今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年4月28日(水)




おはようございます。



一年で最もチョコレートが売れる月・・・。

それは2月です。もちろん、バレンタインデーが

あるからです。

ケーキが最も売れる月は12月で、クリスマス

があるからです。

ではヨーカンが最も売れる月は・・・?

意外にも8月だそうです。

日本菓子工業組合連合会でも「意外」だといって

います。ヨーカンには「水ヨーカン」も含まれる

そうですが、やはり故郷に帰省する際、

「おばあちゃんにヨーカンでも・・・」という

ことのようです。

GWにもヨーカンは如何でしょう?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 再びギリシャ問題で金融市場は混乱。
  • 大手格付け会社S&Pはギリシャ国債の格付けを一気に3段階 引き下げ、同時にポルトガルの国債も2段階引き下げを発表。
  • これをきっかけに、為替市場では円買い、ユーロ売りが加速し、 ユーロドルは1年ぶりに1.31台半ばまで下落、ユーロ円も 122円台前半までユーロ安が進む。
  • 市場ではユーロだけではなく豪ドルなどの高金利通貨もドルに 対して売られ、円はそのドルに対しても上昇し、92円81銭まで 円高が進む。典型的な「リスク回避」の展開に。
  • ギリシャ、ポルトガルの格下げは株式市場へも衝撃を与え、 MYダウは213ドル下落し、全面安に。           
  • 安全資産としての金は上昇したものの、原油などの商品は 大幅下落。
  • さらに、米債券はリスク資産回避からの資金が流れ込み 大幅に上昇、長期金利は3月下旬来1ヵ月ぶりの3.6%台に。
  • 2月ケースシラー住宅価格指数 → 前年比+0.64%(上昇幅は鈍化)
  • 4月消費者信頼感指数 → 57.9(市場予想53.5)
  • リッチモンド連銀製造業景況指数 → 30(市場予想を大幅に上回る)                  
    ドル/円92.81 〜 93.87
    ユーロ/円122.36 〜 124.88
    NYダウ −213.04 → 10、991.99ドル
    GOLD +8.20 →  1、162.20ドル
    WTI −1.76 →  82.44ドル
    米10年国債 −0.116 → 3.693%


    本日の注目点

    • 豪   第1四半期消費者物価指数 
    • 欧   4月独消費者物価指数     
    • 米   FOMC議事録   

    S&Pのソブリン債格下げに市場は大きく反応しました。

    ギリシャの国債は3段階引き下げられ、一気に「ジャンク債」のカテゴリー入り

    となりました。

    「BB+」(ダブルBプラス)はいわゆる投機的とされ、これによってギリシャ国債の

    デフォルトリスクは高まり、CDSの保証料も高騰しています。

    S&Pはさらに将来の見通しを「ネガティブ」とし、もう一段の引き下げの可能性も

    残してます。

    問題は、これまではユーロ域内でもギリシャ一国に収まっていたものが、これまで

    たびたび懸念されていたようにポルトガルへも波及し、同国の国債が2段階格下げに

    なったことです。

    ポルトガルもギリシャ同様、財政問題に苦しんでおり今回の引き下げに繋がりましたが、

    市場はポルトガルの次はどこだと、格下げの波がさらに広がることを意識し始め

    ました。

    既にスペイン、アイルランドの名が取り沙汰されており、「PIIGS]「STUPID」

    の、これまではソブリンリスクの象徴であった造語が現実味を帯びてきた様相です。



    ユーロは全通貨に対して売られ、対ドルではちょうど1年ぶりとなる1.31台半ばまで

    下落し、昨日の東京市場でのユーロ高値と比較すると、一日で250ポイント下落したことに

    なります。

    これまでも「ユーロを買う理由は見当たらない」とのコメントを書いてきましたが、

    ユーロドルの1.30割れも時間の問題となりつつあります。

    ギリシャが財政赤字削減を本当に実現できるかどうかの可能性と、今後格下げが

    ユーロ域内に拡大する可能性を考え合わせると、依然としてユーロを買うタイミングでは

    ないと言わざるを得ません。



    リスク回避の流れから円も急騰しています。

    今週はドル高円安を予想していましたが、思わぬ伏兵にやられてしまいました。

    ドル下落のリスクは、中国元切り上げと、ギリシャ問題とは観ていましたが、

    ソブリンリスクの拡大がこのような展開を見せるとは予想外でした。

    IMF,EUへの資金要請を行ったことで、ひとまず目先の資金手当を終えた

    ギリシャが再び材料となるのは、次に国債償還時と観ていました。

    足元ではドル円も下値を探る展開となっていますが、メドとしては92円60

    近辺です。この水準は今回のドル高が始まった88円13銭からのサポートラインに

    あたります。

    また、その下は「ゴールドマンショック」後のドル安値91円60がメドに

    なりそうです。



    90−95円の取引レンジを抜ける可能性は少ないと観ますが、今後は株式市場の

    行方にも注意が必要です。

    これまで、米企業の好決算発表が相次いだことから、日米の株価はかなり上昇を

    見せてきました。

    今日の日経平均も250−300円程度の下げを予想しますが、これが400円を超すような

    大幅な調整を見せると、再び今夜のNYへ波及し、それがまた東京へ跳ね返るという

    「負のスパイラル」に陥ることも考えられます。

    今週から本邦企業の決算発表が始まり、概ね好決算が予想されていることから、

    株価の大幅下落へのクッションにはなりそうですが、株式相場を睨みながらの

    展開になることは間違いなさそうです。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
4/2  ガイトナー・財務長官 「われわれが取り組むべき作業はなお多く残されているが、米経済は確実に強くなっているよ考える」ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで。  ----
4/4  サマーズ・国家経済会議委員長 「雇用創出のプロセスが始まった。雇用は加速する見通しだ」ABCテレビとのインタビューで。  ----
4/6  ラッカー・リッチモンド連銀総裁 「低金利を(長期にわたり)維持するとの声明の表現に、依然として違和感は抱いていない」FOMC議事録公開後のNBCとのインタビューで。  ----
4/7 バーナンキ・FRB議長 「危機からの脱却からは程遠い状況にある」「雇用は引き続き非常に脆弱だ」ダラスでの講演で。  ドル円93円後半→93円前半へ 。
4/8  トリシェ・ECB総裁 「ギリシャがデフォルトに陥るとは考えていない」理事会で政策金利据え置きを決た後の会見で。 (ギリシャの財政赤字が縮小とのニュースと併せ)ユーロドル1.32台後半→1.33台半ばへ。ユーロ円123円台半ば→125円台に。 
4/11  ユーロ圏16ヶ国声明 3月25日のユーロ圏首脳の声明を受けて、ユーロ圏各国は、域内全体としての金融の安定を守るためにギリシャに対して必要な場合に提供される金融支援の条件に合意した。 )ユーロドル1.34台後半→1.36代台半ばへ。ユーロ円125円台半ば→127円台に。 
4/14 バーナンキ・FRB議長 「失業が減り雇用が上向く兆候がでている」しかし「過去2年間に失った雇用を取り戻すには極めて長い時間がかかる」と議会で証言。  ドル円93円台半ば〜→92円台後半へ 。
4/23  スティーブンス・RBA総裁 「現在の政策金利は過去10年程度の平均に近くなっている。」追加利上げに慎重な見方を示す。   ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和