今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年1月19日(火)




美術品競売大手の英「クリスティ−ズ」によると、

同社がNYや欧州で開催するオークションで、中国人による

美術品の落札が増えているそうです。

昨年ロンドン、NYでのオークションで中国人の美術品の

購入量は2倍以上に増えているというデータもあります。

中国人は伝統的な美術品だけでなく、腕時計やワイン、宝飾品も

コレクションに加えているそうです。

この傾向は今年さらに強まると観られています。

恐るべし中国マネー!!

(ブルームバーグ記事より抜粋)

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • NY市場はキング牧師生誕記念のため休場。
  • アジア市場でのドル上値の重さを引き継ぎ、 ドル円は緩やかに下落。安値90円62銭と 今年に入ってのドル最安値を記録。
  • NY市場が休場であったことから値動きは限られたものの、 ドルは円以外の通貨に対しても弱含み、クロス円は総じて 円安の展開に。
  • 市場では今日から始まる米大手銀行の決算内容を確認したい という雰囲気が強く動意は観られず。
  • 欧州市場 のレンジ ドル円:90.62〜90.84
  •          ユーロ円:130.22〜130.72

    ドル/円 --- 〜 91.20
    ユーロ/円 --- 〜 131.25
    NYダウ --- → 10、609.65ドル
    GOLD --- →  1、130.50ドル
    WTI --- →  78.00ドル
    米10年国債 --- → 3.680%


本日の注目点

  • 欧   1月独ZEW景況感調査
  • 欧   1月ユーロ圏ZEW景況感調査             
  • 米   1月NAHB住宅市場指数   
  • 米   10−12月期決算発表 → シティーグループ   
   
ドル円はやや上値の重い展開が続いています。

昨日の東京市場では91円台に乗せる場面もありましたが、日経平均株価が

一時200円を超す下落を見せるなど、ドルが上昇する環境になく、

90円台後半での動きに限定されました。

欧州市場が参入すると円がじりじり値を上げ、ドルが主要通貨に対して

下落を始めると円も90円台半ばを目指す展開になりました。



円の高値は90円62銭と、節目の90円50は割り込みませんでしたが、

今年に入っての最高値を記録しています。

注目はやはり90円50を割り込むかどうかです。

90円60−70辺りでもみ合いを繰り返しているようでは、今夜の海外市場で

再びドル底値を試してくるように思えます。



昨日、ベルギーのブリュッセルで「ユーロ圏財務相会合」が開かれました。

注目のギリシャの財政問題に関しては「自力で財政赤字削減をするよう。」

要請されたようです。

ギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリアなどの財政、失業率の悪化が

通貨ユーロの頭を押さえている状況もあり、今後の「火種」はくすぶって

います。



今夜のシティーグループの決算発表を皮切りに、大手米銀の決算発表が

相次ぎます。

JPモルガンが住宅ローン、クレジットカードなどの個人部門では

収益が上がっていなかったことから、リテールに強みを持つ

シティ、バンカメ、ウェルズなどは同様の決算内容では、との見方も

出てきています。
                                                                                                                  
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 デューク FRB理事 米経済は部分的に潜在成長率を下回る拡大にとどまるため、インフレは「抑制された状態が続き、2010年の経済活動は今後も緩やかに回復するだろう。」との見方を示した。(ノースカロライナ州の講演で) ----- 
1/7 菅財務相 「もう少し円安が望ましい。」「経済界では90円台半ばが適切だとの意見が多い。」財務大臣就任での記者会見で。 92円15近辺 →92円台後半へ。NYでは93円台半ばまでドル高が進む。    
1/8 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 雇用は「失業率を大きく引き下げるほどの速度では回復しそうにない。」雇用統計の発表を受けて。 ----- 

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和