2009年12月7日(月)
おはようございます。
年の瀬恒例のオリックス川柳大賞が発表されました。
川柳は世の中の流行を捉えながら、そこに風刺を効かせ
5・7・5で言い表しています。
そこには思わず「うまい!」と唸らせるものもあります。
今年の大賞は「家計簿の 損出欄に ダムと書き」でした。
今年、もめにもめた「八ツ場ダム」をうまく使っています。
私が気に入ったのは「小遣いも 妻の基準で 仕分けされ」です。
政権交代のメダマである事業仕分と、、サラリーマンの
悲哀のようなものうまくからませています。。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- NY市場ではドルが主要通貨に対して急上昇。
11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を
大幅に下回り、景気が安定した回復にあるとの
期待感が高まった。
- ドル円は1999年以来、1日で最大下げ幅を記録。
4週間ぶりに90円の水準を超えた。
- 米株式相場は上昇。
ガイトナー米財務長官が経済成長の回復に伴い労働市場は
一段と改善するとの見通しと示唆したことが背景。NYダウは
一時150ドルを超える上昇をみせたものの、引けは22ドル高。
- 米国債相場は下落。
国債価格が引き続き下落し、利回りは3週間ぶりの
高水準となった。
- 米金先物相場は5営業ぶりに急反落。
前日比48.8ドル安の1169.5ドルで終えた。
米雇用統計の発表を受けてドルが対主要通貨で買われたこと
が金相場の売りを進めた。
- 米原油先物相場は3日続落。
前日比0.99ドル安の1バレル75.47ドルで取引を終えた。
ドルが主要通貨に対し上昇し、ドル建てで取引の行われる原油の
割安感から売りが優勢となった。
- 米 11月非農業部門雇用者数 → −1.1万人(市場予想−12.5万人)
- 米 11月失業率 → 10.0%(予想より改善)
| ドル/円 | 88.30 〜 90.78 |
| ユーロ/円 | 133.04 〜 134.56 |
| NYダウ | +22.75 → 10、388.90ドル |
| GOLD | −48.80 → 1、169.50ドル |
| WTI | −0.99 → 75.47ドル |
| 米10年国債 | +0.099 → 3.470% |
本日の注目点
- 米 バーナンキFRB議長講演
- 米 10月消費者信用残高
「非農業部門雇用者数 マイナス11、000人」
この数字に一瞬「何かの間違いだろう」と思った人は多かったのではないでしょうか?
私しも「一桁違うんではないか?」と思いました。
11月の雇用統計発表でドルは大きく戻し、特に円は一時90円78銭を記録し、約1ヶ月ぶりとなる
大幅なドル高円安になりました。
引け値でも90円半ばとなり。先週末の88円台から、89円、90円と、大台を二つ超えて円の全面安です。
90円台に乗せてからはオプション絡みのドル買いも入り、一気に90円後半まで
「パニック的なドル買い」が相場を押し上げたようです。
ドルは対主要通貨でも大きく上昇しました。これまで比較的的堅調だったユーロ、豪ドル、カナダなども
大幅に下落しています。
象徴的なのが金相場です。
ここ2週間ほど連日史上最高値を更新し、下げる気配が一向に見えない状況が続きましたが、
ドルに代わる資産として買われてきたことから、そのドルが大幅高になったことで急落しました。
この日だけで4%強となる49ドルの下げを演じています。
その他商品相場も軒並み値を下げています。
今回の雇用統計では、2日前に発表されたADP雇用者数が市場予想を下回ったことから、
改善はしているものの、マイナス12万人程度との見方が主流でした。
ただ一部には10万人を切るとの予想もあり先週末のこの欄では、
「ただ非農業部門雇用者数ではかなりの改善が予想されます。」との文言は入れましたが、
ここまでの改善は誰も予想出来ていなかったものと思います。
では、これで雇用者数の減少は底を打ち今後プラスに転じるのでしょうか?
市場の大方の見方と同様、私もそう簡単にプラスに転じるとは思えません。
今回の雇用者数の減少幅縮小は人材派遣部門での雇用者が5万2千人増加し、改善に大きく貢献しています。
企業は需要回復による必要労働力をひとまず、「非正規社員」で賄おうという姿勢の現れです。
リストラのピークは過ぎ雇用の減少は止まったものの、新規に採用する状況には至っていない、と観るのが
順当かと思います。
それにしても、ちょうど1週間で5円96銭ものドル反発・・・・・。
11月27日の84円82銭はドルの底値だったのでしょうか?
個人的には、このままドルが上昇気基調に入るとは思えませんが、少なくとも
年内の底値は確認したように思われます。
今回の雇用統計の結果で来年以降の「出口戦略」の実施が多少早まる可能性はあります。
しかし、個人消費、住宅市市場は依然として不透明です。
今後これらの指標の改善も期待できるところですが、やはり時間がかかると観ています。
90円台の定着はいましばらく時間がかかり、85円〜90円のレンジに落ち着くのでは
ないかと考えます。
FRBによる利上げが現実化し、カウントダウンを開始するのは、まだ先の話です。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||
| 12/2 | ラッカー・リッチモンド連銀総裁 | 米経済は「底入れ」し、回復が「着実に進行している」と指摘。政策金利引き揚げについて「いつ、どの程度の速さ」で引き揚げるかが課題。 | -----
| 12/3 |
トリシェ・ECB総裁 |
ドバイ問題について「警戒すべき状況が続いている。」と指摘。利上げについては「何のシグナルも出さない。」と言及を避けた。(ECB理事会後の記者会見で)
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出口戦略への期待からユーロドルは1.50台→1.51台半ばへ。
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