2010年2月5日(金)
おはようございます。
「どうしたトヨタ!!」
トヨタ自動車が厳しい状況に立たされています。
米国で起きた「アクセル問題」に続いて今度は
国内で「ブレイキ問題」が起きました。
それも今やトヨタの「象徴」でもある新型プリウスで
起きてしまいました。
今朝のニュースではリコールを決めたようですが
同社の経営に与える影響は必至です。
かつて「カイゼン」という、世界の製造業で使う
「世界語」を生み出したトヨタ。
創業家への大政奉還を受けた豊田新社長にとっては
非常に厳しい「洗礼」と言えそうです。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 週間失業保険申請件数が予想を超え、先週比8千人 増加していたことから、今夜の雇用統計への懐疑的な見方 が台頭。NY株式市場が大幅に下落したことで安全資産として の円買いが殺到。円は一気に88円台半ばまで上昇。
- 市場は雇用統計に楽観的な見方だっただけに、米株式市場では 引けにかけてパニック的な売りが加速。NYダウは一時1万ドルの 大台を割り込む場面もあり、大引けは268ドルの大幅安。
- リスク資産の売却が加速し、ユーロ、豪ドル、カナダなども 大幅に下落。ドル円ではドル安が進行したことで円は全面高に。
- 商品相場も軒並み大幅安。金は前日比4%以上下落し約50ドル安。
- 一方、株安を受けて債券に買い集まり、債券相場は大幅高。 [Fight to quality]が加速。
- ECB、BOEともに政策金利は据え置き。
- 週間失業保険申請件数 →48万件(先週比8千件増)
本日の注目点
- 日 12月景気動向指数(速報値)
- 欧 12月独鉱工業生産
- 米 1月雇用統計
- 加 G7(カナダ、6日まで)
円は昨日の91円台乗せから一気に2円50銭もの円高に振れました。
今晩の雇用統計を控え取引は閑散かという雰囲気がありましたが、発表された
週間失業保険申請件数が予想以上に増加していたことから、株式市場が反応し、
為替市場にも波及した形でした。
それにしても雇用統計の指標ではなく、失業保険申請件数でこれほどまでに反応した
ことは記憶にありません。
市場で雇用統計に対する見方が強気に傾いていたことが原因です。
前日のADP雇用者数の改善もあり、専門家の予想もプラスに転じるとの見方が
支配的で、一部欧州系銀行では9万2千人の増加との予想もあったほどです。
この楽観論に冷や水を浴びさられた格好となりました。
NY株式市場では、決算発表などの悪材料やユーロ圏でのギリシャ財政問題の拡大
なども加わり、NYダウ、SP500などが大幅安になり、バンカメなどは
この日だけで5%もの下げを記録しています。
株式市場の大幅安に為替では「リスク資産」の売却が進み、「安全資産」と
しての円に買いが殺到しました。
いつものことですが、信用リスクが高まると市場は無条件に「円買い」に
走ることはこれまでの歴史が証明しおり、今回も同様な動きが繰り返されました。
クロス円での大幅な円高が進んだこともあり、ドル円は88円台半ばまで急落しました。
この水準は昨年12月15日以来となり、フィボナッチリトリースメントで測ると
昨年11月の84円82銭から今年1月の93円78銭の値幅の61.8%に近い
水準です。88円24銭という数字が導き出せますが、このレベルを割り込むようだと
再び85円台も視野に入る可能性もあります。
約2ヶ月振りにの円高水準ですが、ここからさらにドルが下落するのか、反発するのかは
まさに今夜の雇用統計次第です。
昨日のNYでのドル下落で指標の悪化はやや織り込んできたとも思われます。
仮のこれまでの市場予想通り1万人程度の増加であったならば、90円台に戻すことも
十分考えられます。
反対に、マイナスと発表された場合には88円台割れもあり得るということで、今回の
指標表発表については、これまで以上に市場はナーバスでしょう。
しかし、本当に重要なことは今回の指標がプラスかマイナスか、というよりも
米雇用の改善傾向が維持されているかどうかです。
昨年3月には、ひと月で63万人の雇用が失われました。その後改善傾向が鮮明になり
11月には4千人の増加にまで雇用市場が改善しています。
この傾向が続いているのであれば、いずれ「出口戦略」は実施され、
ドルは上昇するはずですが・・・。
そうは言っても春先のことより、今日明日のことの方が投資家にとって重要なことはbr>
分っていますが、大局的に見方も頭の片隅に置いておきたいものです。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 2/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「われわれはギリシャ政府が目標を達成するためのあるゆる決断を下すと予想、確信している。」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 | ---- |
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