今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]
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2010年3月15日(月)




おはようございます。



ネット系の銀行の資金量(預かり金)が増えている

という報道がありました。

中でも住信SBIネット銀行は創業2年余で

資金量が1兆円を超えたそうです。

1兆円といえば地銀下位行クラス。

2年で地銀1行が誕生したことになります。

預かり金急増のわけは預金利率にあります。

同行の場合1年定期で0.6%〜0.8%あり、

通常の銀行の2〜3倍の金利です。

所詮「コンマ以下」の違いですが、昨今のデフレ下

この差が大きいようです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 2月小売売上高が予想以上の伸びを見せたことから ドル円は91円付近のドル売りもこなし91円09円まで 上昇。約3週間ぶりの円安水準を示現。
  • しかし、その後発表されたミシガン大学消費者信頼感指数が悪化していた ことに反応しドルは90円台前半まで売られ、90円半ばで取引終了。
  • 空席FRB副議長にサンフランシスコ連銀のイエレン総裁が就任との 情報に、超低金利継続を主張する同氏の就任は利上げが遠のくとの 連想からドル売りを誘った側面も。
  • ユーロドルは1ヶ月ぶりの水準を回復。豪ドルも買われ、 テクニカル的にも円安傾向が継続するとの見方も台頭。
  • NYダウは4日続伸、ナスダックは小幅反落。
  • 金、原油ともに小幅反落。
  • 2月小売売上高 → 0.8%(市場予想を上回る)
  • 3月ミシガン大学消費者信頼感指数 → 72.5(市場予想は74.0)
    ドル/円90.28 〜 91.09
    ユーロ/円 124.20 〜 125.20
    NYダウ +12.85 → 10、624.69
    GOLD −6.50 →  1、101.70ドル
    WTI −0.87 →  81.24ドル
    米10年国債 −0.02 → 3.703%


    本日の注目点

    • 欧   ユーロ圏財務相会合(ブラッセル)      
    • 米   2月鉱工業生産                     

    ドル円は、先週の円安傾向を象徴するかのように週末に91円台に乗せました。

    90円後半のドル売りのオーダーもこなしながら2月23日以来の91円台乗せでした。

    ただ、91円台での滞空時間は短くその後のシカゴからの指標に90円前半まで

    ドルは反落し、依然として明確な相場観は見られないというのが現状です。

    また、そもそも米小売売上高の指標内容が90円台半ばから91円台に乗せるbr>
    ほどのものだったのか、という疑問もあります。

    市場のポジションが「ドル売り円買い」に傾いていることの証左とも言えます。



    円はドル以外の主要通貨に対しても弱含んでいます。

    ユーロ円は約3週間ぶりに125円台まで上昇。豪ドル円も83円台半ばまで

    上昇しており、現在87円02銭にある週足の「200日移動平均線」が視野に

    入ってきそうです。「日足」、までのテクニカルでは全て買いシグナルが

    点灯している豪ドル円は、ここから上が重要はポイントで、87円を目指せるかどうかの

    正念場と言えるでしょう。



    全般的に円が売られ易い状況は、株式市場が安定していることが背景にあります。

    リスク資産に資金が流れ、金利の低い円が売られるという環境が続いていることが

    理由として挙げられます。

    言いかえれば、何かをきっかに株式市場が大きく下落し、リスク回避の動きが

    メインになれば、円も再び90円を割りこみ、上値の重い展開に戻ることも

    あるえることは、言うまでもありません。

    しかし、今週はその可能性は低く、ドル円では上値を試し行く展開かと、

    予想しています。



    今週は相場に影響を与えそうなイベントが多く控えています。

    国内では日銀金融政策決定会合です。12月に発表した「新型オペ」による資金供給枠

    の拡大が見込まれており、前回は円安に反応しただけに「二匹目のドジョウ」

    との見方も有力です。

    また、米ではFOMCで政策金利は据え置かれるものの、利上げに向けての認識に

    変更があるかどうか注目されます。

    3月はじめに発表された2月の雇用統計では、減少幅が予想以下であっただけに

    出口戦略への期待感も高まります。



    さらに16日はギリシャの財政赤字削減に向けた行程表の提出期限です。

    独仏首脳、さらにオバマ大統領との会談を終えているパパンドレウ・ギリシャ首相は

    支援を引き出すためには思いきった対策を提出すると思われますが、同時に

    これまで発表されてこなかった独仏の支援内容も注目されます。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
3/2  スティーブンス・RBA総裁 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。  ----
3/4  トリシェ・ECB総裁 「(ギリシャ問題に関しては)必要なら断固とした共同歩調を取る。」「危機対策は段階的に縮小する。」政策金利据え置きを決定した後での会見で。  ----
3/7  サルコジ・仏大統領 「明確にしたいのは、必要となれば、ユーロ圏諸国が約束をはたすだろうということだ」「この点に関しては疑問はあり得ない」財政問題でパパンドレウ首相と会談後に。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和