2010年2月26日(金)
おはようございます。
ようやく春めいてきました。
ここ数日の温かさで梅は満開を過ぎ、散り気味。
近くの公園の「「河津桜」(かわづざくら)は7分咲き。
背丈が低い分、身近で観賞できます。
公園にあるビオトープ内の池では間もなく
メダカの姿も見えそうです。
春はもうすぐです。
一年で一番いい季節。
花粉さえなければ・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 円はアジア、欧州市場の流れを受け上昇。NYでは雇用市場の 悪化を示す指標に89円を割り込み、一時88円81銭まで円高に。
- 今月4日に記録した88円55銭を意識した展開に。
- 円の急伸に伴い、クロス円も軒並み円高傾向に。 ユーロ円は一時119円65を示現。これも2月4日の 120円68を割り込み約1年ぶりの水準を記録。
- NYダウはこのところの経済指標の悪化に、ふたたび景気の 底割れ懸念が台頭し、一時180ドルを超す下げに。 大引けにかけてやや買い戻され、53ドル安で取引終了。
- 金、原油相場はまちまち。
- 株安から債券相場は続伸し金利は下落。
- FRBはゴールドマンとギリシャとの問題を調査している ことを発表。SECも重大な関心をもっていることも公表。
- 1月耐久財受注 → +3.0%(2ヶ月連続のプラス)
- 週間失業保険申請件数 → 49.6万件(事前予想より増加)
- 12月住宅価格指数 −1.6(市場はプラス予想)
ドル/円 88.81 〜 89.19 ユーロ/円 119.65 〜 120.91 NYダウ −53.13 → 10,321.03 GOLD +11.30 → 1、108.50ドル WTI −1.83 → 78.17ドル 米10年国債 −0.051 → 3.642%
本日の注目点
- 日 1月全国消費者物価指数
- 日 1月鉱工業生産
- 米 第4四半期GDOP(改定値)
- 米 2月シカゴ購買部協会景気指数
- 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
- 米 1月中古住宅販売件数
ドル円が約1ヶ月振りに88円台後半まで上昇しました。
昨日の東京のこの時間帯では90円前半での取引でしたが、昼にかけて
90円台を割り込み、前日にNYの円高値を下回るとドル売りが加速。
プラス圏で推移していた日経平均もマイナスに転じ、ドル安円高が株安に波及した
格好になりました。
88円台後半まで円が続伸したことで、「90円を挟むレンジ」から「85円ー90円」
のレンジに移行した可能性も出てきています。
円は主要通貨すべてに対して上昇。とりわけ、ギリシャの格下げの可能性がでてきている
ユーロに対しては119円台半ばまで円高が進み、「ドルもユーロも買えない」状況のなか
円の独歩安の展開となっています。
ユーロ円はその後、120円台後半まで約1円ほど値を戻しています。
しかし、すべての足でのチャートはユーロ売りを示しています。
最長の足である月足では「次のサポートは113円台後半」にあることを示唆
していますが、119円を割り込むと底値が見えなくなることから、ECBなどが
何らかの行動を取る可能性もあります。
ただ、ユーロ圏にとっての重荷は南欧諸国の財政問題だけではありません。
EUの欧州委員会は今年度の域内GDPの見通しを発表しました。
ドイツ、フランスがプラス圏で牽引しているものも、全体では0.7%の
成長に留まるとの見方です。
経済成長の鈍化と財政問題に直面しているユーロが反発する可能性は
極めて低いと見るべきでしょう。
ただ注意したいのは、シカゴ通貨先物市場ではユーロ売り持ち高が過去最大規模に膨らんでいる
ことです。どの水準で買い戻しの動きにでるか注意が必要です。
また、私自身のコメントも含め、通貨ユーロに関しては「相場観とポジション」が
大きく一方に傾きつつあるのも事実です。このような時、えてして急反発もあり得ることから、
ここは慎重に攻めたいところです。
米労働市場の先行き見通しに暗雲が立ち込めてきました。
昨日発表の週間失業保険申請件数は先週比2万件の増加でした。
バーナンキ議長の証言にもありましたが、やはり雇用と住宅に大きな問題を抱えている
との見方が裏ずけされたようです。
今後出口戦略の実施に向けては、少なくとも同申請件数は40万件を下回ることが
不可欠です。
現在の米景気から考えて約10万件の件数を減少させるのは簡単ではありません。
市場もそのあたりを読み、ドル売り円買いを増幅させているようです。
その結果、2月4日に記録した今年の円最高値である88円55銭が意識されます。
ここを割り込むようだと、市場参加者の相場観は急速に円高方向にシフトします。
「85円を試す」という声が聞かれるかどうか、ドル円にとってもこの水準は
重要だと言えます。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 2/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「われわれはギリシャ政府が目標を達成するためのあるゆる決断を下すと予想、確信している。」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 | ---- |
| 2/9 | オリレーン・EU経済担当委員 | 「われわれの支援を受けるにあたり、ギリシャは必要な措置を講じる必要がある。」また、ドイツの議員2人は、同国がギリシャの支援を検討していると語った。。 | ユーロドル1.37台半ば →1.38台に。ユーロ円122円台→124円台前半に。 |
| 2/19 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「投資家は公定歩合引き上げを、早期引き締めを意味するものと受け止めるべきではない。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ロックハート・アトランタ連銀総裁 | 「われわれが年後半に利げする公算が大きいとの市場の見方は行き過ぎだ。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。 | ---- |
| 2/19 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「FRBが重視しているのは雇用と成長。」プエルトリコでの講演で。 | ---- |
| 2/19 | スティーブンス・RBA総裁 | 「景気が期待通り回復すれば、金融政策を一層引き締める必要が生じる。」下院の経済常任委員会で。 | ---- |
| 2/24 | バーナンキ・FRB議長 | 「(政策金利は)長期間、異例の水準を維持するのが妥当だ。」下院での議会証言で。 | ドル円90円台前半→89円台半ばへ |
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