見方を

示しました。

利上げの可能性が遠のく一方、ドル流動性の供給過剰が懸念されドル下落の材料と

捉えられました。

中古住宅市場は2ヶ月連続の改善を示しましたが、新築住宅市場は大きく落ち込んでいます。

新規住宅購入者に対する税還付措置は来年3月まで延長されましたが、その後の落ち込みが

いまから懸念されています。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
11/2 グリーンリーFRB銀行監督規制局副局長  「米国の銀行システムは今も強固な状態からは程遠い。」(アトランタの小委員会で証言) -----
11/2 ボルカー元FRB議長  米経済について、依然として「底に非常に近い状況。」だと述べ、雇用拡大に向けた政策が必要との認識を示す。(CNBCのインタビューで) -----
11/3 スティーブンスRBA総裁  「オーストラリア経済は潜在成長率に近く、段階的な利上げは可能。」(先月に続き利上げを決めた後の会見で) 市場の多くは利上げを読んでいたため利益確定の豪ドル売りに押され、豪ドルは対米ドルで0.9085→0.9020まで下落。
11/10 イエレン・サンフランシスコ連銀総裁  「金融当局は緩和措置を継続する必要がある。」「正式にリセッションは終了してないが、景気は持続的な拡大期に入った」と指摘。 -----
11/11 ウエーバー・独連銀総裁  「金融政策の分野において、物価安定へのリスクが顕在化した場合に対処することは極めて重要だ。」「出口戦略を取る適切な時期を逃してはならない。」(独ホーヘンハイムでの講演で) -----
11/16 バーナンキ・FRB議長  「なお重大な試練に直面している。」「経済活動も弱く、失業率も高すぎる水準にある。将来的に揺り戻しに直面する可能性がある。」また、ドル相場について「注視している。」と発言。 (NYエコノミック・クラブでの講演で) ドルはやや買い戻されたものの、勢いは限定的。
11/17 トリシェ・ECB総裁 FRB議長が16日にドル相場について発言したことは 「非常に重要だ。」と発言し、ドル高は世界の利益にかなうと改めて強調。  ユーロドル1.49台後半→1.48台半ばへ
11/18 ブラード・セントルイス連銀総裁 過去の経験を踏まえると政策当局は利上げを2012年前半まで実施しない可能性がある。」との見方を表明。  ユーロドル1.48台後半→1.50目前まで上昇。
11/19 ガイトナー財務長官 「中国が人民元相場の柔軟化を進めると強く確信している。」と述べ、中国が為替政策を調整するのにそれほど時間がかからないとの見方を表明。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和