今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]
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2010年3月3日(水)




おはようございます。



「アノマリー」・・・・。株式市場でよく耳にする言葉です。

一般的には「理論では説明できない現象」という意味のようです。

今週の「日経ヴェリタス紙」が、アノマリーの不思議と題して

特集を組んでいました。

例えば、「晴れの日は株価が上昇する」といったことです。

「月曜日には値下がりしやすい」というのもありますが、為替でも

大統領選の年の為替は大きく動かないとか、3月は一年で最も

値動きがは大きい・・・などなど。

その3月に入りましたが、今年はどうでしょう。

アノマリーは存在するのでしょうか・・・?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ギリシャ政府が財政赤字縮小を目指した追加措置を発表する との報道から、ユーロが対ドルで買い戻されドル安が進行。
  • その他の主要通貨も買い戻された流れを受け、円もじり高に。
  • この日は米経済指標の発表も無い中、89円を割り込むと 先月の高値と同水準の88円55銭まで続伸。
  • テクニカル的にも意識されるこの水準では、ドル買い注文も 多く、一旦は反発しているものの円の先高観は依然根強い。
  • ギリシャ問題の好転にNYダウは一時50ドルを超すプラス圏 で推移していたが、引けにかけて軟調となり小幅高で終える。
  • 商品相場が急伸し、金も前日比19ドルの大幅高。
  • 債券相場は変わらず。
  • RBA(オーストラリア準備銀行)は政策金利の0.25% 引き上げを決定。
    ドル/円 88.55 〜 89.25
    ユーロ/円 120.35 〜 121.33
    NYダウ +2.19 → 10、405.98
    GOLD +19.10 →  1、137.40ドル
    WTI +0.98 →  79.68ドル
    米10年国債 変わらず → 3.608%


    本日の注目点

    • 豪   第4四半期GDP    
    • 欧   ユーロ圏1月小売売上高            
    • 米   2月ADP雇用者数
    • 米   2月ISM非製造業景況指数
    • 米   地区連銀経済報告(ベージュブック)                                    

    東京時間昨日の昼、RBAは大方の予想通り政策金利を25bp引き上げ、4%に

    決定しました。

    2月には引き上げが見送られていたことから「今回はほぼ利上げされるだろう」との

    見方が支配的でした。

    しかし、利上げ決定後に豪ドルは対ドルで若干上昇したものの、すぐに売られ

    利上げの効果は相場には思ったほど効かなかったようです。

    スティーブンスRBA総裁は「今回の利上げは正常化への第一歩」とのコメントを

    残しており、今後も徐々に金利を引き上げていくことを示唆しています。

    豪ドルは下値リスクが少なく、いずれ近いうちに大きく上昇していくと

    予想します。



    昨日はユーロドルが買い戻されたことでドルが全面安の展開でした。

    これまでは主要通貨が上昇しドルが下落すると「リスク選好」の流れから、

    ドル高円安に振れるパターンがよく見られましたが、昨日の動きはやや異なったようです。

    円の高値を探る動きからひとまず、2月4日に記録した88円55銭まで円買いが進みましたが

    一旦は跳ね返されています。

    ただ、依然として円の先高観は根強く、再びこの水準を試す時には破られる可能性が

    高いと観ています。

    88円の半ばを下抜けしてくると、87円台までの円上昇も十分考えられます。

    その場合、円の独歩高になるのか、あるいはドル全面安になるのか、いずれも

    円が買われることになりそうです。



    テクニカル的にも比較的長期の「週足」でドルのサポートラインは下抜けしており、

    全ての指標でドル下落を示唆しています。

    その意味では、再びドルの底値を探る展開から、場合によっては昨年11月に記録した

    84円82銭という水準が「話題」になってくる可能性もありそうです。

    今夜はADP雇用者数など重要な経済指標の発表を控えています。

    ADPは週末の雇用統計を占う意味では重要な指標で、市場の予想は2万人のマイナスです。

    また週末の雇用統計では雇用者数の減少は5万人程度と先月の2万人の減少から既に

    悪化すると観られています。



    ドル反発のリスクがあるとすれば、この雇用者数が先月よりも改善していることが挙げられます。

    ドルの上値が重いことを考えれば、その場合でも90円には届かない可能性が高いでしょう。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
3/2  スティーブンス・RBA総裁 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和