2010年2月25日(木)
おはようございます。
最近気になることに、当社は大手銀行グループですよ、
という宣伝をするサラ金会社を見かけることです。
「○○フィナンシャルグループの××です」というやつです。
大手金融グループの一員だから安全ですよということです。
先日も電車で「10万円借りても1ヶ月の利息はわずか1500円です。」
という広告を見ました。
月に1500円というとわずかなようですが、年間では
1万8千円になります。つまり10万円借りて年間
1万8千円の利息ですから年率18%。
現在の預金金利を0.2%とすれば
何と90倍に高金利になります。
さすがサラ金、借りさせる手法も巧妙です。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- バーナンキFRB議長は議会証言で米景気は回復基調に あるものの、住宅、不動産市場に不透明感があるとし、 現行の低金利政策の継続に言及。
- この証言をうけドル円は90円台を割り込み、一時89円76銭まで ドル安が進む。
- 1月の新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回ったことも ドル売りに繋がる。
- 前日同様リスク回避の動きからユーロ、豪ドルなども一時 大幅安に。ユーロ円はギリシャでの大規模ストの影響もあり再び 121円台まで下落。
- 株式市場では議会証言での低金利継続を好感し大幅に上昇し、 前日の下落幅を取り戻した格好に。NYダウは91ドル、ナスダックも 22ドルそれぞれ上昇。
- 債券相場は前日とほぼ同水準。株式相場が堅調だったこともあり ドル円は90円台前半に戻して引け。その他主要通貨も下落幅を回復して 取引を終えた。
- 金相場は3日続落、原油価格は上昇し80ドルを回復。
ドル/円 89.76 〜 90.29 ユーロ/円 121.65 〜 122.62 NYダウ +91.75 → 10,374.16 GOLD −6.00 → 1、097.20ドル WTI +1.14 → 80.00ドル 米10年国債 +0.003 → 3.690%
本日の注目点
- 欧 2月独失業率
- 欧 2月ユーロ圏消費者信頼感
- 米 1月耐久財受注
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 12月住宅価格指数
- 米 バーナンキFRB議長上院で議会証言
バーナンキFRB議長の下院での証言はある程度予想された内容で終えました。
米経済は回復基調にあるものの、それは「初期段階」であって依然として
住宅、雇用市場では不透明感が残り、異例な低金利政策の継続は必要との認識を
示しました。
さらに先週の公定歩合引き上げに関しては、「金融政策変更のサインとみなすべきではない」
と、あえて釘をさす発言を行っています。
市場では「当面出口実施の可能性はない」との見方から、ドル売りに傾きました。
しかし、この内容は予想の範囲内であったことからドル売り一巡後は買い戻しも入り
90円台前半と、前日と同じ水準で取引を終えています。
米金利はしばらく上がらないことでドル売り材料の一方、ユーロもギリシャでの大規模ストライキ
が伝えられ、こちらも売り材料。
結局、消去法から円が買われる展開になっています。
この日発表の米1月新築住宅販売件数は、事前予想が35万件だったものが
30.9万件と、過去最低を記録しました。昨年7月から4ヶ月連続で40万件台を
維持していたものが、昨年12月には35万件台に落ち込み、さらに今年に入って
もう一段の落ち込みをみせたことで、米住宅市場は再び底割れする可能性も出てきました。
背景には、高失業率が続いていることで収入が減少し、住宅ローンの差し押さえ件数が
急増していることが挙げられます。
この結果、中古住宅市場では供給が増大し、価格が下落。
収入の減少で新築住宅に手の出ない購買層は価格の安い中古住宅を購入する、という
悪循環に陥っている状況が続いているようです。
ユーロ円は徐々に上値を切り下げてきており、週足の「MACD」でもゼロの軸を下回る
展開になってきました。
ギリシャ政府は来月16日までにEUに対して財政再建に向けた具体案を提出しなければ
なりません。
アイデアとしては、消費税の引き上げ、公務員給与の削減、あるいは酒税、たばこ税の大幅引き上げ
などが検討されているようですが、観光以外にこれといった産業をもたないギリシャにとって
これまでの放漫財政の改善はかなり困難なようです。
一部には政府が国債を発行し、その国債にECBあるいはIMFの「保証」を付け
発行コストを下げるとの案もあるようですが、投資家がどこまで興味を示すか疑問です。
ただ、通貨ユーロがさらに売られる状況になれば、ギリシャ一国の問題ではなくなり
ユーロ圏としての対応も迫られ可能性も出てきます。
既に今回の投機的なユーロ売りに対してドイツのメルケル首相は「市場が世の中を決めるわけでは
ない。」と発言したり、他のユーロ圏諸国首脳も懸念を表明しています。
来月16日まで不安定な相場展開は避けられません。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 2/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「われわれはギリシャ政府が目標を達成するためのあるゆる決断を下すと予想、確信している。」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 | ---- |
| 2/9 | オリレーン・EU経済担当委員 | 「われわれの支援を受けるにあたり、ギリシャは必要な措置を講じる必要がある。」また、ドイツの議員2人は、同国がギリシャの支援を検討していると語った。。 | ユーロドル1.37台半ば →1.38台に。ユーロ円122円台→124円台前半に。 |
| 2/19 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「投資家は公定歩合引き上げを、早期引き締めを意味するものと受け止めるべきではない。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ロックハート・アトランタ連銀総裁 | 「われわれが年後半に利げする公算が大きいとの市場の見方は行き過ぎだ。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「FRBが重視しているのは雇用と成長。」プエルトリコでの講演で。 | ---- |
| 2/19 | スティーブンス・RBA総裁 | 「景気が期待通り回復すれば、金融政策を一層引き締める必要が生じる。」下院の経済常任委員会で。 | ---- |
| 2/24 | バーナンキ・FRB議長 | 「(政策金利は)長期間、異例の水準を維持するのが妥当だ。」下院での議会証言で。 | ドル円90円台前半→89円台半ばへ |
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