今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年1月27日(水)




ビールのつまみ、と言えば何を思い浮かべますか?

圧倒的に「柿ピー」でしょう・・・・。

それも亀田の「柿ピー」です。

冷えたビールを飲みながら香ばしい「柿ピー」をカリカリ・・。

典型的な日本人ですね。

ところが、この「柿ピー」既にアメリカでも販売されています。

「Kameda Crisps」という名で3ドル位です。

いずれは、セントラルパークあたりで、右手に「Beer」

左手に「Kameda」なんて光景が観られるかもしれません。

因みに、私は最近の新製品の「ベークドマヨネーズ」味の

お菓子にはまっています。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は昨日の東京市場午前中に日経平均の上昇を 手がかりに90円台50を超える場面があったものの、 後場、日経平均がマイナスに転じると90円台を割り込み円高に。
  • 欧州、NY市場でもこの流れが続き、円はNYで89円35と 昨年12月半ばの水準を示現。
  • これまで買われてきた豪ドルがサポーラインを割り込んできたこと で、豪ドルやNZだおるが対米ドル、円で急落。 中国が景気の過熱を押さえる措置を講じるとの懸念が材料。
  • NYダウは85ドル高まで値を戻していたものの、米経済指標の 悪化から、引けにかけて金融株が下げを牽引、結局前日比 小幅マイナスで取引を終えた。
  •  米債券は2年債の入札が好調だったことで、金利は低下。     
  • 1月独IFO景況指数 →  95.8           
  • 11月S&Pケースシラー住宅価格指数 → −5.3% 
  • 1月消費者信頼感指数  → 55.9
  • 11月FHFA住宅価格指数 → +0.7%
  • 1月リッチモンド連銀製造業指数 → −2

    ドル/円 89.35 〜 89.77
    ユーロ/円 125.67 〜 126.49
    NYダウ −2.57 → 10、194.29ドル
    GOLD +2.60→  1、098.30ドル
    WTI −0.55→  74.71ドル
    米10年国債 −0.021  → 3.609%


本日の注目点

  • 豪   第4四半期消費者物価指数      
  • 米   12月新築住宅販売件数 
  • 米   FOMC政策金利発表                     
   
為替市場をめぐる環境は依然として「混沌」としており、先行き不透明です。

中国では景気過熱に対する措置として「利上げ」を予想する向きも多く、

一部金融機関に対する「窓口指導」を始めたとの報道もあります。

利上げが実施されれば、日本を含む世界経済の回復にブレイキがかかる、との見方が

くすぶっており、豪ドル、NZドルが急落しています。

豪ドルは対米ドルで今月半ばには0.93台ミドルまで上昇していたものが、

昨日は0.89台半ばまで下落しました。



これまで中国経済の恩恵を最も受けてきた通貨だけに、火元がくすぶり始めたことで

ロングの利益確定や、投げが入った模様です。

豪ドル・ドルは日足で「100日移動平均線」をやや下回っており、「MACD」でもゼロの軸を

下抜けしてきました。今週の動きが重要になると思います。

オーストラリアは基本的には基本的には実体経済が力づよく成長しており、

今後更なる利上げの可能性もあります。

中国経済が減速した場合の影響は少なくないと思われますが、中国に依存しない

「内需」が今後どこまで伸びるかにかかっています。



不透明なのは中国だけではありません。

オバマ大統領はこれまで「雇用創出」のためにあらゆる策を発表してきました。

金融規制案など、時には「唐突」とも思えるようなスピードで発表しています。

本日27日には「一般教書演説」が予定されていますが、

との声も聞かれます。(ブルームバーグ)



この日発表の11月S&Pケースシラー住宅価格指数は、主要10都市で

前月比マイナス0.2%と、7ヶ月ぶりに下落しています。

一方、FHFA(米連邦住宅金融庁)が発表した全米住宅価格指数は

前月比プラス0.7%と、強弱まちまちです。

安定した収入が確保できない以上、家を買おうという意欲が本格的に回復

するのはまだ先のようです。



円は安全資産として買われ始めいていますが、昨日はS&Pが日本の国債

格付けを「ネガティブ」に変更しました。

政府の債務残高が対GDP比で今後115%くらいになることが

懸念材料だということです。

既に800兆円ほどある国債の発行残高も今のペースでいけば、2012年にも

1000兆円の大台を超える見込みです。

デフレから税収の増加が見込めない中、積極財政で国債への依存度は増すばかり。

現在の長期金利水準でも年間の利払いだけで約10兆円もあります。

今後日本の国債が暴落し、金利が3%、4%に上昇したら、金利だけでも20兆円、

30兆円になるわけです。



上記以外にも、ユーロ圏ではギリシャの財政問題があります。

そう見ると、どこも「家庭の事情」を抱えており、金融市場では昨年後半には

観られなかった「不確実性」が増大しているように思えます。

ボラティリティーも上昇していていることもあり、深追いは禁物です。

利食いのタイミングも欲張らずに、ほどほどとすることをお勧めします。
                                         
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 デューク FRB理事 米経済は部分的に潜在成長率を下回る拡大にとどまるため、インフレは「抑制された状態が続き、2010年の経済活動は今後も緩やかに回復するだろう。」との見方を示した。(ノースカロライナ州の講演で) ----- 
1/7 菅財務相 「もう少し円安が望ましい。」「経済界では90円台半ばが適切だとの意見が多い。」財務大臣就任での記者会見で。 92円15近辺 →92円台後半へ。NYでは93円台半ばまでドル高が進む。    
1/8 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 雇用は「失業率を大きく引き下げるほどの速度では回復しそうにない。」雇用統計の発表を受けて。 ----- 

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和