2010年2月24日(水)
おはようございます。
現在、相互会社の第一生命が株式会社に転換し
上場します。保険契約者は株を受け取ることができ、
その数は150万人になるとか。
時価総額では1998年のドコモ上場以来の大型上場。
そういえば、ドコモの上場時、公開前の株は抽選で
大変な人気でした。
儲かった人はその抽選に当たって上場時に売却した人だけ。
その後のドコモ株の暴落はご存じのとおり。
今回はそのようなことはないと思われますが、
上場が4月1日というのが気になります・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドルと円が上昇。米消費者信頼感指数が10ヶ月ぶりの 低水準に落ち込んだことから、ドル円ではドル売りが加速し 約2週間ぶりの90円台割れを示現。
- 一方、ドイツのIFO企業景況指数も予想外の悪化に ユーロが大幅下落。その結果、円が全ての通貨に対して上昇。
- 米経済指標が全般的に低調だったことからNY株式市場も 大幅に下落し、NYダウは100ドルのマイナス。
- 金、原油価格も米経済の先行き不安から売られ、個人消費の 長期低迷を懸念する声も。
- 商品、株式が軟調だったことから、債券に買いが集まり長期金利は 大幅に低下し、ドル売りを支援する形に。
- 2月独IFO景況指数 → 95.2(予想を下回る)
- 12月S&Pケースシラー住宅価格指数 → −3.08%
- 2月消費者信頼感指数 → 46.0
- 2月リッチモンド連銀製造業指数 → 2
ドル/円 89.92 〜 90.83 ユーロ/円 121.57 〜 123.39 NYダウ −100.97 → 10,282.41 GOLD −9.90 → 1、103.20ドル WTI −1.30 → 78.86ドル 米10年国債 −0.108 → 3.687%
本日の注目点
- 米 バーナンキFRB議長下院で議会証言
- 米 1月新築住宅販売件数
- 米 豊田トヨタ社長公聴会に出席
予想外の米経済指標の悪化に、市場は大きく反応しました。
2月の消費者信頼感指数は46.0と、事前予想を下回ったばかりではなく、10カ月ぶりの
低水準になったほか、景気や労働市場に対する懸念から為替市場ではドルと円が大幅に上昇
しました。
これまでと同様、信用不安、金融不安が台頭すれば「円買い」が加速しますが、昨日の
マーケットもそれと似たような状況だったようです。
先ず先に動いたのはユーロでした。東京市場引け後ユーロは対ドルで上昇し、一時
1.3693までユーロ高が進み、「ユーロ復活」」を連想させました。
しかし、その後に発表になった2月IFO景況指数が事前予想を下回ったことから
一転ユーロ売りが加速、1.360を割り込むと、損切りのユーロ売りも巻き込み
1.34台後半まで約200ポイントの下落となりました。
ユーロや豪ドルが下落し、ドル高が進みましたが、対円ではそのドルも大幅に下落しています。
NY市場では米経済指標の軟調、とりわけ消費者信頼感指数の大幅悪化に
ドル売り円買いが進み、消去法から「円の独歩高」の格好となりました。
ドル円は先週末には公定歩合の引き上げで92円台前半までドル高が進みました。
90円ー95円の新しいレンジに入るかと思われましたが、90円の50を割り込んだ
ことで、再び2月上旬から続く「90円を挟む展開」に押し戻されたと観られます。
本日から始まったトヨタ問題に関する公聴会や、依然としてデフレが進行している
日本の景気などを考えると円の急騰は考えにくいと思いますが、それでもドルの復活には
時間がかかると考えざるを得ないのが、正直な感想です。
最後にテクニカルを確認しておきたいと思います。
ドル円は結局、重要な転換点の可能性を示唆していた92円30近辺を抜けずに反落。
昨日一時90円を割り込みましたが、現在は90円20近辺で「8時間足」の
200日移動平均線のサポートラインと絡んでおり、これが完全に抜け切るかどうかという
ところで、ここは注視しておきたいポイントです。
仮に下抜けしたとすれば、昨年11月に記録した84円82銭からのトレンドライン
である89円60あたりが抜けるかどうかに注目します。
このラインはかなり重要な抵抗いラインと観られ、下抜けするにはそれなりのパワーも
必要です。
逆に、抜ければ87円台も見えてくる可能性があります。
本日から予定されているバーナンキ議長の議会証言がカギを握っているかもしれません。
豪ドルも対ドルでは2時間足のトレンドラインで下落が止められているように見えます。
来週のRBA政策会合を控えてこの水準からの深押しは考えにくいと思われ、下値リスクは
限定的と観ています。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 2/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「われわれはギリシャ政府が目標を達成するためのあるゆる決断を下すと予想、確信している。」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 | ---- |
| 2/9 | オリレーン・EU経済担当委員 | 「われわれの支援を受けるにあたり、ギリシャは必要な措置を講じる必要がある。」また、ドイツの議員2人は、同国がギリシャの支援を検討していると語った。。 | ユーロドル1.37台半ば →1.38台に。ユーロ円122円台→124円台前半に。 |
| 2/19 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「投資家は公定歩合引き上げを、早期引き締めを意味するものと受け止めるべきではない。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ロックハート・アトランタ連銀総裁 | 「われわれが年後半に利げする公算が大きいとの市場の見方は行き過ぎだ。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「FRBが重視しているのは雇用と成長。」プエルトリコでの講演で。 | ---- |
| 2/19 | スティーブンス・RBA総裁 | 「景気が期待通り回復すれば、金融政策を一層引き締める必要が生じる。」下院の経済常任委員会で。 | ---- |
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