今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年3月4日(木)




おはようございます。



著名投資家ウォーレンバフェット氏率いる投資会社

「バークシャーハサウェイ」は、今年6月11日から

南アフリカで行われるサッカーW杯でフランスが

優勝できなければ支払義務の生じる保険を販売しました。

バフェット氏は「フランスが優勝すれば当社は3千万ドル

(約27億円)を失うだろう」と米メディアに語っています。

同社の保険部門ではハリケーンや地震など天災についての保険も

販売しているとのことです

因みに、フランス優勝のオッズは12対1〜17対1だそうです。

金融市場に関しては先を読むのが得意のバフェット氏、

はたしてスポーツに関する読みは・・・?

(ブルームバーグ)より。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ギリシャの財政再建に向けた追加措置の内容が明らかになり ユーロが急上昇。対ドルでは1.37台半ばまでドル安ユーロ高が 進行。
  • ドルが売られる展開から円も連れ高し、一時88円32銭を記録。 前日に続き今年の円の最高値を更新。
  • ドル全面安の流れが継続し、カナダなどその他主要通貨も概ね上昇。
  • ドルが売られたことで、金は続伸。原油価格も上昇し 約2週間ぶりに80ドルの大台乗せ。
  • NY株式市場はまちまち。ダウはギリシャ問題が解決に 向かうとの見通しから一時60ドル高まで買われたものの 続かず、小幅安。ナスダックは小幅続伸。
  • 地区連銀経済報告では12地区連銀のうち9地区で 景気はさらに拡大と報告。一部地区では2月の大雪の影響から 雇用は縮小。
  • 2月ADP雇用者数 → ー2万人(予想通り)
  • 2月ISM非製造業景況指数 → 53.0(事前予想より改善)
    ドル/円 88.32 〜 88.90
    ユーロ/円 120.88 〜 121.74
    NYダウ −9.22 → 10、396.76
    GOLD +5.90 →  1、143.30ドル
    WTI +1.19 →  80.87ドル
    米10年国債 +0.011 → 3.621%


    本日の注目点

    • 豪   1月貿易収支 
    • 欧   ユーロ圏第四四半期GDP(改定値)
    • 欧   ECB理事会            
    • 英   BOE政策金利   
    • 米   週間失業保険申請件数  
    • 米   1月中古住宅販売留保                                

    ギリシャ政府は財政赤字削減に向けた追加再建案を閣議決定しました。

    GDPの2%にあたる48億ユーロ(約5800億円)の赤字削減を行う

    として、VAT(付加価値税)、酒、たばこなどの増税で歳入を増やす一方、

    公務員ボーナスの削減や年金などにも手をつけた内容です。

    国民は、収入は減り支出が増えることから大規模なストも行われました。

    観光以外にこれといった産業のないギリシャで歳入増加、歳出削減に

    向けての手法はこれ以外には考えられないというところでしょう。

    EUの欧州委員会はこの措置を歓迎する立場をとっていますが、

    まだ十分ではないとの見方もあり、今後同国のパパンドレウ首相と

    独仏の首脳との会談が注目されます。



    この措置の発表を受け、ユーロは大きく買い戻されました。

    対ドルでは1.3737までユーロ高が進み、先週の安値からは約300ポイント

    上昇したことになります。

    足元、急回復しているユーロですが、1.37台後半には「4時間足」の

    200日線、および「8時間足」の100日線が控えており、この水準を抜け

    1.38台に乗せるかどうかがポイントになりそうです。

    市場では「ドル全面安」の流れが優勢なことから、豪ドル、カナダなどの上昇が

    ユーロを引っ張っているという側面もあり、このレベルからさらに上昇する

    可能性は低いと観ています。

    ユーロ売りの材料が一つ無くなったとは言えますが、買い材料を探すのは困難です。



    円も似たような状況と言えます。

    昨日の東京市場の朝方に88円50を割り込んだことで円高に弾みがつきそうな気配も

    ありましたが、その後はドルがじり高となり欧州市場のオープン時には89円手前まで

    円が売られる展開でした。

    NYでは主要通貨が買い戻される流れに乗り88円台前半まで円高が進みましたが、

    勢いは観られません。

    今朝の新聞等では「87円台もある」との声もでてきました。

    しかし、昨年11月の85円割れを記録した雰囲気とは明らかに異なります。

    これまでにも述べましたが、円は「消去法」で買われているにすぎず、緩やかな円高

    傾向はしばらく続くと予測しますが、勢いは限定的でしょう。

    ギリシャ問題などが解決され市場が安定してくれば「弱みを持つ円」が徐々に売られる

    局面もあるのではないかと思います。



    明日の雇用統計では大方の見方が労働市場は悪化、と観ています。

    しかし昨日のADP雇用者数では事前予想通りで悪化は観られませんでした。

    また、製造業部門の雇用者数は3千人増加と、2008年1月以来、2年ぶりに

    増加に転じています。

    ADP雇用者数と本番の雇用統計では必ずしも合致しませんが、明日の予想に

    関してはやや混沌としてきました。



    このところの東京市場は「休業状態」が続いています。

    明日の雇用統計を考えればやはり今日の値動きは限定的でしょう。

    円は上値で88円80近辺でいっぱい。下値はNYの円の高値を更新できるかどうか

    、そんな展開でしょうか。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
3/2  スティーブンス・RBA総裁 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和