今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年6月3日(火)


おはようございます。


今朝は梅雨入りと台風5号の影響で雨が結構降っています。

昨日の夜TVを観ていたら、長崎の離島でレギュラーガソリンが200円に
なったというニュースがありました。 1リットル150円を超えた時、冗談で「200円もあるかもね」と言っていた
のが本当になってしまいました。 ますます「車控え」が加速するのでしょう・・・。
「原油」については、本日から始まる「歴史は繰り返す」欄で取り上げますので
お時間がありましたらご一読ください。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 欧州時間帯であっさり105円台を割り込んだことで、ドルロングの
    手仕舞いの売りが加速し、対ドル、欧州通貨に対しても円が全面高に。
  • NY市場ではドル売り材料には事欠きませんでした。
    ※ポールソン財務長官がこれまでの発言内容と異なり、金融市場の
    混乱はまだ続くとの認識を示しました。
  • 大手格付け会社S&Pが、モルスタ、リーマン、メリルの格下げを発表
    これを受けて、NYダウは一時170ドルを超える下落。
  • 米大手銀行ワコビアのCEO(最高経営責任者)が、サブプライムローン
    関連の損出で引責辞任。
  • ISM製造業景況感指数 → 49.6(予想よりいい数字だったが、4ヶ月連続で50を割り込む)
  • 4月建設支出 → −0.4%(市場予想を若干下回る)

ドル/円104.02 〜 104.88
ユーロ/円162.06 〜 162.57
NYダウ−134.50 → 12,503.82ドル
Gold+5.50 → 897.00ドル
WTI+0.41 → 127.76ドル
米10年国債−0.100 → 3.963%


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏1−3月期GDP改定値
昨日の東京引け後は予想外の展開でした。
欧州市場にかけては円が主導した感があり、ドル/円、ユーロ/円などクロス円が
急落し、NYでは104円ぎりぎりまで下げました。

106円テストの可能性を残す中での下げに戸惑われた方も多いのでは・・・・。
テクニカル的には依然として上昇チャネル内の動きですが、103円後半が最初の
ポイントとなりそうです。
 
先週まで続いた、米金利上昇、株式市場の安定等を背景にしたドル楽観論が
昨日の一連の動きで変わったのかどうか慎重に見極めたいと思います。


ドル円日足

ドル/円は依然上昇チャネル内にいるものの、103円70−80を   サポートが維持できるかがポイント。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
6/2 ポールソン
財務長官
「金融マーケットの混乱終焉にはもう数ヶ月時間がかかる」との「認識を示す。
サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。
ドルが全通貨に対して下落。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和