2010年3月24日(水)
おはようございます。
グーグルが中国での検索ビジネスから撤退を決めました。
これまでの中国国内での検索サービスを香港に移すことで
中国政府に意地を見せたことになります。
中国国内からアクセスした場合、自動的にグーグル香港に
接続し、中国語で検索できるようにしたものです。
これに対して中国は「契約違反」と
同社を強く非難しています。米国内では
「中国は嘘をつくことに飽きることはない」
などと、こちらも厳しい批判がネット上に寄せられています。
悪化している米中関係を象徴するような出来事ですが
今朝の報道では、香港に転送される検索にも既に
検閲が行われているとも・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- この日の主役は相変わらずユーロでした。ドイツとフランスが ギリシャ支援でIMFの役割を指示することで合意した、との 報道からユーロが売られ、対ドル、円などで下落。
- また、独メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は 同首相が今週のEU首脳会議で「ギリシャ支援の合意要請があれば 拒否すると」と観ていることを表明したこともユーロ売りを加速。
- 方向感のない円もユーロ安に引っ張られる形で売られたものの 前日の安値は超えず。
- NY株式市場が堅調。グーグルの中国撤退のニュースから 通信分野は下落したものの、鉄鋼株や半導体などが高く、100ドル を超える大幅高に。S&P500も約1年半ぶりに高値を更新。
- 2月住宅販売件数は市場予想を上回ったものの、2ヶ月連続で 前月比マイナス。→ −0.6%(年率換算502万戸)
- 金は小幅反発、原油は続伸。
- 米債券相場は2年債の入札の影響と株価の上昇から売られ、 長期金利は上昇。
- オバマ大統領は「医療改革法案」に署名し、同法案は成立。
ドル/円 90.19 〜 90.49 ユーロ/円 121.78 〜 122.54 NYダウ +102.94 → 10、888.83 GOLD +4.20 → 1、103.70ドル WTI +0.66 → 81.91ドル 米10年国債 +0.028 → 3.689%
本日の注目点
- 欧 3月独IFO景況指数
- 米 2月耐久財受注
- 米 2月新築住宅販売件数
円は益々その値幅を縮小し動かなくなっています。
東京時間はもちろんのこと、NY時間でもユーロが動意を見せ、その影響で
やや売買される展開が続いています。
日足では、以前にも指摘した通り、「三角もちあい」が形成されつつあり、
上下ともこの枠内で値幅を狭くしていると観られます。
そして、その中でも上値のトレンドラインに近いところで推移している
現状ですが、そのラインをい超えたところには「200日移動平均線」も横たわって
います。
明日にはバーナンキ議長の講演もあり、住宅関連の指標発表もありますが、
それでも動意をみせないと、いよいよ4月2日の「雇用統計」ということになります。
しかし動かないとはいえ、ここは原点に戻り気を緩めないことも必要かと思います。
「主役」のユーロは依然として売り圧力が強く、戻りを売りたい市場参加者が多い
状況に変わりはありません。
明日から始まるEU首脳会議で採択する議長総括の原案が明らかになりました。
今回のギリシャ問題の一因とされるCDSを規制するなどの内容ですが、
これもEU域内だけの規制では意味がなく、規制に反対の立場の米国をどう取り込んでゆくのか
前途は多難です。
むし解決すべきは、EU内でのギリシャ支援に向けての意見の違いです。
メルケル首相は支援について首脳会議で議論の必要はないとし、バローゾ欧州委員長は
議会で合意する必要があるとしています。
さらにECBのトリシェ総裁はIMFからの支援は避けるべきとの立場をとっており
足並みが揃っていません。
ユーロ安の最大の要因はここにあります。
先のEU財務相会合での基本合意で、すんなりと支援策がまとまると思われたものの
最終段階になって、各国の思惑や国内の事情などで相当な温度差がでてきました。
ユーロについては「雇用統計」を待たずに、明日からの始まるEU首脳会議に関する
報道でボラティリティは十分保たれると思われます。
再び83円台に乗せてきた豪ドル円ですが、ポイントは83円50−60を上抜け
できるかどうかです。
これまで同様、うまく豪ドルを仕入た向きがここで手離すと予想されますが、それをこなす
勢いがあるかどうかに注目です。
テクニカルでは買いシグナルが点灯中です。
What's going on? 2009年4月〜(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 3/2 | スティーブンス・RBA総裁 | 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。 | ---- |
| 3/4 | トリシェ・ECB総裁 | 「(ギリシャ問題に関しては)必要なら断固とした共同歩調を取る。」「危機対策は段階的に縮小する。」政策金利据え置きを決定した後での会見で。 | ---- |
| 3/7 | サルコジ・仏大統領 | 「明確にしたいのは、必要となれば、ユーロ圏諸国が約束をはたすだろうということだ」「この点に関しては疑問はあり得ない」財政問題でパパンドレウ首相と会談後に。 | ---- |
| 3/16 | ホーニング・カンザスシティー連銀総裁 | 「FF金利誘導目標を異例の低水準にわたって設定する可能性を引き続き示すことは、金融の不均衡を助長し、金融の安定へのリスクを高める恐れがあるため、もはや正当化されない」FOMCで反対票を投じた後の会見。。 | ---- |
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