今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年4月6日(火)




おはようございます。



世の中にはいろんな「資格」があり、その「資格」を

パスするための「試験」があります。

日経新聞と日本経済研究センターが共催で行う

「日本経済知力テスト」(略称、日経TEST)をご存じですか?

まだ創設間もなく、今年で3年目かと思います。

経済、経営、金融、流通、あるいは教育まで

ジャンルは広く、総合的な知識が試されます。

試験が6月にあるので参考書を買い込み

トライしてみるつもりです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はやや高値警戒感がでてきたものの終始94円台で推移。
  • ISM非製造業景況指数は市場予想を上回り、中古住宅仮契約 指数も前月比大幅高だったもののドル高には繋がらず。
  • FRBの緊急会議で公定歩合が引き上げられるのでは との見方も、引き上げを見送られたことでドルの上値が抑えられた格好に。
  • 米経済指標の改善はNY株式市場に好影響。 NYダウは1万1千ドルに迫る水準まで上昇。ナスダックは1年8ヵ月ぶりの 高値を更新。
  • 米債券市場では10年物国債が昨年6月以降初めて4%台に上昇。 国債入札がふるわないことから売りが優勢に。
  • 金、原油ともに続伸。米景気回復期待から資金が継続的に流入。
  • 3月ISM非製造業景況指数 → 55.4 
  • 2月中古住宅仮契約販売件数 → 前月比+8.2%  
  • 米運輸省はトヨタに対して最大1640万ドル(約15億円)の制裁金を 科すことを決定。  
    ドル/円94.08 〜 94.52
    ユーロ/円126.93 〜 127.82
    NYダウ +46.48  → 10、973.55
    GOLD +7.70 →  1、133.80ドル
    WTI +1.75 →  86.62ドル
    米10年国債 +0.045 → 3.988%


    本日の注目点

         
    • 日   日銀金融政策決定会合(4/6日まで)
    • 日   2月景気動向指数(速報)   
    • 豪   RBAキャッシュターゲット    
    • 米   FOMC議事録(3/16日分)                                          

    昨日のNYで、ドル円は94円台割れ目前まで下落したものの、割れずに維持され、

    結局94円台の前半で取引を終えています。

    これまで一本調子で上昇してきたドル円ですが、95円を前にしてやや

    高値警戒感が出てきたようです。

    昨日発表された米経済指標はいずれも大きく好転していました。

    製造業の急回復は既に確認済みで、サービス部門の回復が遅れていましたが、

    3月の同部門では市場予想を上回り、約4年ぶりの高水準でした。

    これで米景気は製造業、非製造異業ともに安定して好不況の分かれ目である

    「50」を超えることになり、本格的は景気回復軌道に乗ったとの」声も聞かれます。



    このような状況を背景にドルが上昇し、株高、原油高、あるいは金利高をもたらし

    まさに各市場は「好景気」を彷彿させる状況になってきました。

    このあたりの変化を敏感にかぎ取った投機筋はドル円のポジションンを大きく

    転換してきました。

    今朝の経済紙にもありましたが、シカゴ通貨先物市場での建て玉は、これまでの

    「ドル売り円買い」から一気に「ドル買い円売り」に転換させています。

    直近のポジションは3月30日現在の物で、約3万枚の円ショートです。

    しかし、その後のドル円の動きを考えるとその数はさらに増えている可能性があります。

    これまで一貫して「ドル売り円買い」を継続してきたシカゴ筋でしたが、ここへきて

    ポジションを転換したことは「ドル安」の終焉を感じ取ったのかもしれません。



    ただ昨日からの市場の動きをみる限りドル高円安もややブレイキがかかる可能性もあります。

    これまで指摘してきたように95円前後には「週足」でも「雲」が掛かっており完全には

    抜けきっていません。

    現在も「雲」の上限に抑えられていると観ることもできます。

    仮に抜けた場合にはその上に100日移動平均線が96円台半ばにいます。

    上抜けしたとしても目先このあたりで頭を押さえられ、その後しばらくはもみ合いが

    続くと予想しています。



    本日午後1時半にRBA政策金利が発表されます。

    市場は既に25bpの利上げに傾いているようですが、個人的にはやや

    懐疑的です。

    昨年10月から始まった利上げは既に4回を数えています。

    豪住宅価格の高騰はあるいものの、小売売上高のように、このところの

    経済指標はまだら模様で決してバラ色ではないからです。

    加えて今後中国の利上げも予想され、実施された場合の豪景気に与える影響。

    また、利上げは豪ドル高に繋がり、一段の通貨高は好調な輸出にも当然影響して

    きます。

    そのように考えると、ここは過去の利上げの影響を見極め、いったん見送られる

    可能性もあると思います。

    見送られた場合豪ドルは売られと思いますが、利上げが実施されても上値は

    限定的かと観られます。

    「週足」での100日移動平均線と200日移動平均線は既にその位置を

    逆転させ、現在では200日が上方に位置しているからです。

    ここはしっかりと確認しておく必要があろうかと思います。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
4/2  ガイトナー・財務長官 「われわれが取り組むべき作業はなお多く残されているが、米経済は確実に強くなっているよ考える」ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで。  ----
4/4  サマーズ・国家経済会議委員長 「雇用創出のプロセスが始まった。雇用は加速する見通しだ」ABCテレビとのインタビューで。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和