2010年3月9日(火)
おはようございます。
先週の東洋経済に面白いジョークが載っていたので
紹介します。
何十年という間、統計を整備してこなかったギリシャ政府の
財政問題に関して、
飛行機事故にあい、墜落したジャングルでライオンに遭遇した
二人の男性のジョークです。
一人目の男性が運動靴を履き始めたので、もう一人の男が
理由を尋ねると、一人目の男は「急いで逃げる準備をしている」
と答えた。そこで二人目の男は「ライオンより早く走ることは
できないよ」と言うと「ライオンより早く走る必要はない。君より
早く走れればいい」と答えた・・・・・。
アイルランドなどの国は競い合って財政調整を行っているのに、
ギリシャはまだ「運動靴を履いてない」ということだそうです。
何十年という間統計を整備してこなかったギリシャ政府の姿勢を
批判しています。
ギリシャは先週、財政再建案を発表し、一応好感されてはいるものの、
長い間統計を改ざんしてきたツケの代償は小さくありません。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 重要な経済指標がなかったこともあり為替は全般的に 小動き、円はやや買い戻される場面があったものの90円台は キープ。値幅はわずか35銭あまり。
- 先週末のリスク選好の動きからは反対の利食い優勢の展開で ユーロドルが下落し。豪ドル、NZドルなど高金利通貨はしっかり。
- NYダウはAIGが傘下の生保部門を米メットライフに売却の ニュースを好感し続伸したものの、引けは小幅反落。
- 欧州株式市場ではロンドンのFTが続伸し、2008年9月の リーマンショク以前の水準を回復。
- 金、原油はまちまち、米債券相場は続落し、長期金利は2月22日 以来の3.7%台まで上昇。
- 1月独鉱工業生産 → 0.6%(事前予想を下回る)
ドル/円 90.15 〜 90.49 ユーロ/円 122.82 〜 123.72 NYダウ −13.68 → 10、552.52 GOLD −11.20 → 1、124.00ドル WTI +0.37 → 81.87ドル 米10年国債 +0.027 → 3.712%
本日の注目点
- 日 1月景気動向指数
海外市場は重要な経済指標の発表もなく静かな一日でした。
今週は後半に米小売売上高などの経済指標が集中していることから、
週前半はこのような動きが予想されます。
円は昨日の東京市場朝方には、日経平均が大幅なプラスで寄り付いたこともあり
NYの円安値を上抜け90円68銭まで円安が進みました。
しかし、勢いのよかったのはそこまでで、その後は実需筋のドル売りにじりじり
押し戻される展開に90円40近辺での取引に終始しました。
約2週間ぶりの90円台半ばということもあり、ドル売りが出易い雰囲気の中、
それでも海外市場で90円台を維持できたことは、今後の相場展開に何か意味を
もたせるかもしれません。
世界的に株式市場の回復基調が鮮明になってきました。
ロンドンFTでは約2年ぶりに高値を記録し、2008年9月のリーマン破たん時の
水準を回復し、東京株式市場でも先週末と昨日で2日続けて200円以上の上昇を
見せています。
株高はドル高円安に繋がることから、この辺りにドル堅調の理由があるかもしれません。
本日の日経平均も小高く始まりそうですが、今後現在の状況が続くようなら少なくとも
ドル円ではドルが底堅く推移する可能性もあります。
今後も株価の動向には注意が必要です。
上で述べたように今日も活発な値動きは期待できません。
経済指標の発表がないことに加え、テクニカルでも上値と下値が収斂しつつあります。
上値は昨年8月の97円台から右下へのトレンドライン。下値では昨年11月の85円割れから
右上のトレンドラインが、それぞれ三角形の一点を目指し接近してし、いわゆる「三角保ち合い」
(さんかくもちあい)を形成しつつあります。
それぞれのラインは抜けにくく相場が徐々に煮詰まってくることを暗示しています。
そのため上にも下にも動きずらい展開が予想されます。
上値では92円台後半、下値では88円台前半だメドになりますが、さらに上値には
「200日移動平均線」が位置しており、上値が重いという印象を与えています。
どちらか一方に抜け切るには、今月一杯はかかりそうな気配がみて取れます。
豪ドル円は昨日時点で「100日移動平均線」を上抜けし、その上にあった「雲」も
抜けたように思えます。
ドル円の上値が今のところ限定的なため83円台乗せは近くて遠いようです。これまでですと
この水準からからは2〜3日すると押し戻され下落しています。
今回は82円前後の水準をどこまで維持できるかに注目したいと思います。
政策金利引き上げという援護があり下値のリスクは少ないと観られますが、上値を追う
動きが見られない展開が続いています。
そろそろ1月から続いている78円ー82円のレンジを上抜けするのではないかと観ています。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 3/2 | スティーブンス・RBA総裁 | 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。 | ---- |
| 3/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「(ギリシャ問題に関しては)必要なら断固とした共同歩調を取る。」「危機対策は段階的に縮小する。」政策金利据え置きを決定した後での会見で。 | ---- |
| 3/7 | サルコジ・仏大統領 | 「明確にしたいのは、必要となれば、ユーロ圏諸国が約束をはたすだろうということだ」「この点に関しては疑問はあり得ない」財政問題でパパンドレウ首相と会談後に。 | ---- |
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