2009年12月10日(木)
おはようございます。
鳩山政権が揺れています。
鳩ママからの資金供与もさることながら、
「カメの反乱」だけではなく社民党も連立から
離脱する可能性も出てきています。
「連立政権であるが故の悩み」と首相も認めている
ように、参議院では国民新党、社民党を加えないと
過半数に届かず、政権の基盤が危うい状況の中、。
ついに官副総理と亀井氏が衝突しました。
いずれ、「それなら連立を外れる」「そこまで言うならどうぞ」
ということになるのは時間の問題。
そうなったとき、自民党がなんと批判するか?
今から楽しみです。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- NY市場では円が3日続伸。
前日比50銭円高で取引を終えた。
米格付けS&Pがスペインの格付け見通しを「ネガティブ」
へと引き下げたと発表。年末に向け日本に資金が還流される
との見方から円買いドル売りが進み、欧州市場で
一時87円36銭を記録。
- 米国債相場では下落。
210億ドルの10年債入札では海外中央銀行を含む
投資家からの需要が弱かったため、売りを誘った。
- 米株式相場では上昇。
債務不履行が世界的に広がるとの懸念があるものの、
3Mやスプリント・ネクステルの投資判断引き上げが
好感され買いが優勢となった。
- 米金先物相場では4日続落。
前日比22.5ドル安の1120.9ドルで引け。
ドルが朝方の下げを取り戻したことで、
代替投資先の金が後退。
- 米原油相場では6日続落。
前日比1.95ドル安の1バレル70.67ドルで引け。
一時70.13ドルまで下落し、10月8日以来の安値を付けた。
在庫の増加とエネルギー消費の低迷が長引くとの懸念が背景。
- 豪 10月貿易収支 → −23.79億豪ドル(予想を下回る)
- 欧 独10月貿易収支 → 136億ユーロ(予想を上回る)
- 欧 独10月経常収支 → 110億ユーロ(予想を上回る)
- 欧 独11月消費者物価指数 → 0.4%(予想を上回る)
| ドル/円 | 87.67 〜 88.08 |
| ユーロ/円 | 128.88 〜 130.00 |
| NYダウ | +51.08 → 10、337.05ドル |
| GOLD | −22.50 → 1、120.90ドル |
| WTI | −1.95 → 70.67ドル |
| 米10年国債 | +0.037 → 3.427% |
本日の注目点
- NZ RBNZオフィシャル・キャッシュレート
- 日 10月機械受注
- 豪 11月新規雇用者数
- 豪 11月失業率
- 欧 ユーロ圏ECB月例報告
- 欧 EU首脳会議(ブリュッセル)
- 英 BOE政策金利発表
- 米 10月貿易収支
- 米 新規失業保険申請件数
円は引き続き買われ大幅に続伸しました。
NYでは特に材料がなかったこともあり小動きでしたが、その前の欧州市場では
円買いが勢いを増し、高値87円36銭を付けています。
これでドル円は、先週1週間の上げ幅の約6割を下げたことになります。
フィボナッチレシオで確認しても、半値戻しは割り込み、その下は38.2%にあたる
87円10銭がサポートのなっている状況です。
この日の欧州市場では、東京市場でのドルの上値が重い展開を受け、ドル軟調で取引が
始まりました。
その後、S&Pがスペインの格付けアウトルックを「安定的」から「ネガティブ」に修正したとの
報道からユーロが対ドル、対円で売られ、その他主要通貨も連れ安となり前日同様
「ドル高、円高」の展開となりました。
前日のギリシャの格下げに続き、スペインでも失業率の高止まりと、財政の悪化が一段と
進んだことなどがその背景にあるものと思われます。
ユーロ圏内では独仏の二カ国がすでにGDPもプラス成長に転換し全体をけん引しているものの、
一方では、ギリシャ、スペインのように国内の景気が回復せず、依然リセッションに苦しんでいる
国々との格差が拡大している現状です。
ギリシャの財務相は昨日、EC諸国からの支援は不要との立場を示していますが、予断は許しません。
ガイトナー財務長官は「金融安定化法」を2010年10月まで延長する方針を議会に通告しました。
既に米大手行のほとんどが公的資金の返済を終えており、今後は中小金融機関を含む金融安定化に
向けた措置と観られますが、同時に返済された資金を財源に「雇用拡大」にシフトさせようというものです。
11月の雇用統計では大幅な雇用改善が見られましたが、市場は「一過性のもの」との見方が
支配的です。
来年の利上げに向けての足場固めは先ず、雇用の安定が最重要課題です。
この部分の改善が進まない限り、ドル安の流れは変えられないと言えるでしょう。
円を除く主要通貨に対してドルの買い戻しが進んでいます。
ユーロは1.51台半ばから昨日の1.46台半ばまで約500ポイント。
豪ドルは0.93台前半から0.90台前半まで300ポイントの下落が続いています。
ECBもRBAも自国の通貨高が景気回復を腰を折りかねない、と懸念を表明していますが、
今後もう一段の下落が続くかどうかは、商品相場の先行きを読むことにも繋がってきそうです。
金は4営業日続落し、この間の下げ幅は100ドルに達しました。
原油価格も6営業日続落し、10月の水準まで値を下げています。
これら商品価格が底を打ち、再び上昇に向かえば「リスク選好」から上記主要通貨にも
買い戻しが入るものと観ています。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||
| 12/2 | ラッカー・リッチモンド連銀総裁 | 米経済は「底入れ」し、回復が「着実に進行している」と指摘。政策金利引き揚げについて「いつ、どの程度の速さ」で引き揚げるかが課題。 | -----
| 12/7 |
バーナンキ・FRB議長 |
「金融状況が全般的に改善しているにもかかわらず、多くの借り手にとって信用状況は依然厳しい。」と<指摘。労働市場については「引き続き脆弱(ぜいじゃく)だ。」と発言。(ワシントン・エコノミック・クラブでの講演で。) |
ゼロ金利継続との見方からドル円90円→89円台前半へ。
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