今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]
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2010年3月11日(木)




おはようございます。



昨日の夕方、小腹がすいたのでマックに立ち寄り

コーヒーとハンバーガーを注文し、席に。

隣にひと目で「就活中」と分る学生が一人。

思わず「就活ですか?」と話かけると、「そうです」

との返事。

「今年は厳しいらしですね?」

「イヤァ、厳しいですよ」、聞けば日大経済学部の3年生で

ある生保会社の面接に行ってきたところだと言う。

遅くても夏までには就職を決めて決めて親を安心させたいという

山形出身の学生でした。

最悪の場合どこかに就職できればいいと言うが、

人生の最初の仕事をどこにするかは、これからの人生に

大きな影響を与えるはず。

なかなか決まらない今の状況を

「リーマンショックの影響ですよ」と言っていました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • アジア市場では値動きの無かった円は欧州市場に入ると 売られ始め90円50をテスト。NYでは90円82 まで円安がすすむ。
  • テクニカル的にも各指標で円売りドル買い、クロス円でも 円売りのシグナルが出ており、円が全面安に。
  • 豪ドル円は中国の経済指標が好調なこともあり続伸。 1月21日以来、約1ヶ月半ぶりに83円台を記録。
  • NY株式市場の堅調さ、原油高もリスク選好を加速。 原油は82台を記録。OPECが原油需要予想を上方修正 したことを好感。
  • 低金利の円とドルのキャリートレードが再燃との指摘も あり、来週の米FOMC,4月の日銀政策決定会合に注目が集まる。
  • 米10年債の入札は好調。金利は横ばいの3.7%台
  • 1月卸売在庫 → −0.2%
    ドル/円90.37 〜 90.82
    ユーロ/円 122.90 〜 124.01
    NYダウ +2.95 → 10、567.33
    GOLD −14.20 →  1、108.10ドル
    WTI +0.60 →  82.09ドル
    米10年国債 +0.017 → 3.718%


    本日の注目点

    • 豪   2月失業率 
    • 中   2月消費者物価指数・卸売物価指数
    • 中   1〜2月、鉱工業生産・小売売上高 
    • 欧   ECB月例報告                   
    • 米   1月貿易収支   
    • 米   週間失業保険申請件数                      

    ドル円は先週末の雇用統計後の高値90円69を抜け91円手前まで上昇しました。

    「日足」では三角保ち合いが継続されているものの、短い「1時間足」では

    トレンドラインを上抜け、一目均衡の「雲」も抜け、さらに「遅行スパン」も

    ローソク足を抜け切り、見事な買いシグナル点灯です。

    このシグナルは昨日の東京時間引け後の夕方には確認され、90円30抜けで

    ドル円上昇観測がダメ押しされた格好です。

    NYではさすがに91円に近づく局面では、実需のドル売りや利益確定の売りに

    押され90円半ばまで値を戻していますが、90円台が維持されれば再び上値を

    試す展開になると観ています。



    NYではリスク選好が高まったことから、金利の低いドルと円を借り、高金利通貨を

    買う「キャリートレード」の再燃を囃す声もありました。

    「キャリートレード」は通貨のボラティリティー(変動率)が低ければ低いほど

    活発になり、このところのボラの低下傾向が支えになっている感もあります。



    結局この日は「ドル安、円安」が加速した形になり、ユーロ、豪ドル、クローネなど

    が軒並み対ドルで上昇しており、そのドルに対して円は弱含む展開でした。

    豪ドル円は1月21日以来となる83円台乗せを示現し、高値は83円30まで

    豪ドル高が進んでいます。

    今朝の新聞でも鉄の世界的需要拡大で鉄鋼石の価格は大幅に上昇し、ブラジルの

    資源大手は鉄鋼石の価格を90%値上げして価格交渉を行うとの報道もあります。

    豪ドルにとっては大きな支援材料です。

    テクニカルを観ても「日足」で買いシグナルが鮮明です。

    これまでの78円ー82円台のレンジをブレイクできるかどうかですが、

    市場参加者の相場観が「80−85円」にシフトする潮目に来ていると思います。

    それには、現在81円65銭に位置している100日移動平均線を下回らないことが

    条件です。



    ユーロ円の124円台も約2週間ぶりの水準です。

    ギリシャ問題が依然不透明という中でも、ユーロが対ドルで下げ渋っていることから

    円安の影響がそのままユーロ円に反映された格好になっています。

    上で述べた豪ドルほど上昇するとは思えないことから、豪ドルを対ユーロでロングにする

    ポジションが機能しそうです。

    豪ドル円の買い、ユーロ円の売りポジションを値動きを見ながら構築しても

    いいかもしれません。

    豪ドルの下落リスクはいまのところ「中国の経済指標」に限定していると

    観ています。

    不動産価格の上昇が止まらない中国ですが、今日は2月の消費者物価指数が

    発表されます。

    市場予想は前月比2.5%の上昇ですが、予想以上の数字が出ると金融引き締め懸念から

    豪ドル売りに繋がる可能性はないとは言えません。

    中国の利上げはどちらにしても、そう遠い将来ではないはずですが。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
3/2  スティーブンス・RBA総裁 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。  ----
3/4  トリシェ・ECB総裁 「(ギリシャ問題に関しては)必要なら断固とした共同歩調を取る。」「危機対策は段階的に縮小する。」政策金利据え置きを決定した後での会見で。  ----
3/7  サルコジ・仏大統領 「明確にしたいのは、必要となれば、ユーロ圏諸国が約束をはたすだろうということだ」「この点に関しては疑問はあり得ない」財政問題でパパンドレウ首相と会談後に。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和