今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年3月1日(月)




おはようございます。



県庁所在地別の一世帯あたりの貯蓄額第一位は奈良市。

という新聞記事を読みました。

第2位は横浜市、以下、さいたま市、神戸市と続きます。

首都圏近郊の県庁所在地が上位にくるのは分りますが、

奈良県というのはやや意外でした。

しかし、これには理由があって、結局日本の場合は

高齢者が貯蓄を多く持っています。

つまり、奈良市には65歳以上の高齢者が世帯数の割には

多いということでした。

因みに、最下位は那覇市でした。

那覇市は18以下の人口割合が最も多いとか。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 1月中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことから ドル売り円買いが進み、円は88円台後半で越週。
  • ユーロはドイツ政府が公的金融機関を通じてギリシャ国債を 購入する可能性があるとの報道から買い戻しが優勢となり 対ドルでは1.36台後半まで上昇。
  • また、対円でも前日の119円台から買い戻されて121円台 半ばまで上昇したものの、依然として上値は重い展開に。
  • NY株式市場はシカゴ購買部協会が発表した景況指数が 製造業活動の拡大を示したことで小幅上昇。
  • 金、原油は大幅上昇。
  • 債券相場は長期債を中心に上昇し、ギリシャ国債の格下げ懸念の 影響もあり買い物を集めた。
  • 2月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) →73.6
  • 2月シカゴ購買部協会景況指数 → 62.6
  • 1月中古住宅販売件数 → −7.2%(年率換算505万戸)
  • 第4四半期GDP(改定値) →1.7%
    ドル/円 88.74 〜 89.30
    ユーロ/円 120.50 〜 121.57
    NYダウ +4.23 → 10,325.26
    GOLD +10.40 →  1、118.90ドル
    WTI +1.49 →  79.66ドル
    米10年国債 −0.023 → 3.619%


    本日の注目点

    • 欧   ユーロ圏1月失業率         
    • 米   1月個人消費・支出
    • 米   2月ISM製造業景況種数                   

    NYでは米住宅指数の悪化でドル円はアジア市場より円高ドル安の89円台後半で引けています。

    1月の中古住宅販売件数は市場予想を下回る前月比7.2%(年率換算で505万戸)と発表され、

    2ヶ月連続の減少でした。

    先日発表された1月の新築住宅販売件数でも予想を大幅に下回る減少を示したことで、

    米住宅市場が「底割れ」するリスクが高まってきたといえます。



    米住宅市場は昨年秋までは住宅減税の効果もあり順調に回復してきましたが、昨年12月を堺に

    再び下落基調に転じています。

    この状況ではピークを付け再び減少傾向に入ったかどうかの判断は難しいところですが、

    4月頃までこの傾向が続くと「底割れ」の可能性が現実的になってくると観ています。



    ユーロがやや値を戻しています。NY市場では、ドイツ政府が復興金融公庫を通じてギリシャ国債を

    買い入れる可能性があるとの報道で、一時対ドルで1.3683まで買い戻されています。

    先週、ユーロは対円で119円台と、約1年ぶりの安値を記録しました。

    オバマ大統領は独仏の首脳とギリシャ問題について会談を行うことになっていますが、

    基本的にはユーロ圏の問題であり具体的な解決策がでてくるかどうかは不透明です。



    今週末には最大の注目材料である「米雇用統計」です。

    FRBによる出口戦略の実施はやや遠のいた感がありますが、失業率と雇用者数が出口実施の

    重要な判断材料であることは変わりません。

    現時点では、25日に発表された失業保険申請件数が49万6千件と、予想を大きく上回って

    いたこともあり、非農業部門雇用者数も悪化しているとの見方がコンセンサスとなっています

    数字的には、失業率9.8%、雇用者数は2.5万人の減少といったところでしょうか。



    さて、今週のドル円ですが、88円台での越週は約1ヶ月ぶりです。

    当然今年に入っての円の最高値である88円55銭が意識される展開になろうかと思います。

    加えて、今月は期末とういこともあり「円高ドル安」を予想する声が既に多いように

    思えます。

    ポイントはやはり週末の雇用統計ですが、それまでに市場が「リスク選好」の動きになるかのか

    あるいは、「リスク回避」に向けた動きになるかで再び円買いが進むかどうかが決まりそうです。

    前者の動きになれば、「円が最弱通貨」。後者では「円が最強通貨」になるパターンが続いています。

    その鍵を握っているのははやりNY株式市場だといえます。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
2/4  トリシェ・ECB総裁 「われわれはギリシャ政府が目標を達成するためのあるゆる決断を下すと予想、確信している。」政策金利据え置き決定後の記者会見で。  ----
2/9  オリレーン・EU経済担当委員 「われわれの支援を受けるにあたり、ギリシャは必要な措置を講じる必要がある。」また、ドイツの議員2人は、同国がギリシャの支援を検討していると語った。。  ユーロドル1.37台半ば →1.38台に。ユーロ円122円台→124円台前半に。
2/19  ブラード・セントルイス連銀総裁 「投資家は公定歩合引き上げを、早期引き締めを意味するものと受け止めるべきではない。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。  ----
2/19  ロックハート・アトランタ連銀総裁 「われわれが年後半に利げする公算が大きいとの市場の見方は行き過ぎだ。」公定歩合引き上げを決めた翌日の講演で。  ----
2/19  ダドリー・NY連銀総裁 「FRBが重視しているのは雇用と成長。」プエルトリコでの講演で。  ----
2/19  スティーブンス・RBA総裁 「景気が期待通り回復すれば、金融政策を一層引き締める必要が生じる。」下院の経済常任委員会で。  ----
2/24  バーナンキ・FRB議長 「(政策金利は)長期間、異例の水準を維持するのが妥当だ。」下院での議会証言で。  ドル円90円台前半→89円台半ばへ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和