今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年3月29日(月)




おはようございます。



先日夕刊紙の生活欄に「夫に重曹?」と驚くような見出しの

記事がありありました。

よくよく読むと、夫の加齢臭の話で、衣類についた加齢臭は

水1リットルにカップ1/4ほどの重曹に入れて一晩

つけておくとかなり消えます、という生活の知恵の

話でした。しかし、現実に「夫に重曹をかけても大丈夫

ですか」という質問があり驚いたと、専門家の話。

臭いをとるのも命がけということではありませんが、

重要なのは普段の生活習慣だそうです。

おおコワッ・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドルは朝方堅調に推移、対円では前日同様92円90銭まで ドル高が進む。日本の2月消費者物価が1.2%マイナスだった ことも円売りを誘った。
  • ただ、EU首脳会議でギリシャ支援の合意がきたことで ユーロドルが反発し、これに伴いその後はじり高に。。
  • 週末を控え利益確定の売りと、米金利が反落したことでドルが値を下げた。
  • ユーロドルは前日の1.32台半ばから1.34台に上昇。 対円でも124円台とユーロの反発が目立った。
  • NY株式市場はまちまち。ダウは小幅高。ナスダックは小反落。
  • 金はドル安から大幅反発し、原油は下落し80ドルちょうどで引け。
  • 3月ミシガン大学消費者信頼感指数 →73.6(市場予想を上回る)
  • 第4四半期GDP確報値 → 5.6%(下方修正)
    ドル/円92.39 〜 92.90
    ユーロ/円123.58 〜 124.19
    NYダウ +9.15 → 10、850.36
    GOLD +11.40 →  1、104.30ドル
    WTI −0.53 →  80.00ドル
    米10年国債 −0.025 → 3.860%


    本日の注目点

         
    • 欧   3月ユーロ圏消費者信頼感(確報)
    • 欧   3月独消費者物価指数   
    • 米   2月個人消費支出                  

    先週の為替市場最大の注目材料であったギリシャ支援の枠組みが決まりました。

    EC主要国が合意したのはユーロ圏とIMFが協調してギリシャを支援するという

    ものでした。

    それまではEU主要国内での足並みは揃わず、ドイツは国内の反対意見を背景に

    支援にはIMFを巻き込むべきという立場を主張し、ECBのトリシェ総裁は、

    IMFを巻込むことはユーロ圏の信任低下につながると難色を示していました。

    市場はそのあたりを見逃さず、ユーロ売りを仕掛け、ユーロドルは先週1.32台半ばと

    昨年5月以来の水準までユーロ安が進みました。



    合意は結局、IMFを巻き込む形で決着しましたが、支援を決定するには条件も

    厳しく、ギリシャが市場から資金を調達できない場合に限られ、しかもユーロ圏16ヶ国

    全会一致の賛成が必要です。仮にドイツが反対すれば資金援助はできないということで、

    ECBも妥協した形での合意となりました。

    合意を受けてギリシャのパパンドレウ首相は「非常に前向きなメッセージ」だとして

    すかさず、「国債発行の好機を見つける」とのコメントを残していますが、

    今後は同国の国債に対する投資家の反応を見なければなりません。

    順調に国債が消化され資金調達が行えるかどうかに、市場の注目が移ります。

    また市場は、財政問題が「PIIGS]諸国に飛び火しないかどうか、

    注意深く観ていきます。



    ドル円は先週の、木、金と海外市場で93円手前まで上昇しています。

    明らかに、これまでの85−90円のレンジをブレイクしたものと思います。

    2ヵ月半ぶりの水準であることから、足元では、ドルが上昇したところは

    確実に実需のドル売りが持ち込まれる展開が続いていますが、これは当然のことです。

    いずれドルは下落する、と観ている市場参加者が多くいるからです。

    これも徐々に現在の水準に「慣れて」くればドル売り圧力は後退すると観ています。

    今週は週末に「雇用統計」が控えています。

    既に予想は20万ー30万人の増加を観ています。

    プラスに転換することは間違いないと思われますが、問題はその予想がレートに

    織り込み済み、となるかどうかです。週末までに雇用者数増加の予想が高まれば

    ドルはじり高となり、指標発表後の反応は限定的になる可能性もあるからです。



    雇用統計の改善予想も含め、今週はどちらかと言えば「ドル高」を予想する向きが

    多いようです。

    そんな中、昨日(3/28)の日経新聞には「機関投資家、ドル買い拡大」の見出しで

    生命保険会社などが日米金利差拡大を背景「ドル買い」に傾いているという

    記事が掲載されました。

    ややタイミング的には早い気もしますが、ドル安のリスクは軽減され、今後は

    「出口戦略」の違いから円安傾向になることから「為替ヘッジ」を徐々にはずす

    という内容でした。

    ゆうちょ銀行が米国債を3000億円購入したことなども引き合いに出されて

    おり、もし言われるように機関投資家が外債投資を拡大させれば、ドル下落のリスクは

    やや後退するかもしれません。

    しかし一方では、かつて、このような記事が出ると「ドル高も終焉を迎える」といったことも

    ありました。

    頭の片隅に入れておく程度でいいのかもしれません。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
3/2  スティーブンス・RBA総裁 「金利を通常の水準に戻すことが適切と判断した。」政策金利引き上を決定した後での会見で。。  ----
3/4  トリシェ・ECB総裁 「(ギリシャ問題に関しては)必要なら断固とした共同歩調を取る。」「危機対策は段階的に縮小する。」政策金利据え置きを決定した後での会見で。  ----
3/7  サルコジ・仏大統領 「明確にしたいのは、必要となれば、ユーロ圏諸国が約束をはたすだろうということだ」「この点に関しては疑問はあり得ない」財政問題でパパンドレウ首相と会談後に。  ----
3/16  ホーニング・カンザスシティー連銀総裁 「FF金利誘導目標を異例の低水準にわたって設定する可能性を引き続き示すことは、金融の不均衡を助長し、金融の安定へのリスクを高める恐れがあるため、もはや正当化されない」FOMCで反対票を投じた後の会見。。  ----
3/26  トリシェ・ECB総裁 「ユーロ圏諸国の政府が実行可能な解決策を見出したことに極めて満足している」EU首脳会議でギリシャ支援で合意に達した後に。  ユーロドル1.3台半ばから1.34台へユーロ高に。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和