今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年4月8日(木)




おはようございます。



最近、身近な人でたばこを吸う人がめっきり減りました。

禁煙場所が増えていることにも関係があるでしょうが、健康志向

が高まっていることも無視できません。

JTによれば、2009年の調査で日本人の喫煙者率は

男性38.9%、女性11.9%だそうです。

これはもちろん全国平均ですが、最も高い地域は北海度だ

そうです。

それも男性45.7%、女性20%と、ともにダントツです。

なぜ北海度の喫煙者率が高いのかその理由は分かっていないそうですが、

北海道のみなさん分かりますか?

まさか、寒くて体を温めるために・・・。

なぁんてことはないですよね?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 重要な米経済指標の発表もなかった中、株式市場の下落と バーナンキFRB議長の米景気への慎重な見通しからドルは軟調。 ドル円は前日同様、上値の重い展開から93円前半までドル安が進む。 米長期金利の下落も円買いに繋がる。
  • ドルが全体的に売られ、豪ドル、円が上昇。一方、ユーロは域内の 財政悪化問題が蒸し返され下落。
  • NYダウは大幅安。原油や商品価格が反落したことから 利食いの売りが終始優勢。一時前日比120ドルを超える場面も あったが、引けは72ドル安。
  • 株式市場の下落と10年債の入札が比較的好調だったことから 債券は続伸し金利は続落。
  • 原油価格はさすがに下落。在庫が増えていたことで利益確定 の売りの押される。金は大幅高で5日続伸。
  • インド訪問中のガイトナー財務長官は、急遽中国を訪問し 王副首相と会談するが判明。元切り上げ問題が話し合われる見通し。
  • 2月消費者信用残高 → ー115億ドル 
    ドル/円93.15 〜 93.85
    ユーロ/円124.33 〜 125.40
    NYダウ −72.47  → 10、897.52
    GOLD +17.00 →  1、153.00ドル
    WTI −0.96 →  85.88ドル
    米10年国債 −0.094 → 3.863%


    本日の注目点

         
    • 豪   3月失業率 
    • 日   3月景気ウオッチャー調査
    • 欧   ユーロ圏2月小売売上高 
    • 欧   独2月鉱工業生産
    • 英   BOE政策金利発表
    • 欧   ECB理事会                      
    • 米   週間失業保険申請件数                              

    米長期金利の下落とバーナンキFRB議長の講演内容がドル売りを誘った

    ようです。

    バーナンキ議長はダラスで講演し、「危機からの脱却からは程遠い状況にある」と

    の認識を示し、失業率は落ち着いてきたものの住宅市場と、商業用不動産市場が

    引き続き脆弱と述べました。

    ドル円はこれらを受け93円15銭まで円高に進みましたが93円台はキープできたようです。



    円は95円手前で壁を意識し、94円を挟むもみ合いから1円ほど上昇していますが、

    ここは予想のは範囲内での値動きです。

    今回のドル高円安は3月4日の88円12銭を底値に上昇しました。

    フィボナッチ・リトリースメントの38.2%にあたる92円12銭程度までの

    ドル安円高はあり得ると観ています。

    従って、再びドルは上昇すると予測しますが、懸念材料は市場参加者の「相場観」の変化

    です。

    94円台の半ばから上が徐々に重くなりつつある中、昨日のNYでは94円台にも

    乗せていません。

    恐らく、一部には既に「94円台は売りゾーン」との認識が出てきているものと

    思われます。

    為替ディーラーも含め、人々の心は移り気です。

    今週初めまで「ドル買い」と言っていても、今日あたりから「やっぱりドル売り」と

    言いだしかねません。

    ここはしっかりテクニカルを踏まえた相場観を堅持したいものです。

    もちろん、ある水準を下回る場合には柔軟に対応することが必要なのは言うまでも

    ありませんが、その水準は200日移動平均線(日足)と観ています。

    現在、その水準は91円41銭に位置しています。

    従って下値のメドは92円前後と、その下は上記200日移動平均線にサポートされる

    水準かと思います。



    もうひとつ気になるのは昨日突如発表されたガイトナー財務長官の訪中です。

    王副首相との会談で「元切り上げ問題」が議論されることは間違いなく、

    中国がどこまで元切り上げを受け入れるかというのが焦点です。

    米国は中国を「為替操作国」に認定するかどうかの判断を先送りし、

    同国に対して「一定の配慮」の見せました。

    中国がこの「配慮」に答える形で「元切り上げ」を受け入れる可能性がでてきた

    いうことになります。

    中国はこれまでかたくなに「元切り上げ」を拒否してきました。

    最近でも中国人民銀行の周総裁は「(元を切り上げろという意見は)雑音だ。」とまで

    言いきっていました。



    現在の元は一日の変動幅が上下0.5%と「管理変動相場」です。

    この変動幅を拡大させる可能性が最も考えられる「落ち着きどころ」ではないでしょか?

    例えば、1%に拡大させるよな妥協案です。

    常識的に考えて、インド訪問後直接米国に帰る予定だった財務長官が急遽

    中国を訪問し副首相と会談するという背景には、事務レベルでの話合いがある程度ついている

    ものと思われます。

    いずれにしても、実質、元切り上げが行われれば「円への影響」は円高に振れるものと

    思います。

    来週の12日には胡錦濤主席とオバマ大統領との会談も予定されていることから

    「元切り上げ問題」もいよいよクライマックスを迎えることになりそうです。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
4/2  ガイトナー・財務長官 「われわれが取り組むべき作業はなお多く残されているが、米経済は確実に強くなっているよ考える」ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで。  ----
4/4  サマーズ・国家経済会議委員長 「雇用創出のプロセスが始まった。雇用は加速する見通しだ」ABCテレビとのインタビューで。  ----
4/6  ラッカー・リッチモンド連銀総裁 「低金利を(長期にわたり)維持するとの声明の表現に、依然として違和感は抱いていない」FOMC議事録公開後のNBCとのインタビューで。  ----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和