今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年12月14日(月)




おはようございます。



海外に1週間も滞在すると寿司が食べたくなるものです。

個人的な見解で恐縮ですが、日本以外の都市で

寿司が一番おいしいところはNYだと思います。

先ず、国際都市の中では日本人が多いことから

寿司屋の数が多いので「競争原理」がはたらいています。

ネタも良いものが集まってくる、と寿司屋の店長が

言っていました。

恐らくNYが一番であることに反対する

ビジネスマンはそういないと思います。

では、一番まずい都市は?

それほど多くの都市に行ったことがあるわけでは

ありませんが、私の経験ではスイスのジュネーブ

でした。値段が高くてまずい。

皆さんの意見は如何ですか?


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • NY市場ではドルが主要通貨に対して1か月ぶりの高値を記録。
    米小売売上高などの改善を受け、FOMCが来年利上げを実施する
    との見方が広がった。円は一時89円81銭と7日以来の安値を付けた。

  • 米株式相場も上昇。
    予想を上回る米消費者関連指標の改善を受け、安定的な
    景気回復に対する期待が高まった。

  • 米国債相場では下落。
    10年債利回りは8月以来の高水準を付けた。先週行われた国債入札が
    不調だったことが背景。

  • 米金先物相場では対主要通貨全般でドルが強含んだことから下落。
    前日比6.3ドル安の1119.9ドルで取引を終えた。

  • 米原油先物相場では8日続落。
    前日比0.67ドル安の1バレル69.87ドルで引け。
    一時69.46ドルと2か月ぶりの安値を更新。

  • 米 11月小売売上高 → +1.3%(予想を上回る)

  • 米 12月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 73.4(予想を上回る)


    ドル/円 88.79 〜 89.81
    ユーロ/円 129.98 〜 131.60
    NYダウ +65.67 → 10、471.50ドル
    GOLD −6.30 →  1、119.90ドル
    WTI−0.67 →  69.87ドル
    米10年国債 +0.059 → 3.550%


本日の注目点

  • 日  日銀短観 
  • 日  10月鉱工業生産
  • 中東 ナキールの35億ドル債償還期限
  • 欧  10月ユーロ圏鉱工業生産                                                                                                      

先々週に90円台後半までドル高円安が進んでものの、先週は週初からドル売りが

優勢となり、依然としてドル上値の重い展開が続きました。

しかし、先週末には日経平均株価が大きく反発したこともあり、ふたたびドルが

買い戻される展開となり、NYでは89円台後半までドル高が進みました。



ドルの上値が重いという相場観は変わらないものの、下値も徐々に切り上がってきた

との印象が、強くなってきたと言えます。

しばらくは85円−90円の取引レンジに収まり、明確な方向感が見えない

展開が続くのではと予想しますが、材料次第では予断を許さないのも事実です。



先週末のNYでは11月の小売売上高が前月比1.3%増加し、市場予想を上回る

伸びを見せました。

週末のNYからのレポートでも今年のクリスマス商戦は「去年が悪かった分、今年は好調」との

内容が寄せられていました。

また、12月ミシガン大学消費者信頼感指数も事前予想を大きく上回る73.4と発表され、

これら経済指標の改善からドルが大幅に上昇しました。

先々週からのドル高の特徴は、対円だけではなく、その他主要通貨に対しても強含んでいる

ことが挙げられます。

さらに、通貨だけではなく、金、原油などこれまで大幅に上昇してきた商品が急速に下落し、

ここからも「ドル回帰」の流れを読み取ることができます。



金は既に高値から100ドルを超える下落となり、原油価格も10月初め以来となる

70ドル割れまで売られています。

市場では、このところの経済指標の改善を材料に、「低金利からの脱却は早まる」との

見方も浮上してきており、この微妙な変化がドル高、株高に繋がっているようです。

またそれらの見方を反映して、米長期金利は続騰し、約3ヶ月半ぶりとなる

3.58%台を示現しています。



このように、市場環境は徐々にドル高を促す流れへと変化してきました。

しかし、このままドルが90円台で定着するにはもう一段の材料と、時間が必要かと思います。

市場参加者の相場観が「ドルは底固い」という意識に変わってくれば、ドル買いの需要を引き出し、

輸出筋などのドル売りが余裕を持って相場を観れるようになり、ドル売りは減ります。

そのような状況になるかどうか、現段階では判断できず、もうしばらく

じっくり相場を観る必要があります。



本日14日は、ドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの傘下にあるナキールの債務

35億2千万ドル(約3140億円)の償還期限です。

仮に本日償還できなくても、契約上2週間の猶予期間が定められているいるようですが

デフォルト(債務不履行)になるのかどうか、非常に注目されます。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
12/2 ラッカー・リッチモンド連銀総裁  米経済は「底入れ」し、回復が「着実に進行している」と指摘。政策金利引き揚げについて「いつ、どの程度の速さ」で引き揚げるかが課題。 -----
12/7 バーナンキ・FRB議長 「金融状況が全般的に改善しているにもかかわらず、多くの借り手にとって信用状況は依然厳しい。」と<指摘。労働市場については「引き続き脆弱(ぜいじゃく)だ。」と発言。(ワシントン・エコノミック・クラブでの講演で。)
 
 ゼロ金利継続との見方からドル円90円→89円台前半へ。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和