2010年1月21日(木)
「日本の翼」日本航空がついにその60年の歴史に幕を
閉じました。
かつて文系学生の人気NO1になってこともある
人気企業でした。
私の友人にもJALの機長になった者がいます。
年に何回かの飲み会では「俺は60歳の定年になったら
もう仕事はしない。」と豪語していました。
理由を聞くと、現在の給料と退職後の年金で働く必要がない。
とのこと。われわれが「いいな、うらやましいよ」といえば、
「いや、キャプテンはみんなそうだぜ。」だと。
JALが8700億円という巨額な債務超過に陥った理由は
いくつか挙げられますが、その中には「JALの機長」という
プライドと厚遇がいつのまにか世間の常識からかけ離れていた
ことがあります。
その結果、ついにダッチロールをおこし浮上できなくなって
しまったと言えます。
われわれ為替仲間では15年ほど前から
噂されていたことですけど・・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドルは主要通貨に対してまちまちの動きでした。 東京市場でユーロドルが重要な節目であった1.4250を割り込んだ ことで、ユーロ売りドル買いが加速し、NYでは一時1.4080と 昨年8月以来のユーロ安水準に。
- 対円では欧州市場で「円高ドル安」に振れたものの、背景には ユーロ円などクロス円の売りにい押された格好。 NYではドル高傾向の中再びい円売りが優勢に。
- 中国人民銀行が一部商業銀行に融資制限を要請したという報道に 世界経済にブレイキがかかるとの連想からNY株式市場は大幅安に。
- NYダウは一時200ドルを超える下落を記録したが、大引けは やや買い戻しが入り前日比122ドル安。
- この日発表の経済指標が予想されたより悪かったことも株安に 影響。米大手銀行の決算内容はまちまち。
- 株式市場の大幅安を受け、金価格も大きく下落。
- 逆に、株安のため債券相場は堅調、米長期金利は昨年後半以来の 3.6%台半ばまで低下。
- 12月生産者物価指数 → +0.2%
- 12月住宅着工件数 → −4%(年率換算55万7千戸)
| ドル/円 | 90.85 〜 91.46 |
| ユーロ/円 | 128.40 〜 129.22 |
| NYダウ | −122.28 → 10、603.15ドル |
| GOLD | −27.40→ 1、112.60ドル |
| WTI | ー1.40→ 77.62ドル |
| 米10年国債 | −0.041 → 3.659% |
本日の注目点
- 中 第4四半期GDP発表
- 欧 ECB月例報告
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 1月フィラデルフィア連銀景況指数
- 米 10−12月期決算発表 → ゴールドマンサックス、アメックス、グーグル
さすが「中国」といったところでしょうか。
いまや「中国」がくしゃみをすれば日米など主要国は風邪をひくほど、
「中国」はその存在感を示しています
先日の預金準備率の引き上げに続き、中央銀行である中国人民銀行は
一部の商業銀行に融資の制限を要請しました。
市場はこれを受け「本格的な金融引き締め」に入るのでは、という懸念から、
それまでプラスで推移していた日経平均株価はマイナスに。
その後の欧州株価も軒並み下落、この流れがNY株式市場へも波及しました。
これまで大幅な金融緩和と融資拡大でいち早く景気後退から立ち直り、現在では
世界経済を牽引するほど、その成長ぶりが際立っています。
同時にその成長率が株価や為替のみならず、資源価格にも大きな影響を及ぼし、
オーストラリアなどがその恩恵を最大限に享受している状況です。
今回の融資制限が即金融引き締めに繋がるとは思えませんが、このところの住宅価格の
高騰など、だぶついた資金が不動産に流れ込み、「バブル」を醸成しているいるのは
異論のないところです。
上海では市民の85%が「住宅購入は諦めた」との報道も伝えられています。
人民銀行はこのような状況に「警鐘」を鳴らす意味で融資制限を要請したものと
捉えています。
その中国のGDPは第3四半期が8.9%で、第4四半期の数字は今日11時に
発表されます。
事前予想では10.5%と、既に高めの予想が出ています。
今日の為替、株式を予想する最大のポイントと言えます。
ドルが全面高の様相となってきました。
対円では依然として91円前半での動きで、大幅な「円安」には程遠い水準ですが、
対ユーロでは5ヶ月ぶりのユーロ安、ドル高が進んでおり、その影響から
ユーロ円も1ヶ月ぶりに128円台前半まで下落しています。
昨年5月以降、大雑把に言えば127円ー137円の10円幅で推移して
いたユーロ円が、テクニカルで観る限り下値を追うパターンに入ったように
観えます。
「週足」の一目では「遅行スパン」がローソク足を下抜けしています。
127円を割り込むと124円程度までのユーロ安も考えられます。
ドル円については明確な方向感は観えません。
市場全体がドル高傾向にあるため、やや円も売られ易い状況と言えますが、
根強い円の先高感やそれに伴う実需のドル売りで、目先は91円50から
上値が重い展開が続くと予想します。
下値は前日のドル安局面では、一旦交わったものの抜けきれなかった「100日移動平均線」
を意識しておくべきでしょう。
現在は90円37銭に位置していますので、この水準が完全に抜け切るかどうかに
注目しています。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | |||||
| 1/4 | デューク FRB理事 | 米経済は部分的に潜在成長率を下回る拡大にとどまるため、インフレは「抑制された状態が続き、2010年の経済活動は今後も緩やかに回復するだろう。」との見方を示した。(ノースカロライナ州の講演で) | ----- | |||||
| 1/7 | 菅財務相 | 「もう少し円安が望ましい。」「経済界では90円台半ばが適切だとの意見が多い。」財務大臣就任での記者会見で。 | 92円15近辺 →92円台後半へ。NYでは93円台半ばまでドル高が進む。 |
| 1/8 |
ローゼングレン・ボストン連銀総裁 |
雇用は「失業率を大きく引き下げるほどの速度では回復しそうにない。」雇用統計の発表を受けて。 |
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